1. まとめトップ

トイレ回数が増える困った頻尿。膀胱が小さくなった?それとも怖い病気

お茶やジュースなど、水分をたくさん摂取したときの頻尿は当たり前。だけど、飲みすぎた覚えがないのにトイレばっか気になるというのは……。仕事どころか外出さえ不自由になる原因をまとめました。

更新日: 2019年02月14日

1 お気に入り 468 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

nebasukeさん

頻尿ってどういう症状のこと?

頻尿とは、トイレが近く、排尿回数が多い症状のことを言います。正常の排尿回数は、1日に7回以下といわれています。1日の排尿回数が7回以下だとしても、自分自身で排尿回数が多いなと感じた場合も頻尿の可能性があります。正確な判定には排尿記録が必要です。

頻尿の原因は様々ですが、過活動膀胱、残尿(排尿後にも膀胱の中に尿が残ること)、多尿(尿量が多いこと)、尿路感染・炎症、腫瘍、心因性に分けることができます。

過活動膀胱ってのが問題かも

過活動膀胱は「急に我慢できないような尿意が起こる」「トイレが近い」「急にトイレに行きたくなり、我慢ができず尿が漏れてしまうことがある」などの症状を示す病気です。40歳以上の男女の8人に1人が、過活動膀胱の症状をもっていることが、最近の調査でわかりました。実際の患者さんの数は、800万人以上ということになります。

過活動膀胱は、原因によって大きく2つに分けられます。
①神経によるコントロールがうまく働かないことが原因(神経因性過活動膀胱)
②神経のトラブルとは関係のない過活動膀胱(非神経因性過活動膀胱)
 骨盤底筋のトラブル、そのほかの原因

過活動膀胱の一例です

1 非神経因性過活動膀胱のうち、男性に多いのが前立腺肥大症が関連したもの。
前立腺が肥大することで、尿が出にくい状態(下部尿路閉塞)に陥ります。スグに治ればいいのですが、そのまま続くと、排尿のたび出にくい尿を出そうするようになります。膀胱に負担がかかれば、膀胱の筋肉に異常がおこり、少しの刺激にさえ反応する癖がつきます。

2 女性に多いのは骨盤底筋のトラブルです。加齢や出産により、女性の膀胱・子宮・尿道などを支える骨盤底筋は、弱くなったり傷んだりすることがあります。排尿のメカニズムが上手にはたらかなくなるのです。過活動膀胱が起きます。

残尿-----おしっこが残った感じ

残尿感とは、おしっこをした(排尿)後も、「尿が出きっていない感じ」、「尿が残っている感じ」があるという症状です。実際に尿が残っていることもありますし、尿が残っていないのに残尿感を感じることもあります。

膀胱炎、尿道炎、男性では前立腺炎、女性では膀胱下垂などがある場合、実際残尿が15ml以下でも、強い残尿感を持つことがあります。炎症症状や膀胱の下垂状況が刺激となって、あたかも残尿多く残っているように感じるのです。

排尿時に痛みや、排尿後に尿が残っているような感じ(残尿感)を訴える患者さんがいます。これらは膀胱、あるいはそれ以後の尿道に異常があることがほとんどです。最も多いのは膀胱炎や尿道炎、前立腺炎ですが、膀胱癌や膀胱結石の可能性もあり、女性では子宮筋腫や子宮癌の可能性もあり、泌尿器科や産婦人科を受診する必要があります。

多尿-----おしっこの量が多い!

おしっこの量が多い状態を「多尿(たにょう)」といいます。1日の尿量が3000ml以上に増えた場合に疾患を疑います。
健康な成人の尿量は、個人差はありますが、だいたい1000ml~2000ml程度です。多尿では、おしっこの回数が多い頻尿と同様にトイレが近くなるので、患者さんの感覚としては多尿と頻尿の区別が難しい場合もあり、1日の尿量をためる(蓄尿)ことで多尿と診断されます。他の症状としては、口の渇きがあり、多く水分をとることで多尿となります。

夜間、排尿のために起きなければならない症状を夜間頻尿といいます。排尿に関わる症状のうち最も頻度の多いもので、40歳以上の男女で、約4,500万人が夜間1回以上排尿のために起きる夜間頻尿の症状を有し、加齢とともに頻度が高くなります。夜間頻尿は、日常生活において支障度の高い(困る)症状です。

異常にのどが乾く場合があります。最も多いのが糖尿病で、血液中の糖分の濃度が高くなると血液が濃くなり(浸透圧が上昇する)、喉が渇き水分をたくさんとります。また、尿に糖が下りると尿を濃くする働きが悪くなり、尿の量が増えるのも原因です。

腎機能が低下すると、尿の濃縮能がまず障害されることが多く、尿量はむしろ増え、尿が透明となることもあります。通常、夜間は尿を濃縮することにより、トイレに行く回数が減りますが、尿の濃縮機能が低下すると、夜間にトイレに行く回数が増えます。

尿路感染・炎症

尿路に細菌が住み着き、増殖して炎症をおこしたものを尿路感染症といい、感染症の場所によって膀胱炎と腎盂腎炎に分類されます。細菌は尿道の出口から侵入し、膀胱に達し膀胱炎をおこします。膀胱の細菌が尿管を上に登って腎盂に達しで増殖すると腎盂腎炎をおこします。

尿路に結石やがんがあるようなときにおこる尿路感染症を複雑性尿路感染症といいます。このときには結石やがんの治療をおこなわないと尿路感染症だけを治療しても尿路感染症が再発しやすい状況となります。これに対して、尿路に結石やがんなどの病気がないときにおこる尿路感染症を単純性尿路感染症といいます。

腫瘍っていうケースも!

膀胱がんの症状は、赤色や茶色の尿(肉眼的血尿)が出ることが最も一般的な症状です。また、頻繁に尿意を感じる、排尿するときに痛みがあるなど膀胱炎のような症状を来すこともあります。膀胱がんの場合は、症状が軽い、あるいはこのごろ症状が出現したばかりだとしても、がんの進行がゆっくりで、早期の状態であるとは限りません。

心因性……じつはこれが一番おおいかも?

1 2