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時短営業の店舗はどうしてる?コンビニの24時間営業に様々な声

セブンイレブンとフランチャイズオーナーの24時間営業を巡る騒動に様々な声があがっていました。コンビニの時短営業の実態とあわせてご覧ください。

更新日: 2019年02月27日

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この記事は私がまとめました

「人手のかからないコンビニ」が求められている?

nyokikeさん

▼コンビニオーナーの時短営業に対する騒動で、「コンビニ加盟店ユニオン」が動いた

大阪府にあるセブンイレブンのフランチャイズ店が短縮営業を行ったところ、本社から契約解除と1700万円の違約金支払いを言い渡された件を受け、コンビニオーナーらで作る「コンビニ加盟店ユニオン」は2月27日、セブンイレブン・ジャパン本社に団体交渉の申し入れを行った。

2018年5月にがんで妻を亡くした。妻は毎日店舗で働いていて、亡くなる1カ月半前でも、4時間ほど勤務していたという。それほど店は忙しかった。

時短となった今も朝5時~夕方6時まで13時間ほど働く。24時間営業なら16時間は働かないと店が回らないという。妻の死後8カ月ほどで完全に休んだ日は片手で足りる。

2月1日から19時間営業に入った。しかし、同日17時に地区マネージャーが通知書を持って店を来訪。通知書には「このまま時短営業を続けると契約解除になる。今すぐ24時間営業に戻してください」と書かれていたという。

「相談しても、『スタッフの確保はオーナーの責任』『ほかにも人手不足の店はたくさんある』と取り合ってくれませんでした。お金は払うから、人を派遣する仕組みはないのかと聞いても、答えは『ない』です」

しかし騒動報道後の21日には、西日本エリアの統括マネージャーが「サポートする」と申し出てくるなど、本部の対応は二転三転している。

・FC加盟店との契約書ではオーナー側に営業時間の裁量がない

セブンイレブンのフランチャイズ加盟店では、オーナー側に営業時間の裁量がない。契約書では、24時間未満の営業は本部の許諾を受け、文書による特別の合意をしない限り認められないとされている。

ユニオンは27日の申し入れで「営業時間の変更は会社側の許可が必要で、加盟店にはそれを決める裁量がまったく無い」としたうえで、どのような場合に営業時間を短縮できるかなどを決める団体交渉に応じるよう求めました。

ユニオンによりますと、申し入れに対して「セブン‐イレブン・ジャパン」の担当者は「申し入れの文書は受け取るが、回答は一切できない」などと答えたということです。

▼社会のインフラ化で拡大してきたコンビニチェーンの歴史

セブンは、1号店を開業した翌年、福島県郡山市の虎丸店で24時間営業を開始した。他社もこれに続き、1980年代前半にはコンビニの大半が24時間営業に切り替わった。

「24時間営業については、店の近隣住人から『若い人がたむろする』という反対も多くありました。しかし、日本が経済成長するなかで都会のニーズにマッチし、結果的には普及していきました。暗い夜道に明るい店が1つあるだけで防犯にも役立ち、仕事帰りの女性や子供を持つ主婦のかたがたは、むしろ安心できるようになったのではないでしょうか」

プリモリサーチジャパン代表の鈴木孝之さんのコメント

1980年代後半からは公共料金の支払いがコンビニでできるようになったり、ATMが設置されたことで、人々の生活はますます便利になり、コンビニは必要不可欠なインフラになっていった。

▼違約金や契約解除は当然の措置、しかし…

コンビニというものが「24時間営業」を謳った職種であり、そこに存在意義があるのであれば、そもそもこれを受け入れた上でコンビニのFCに参加しているわけですから、違約金の話も契約解除の話も当然“通る”話です。

弁護士法人ALG&Associates執行役員・弁護士の山岸純氏のコメント

契約上、定められた義務、例えば「24時間営業」義務に違反した場合に「違約金1700万円」を請求されることは、民法及び契約上、当たり前のことです。これが認められないなら、わざわざ契約をもってこの義務を規定する意味がなくなります。

ただし、FC店を経営する者の、コンビニ以外のビジネスを選択するという選択の自由を奪うような「長期の契約期間」が設定されていたり、「FC店側からの契約解除」が一方的に制限されているような場合には、このような契約条項は無効とされる可能性が高くなりますので、ここらへんでバランスをとるべきです。

コンビニは、その店舗だけの都合ではなく、商品(特に生鮮食品)の製造のタイミングや、配送のタイミングなど、さまざまなバランスで成り立っています。ある地域の配送計画が綿密に立てられているのに、午前1時~6時の間、一店舗だけ閉じていたら、この配送計画も狂ってしまうことでしょう。

▼コンビニが24時間にこだわるワケは効率にあるようです

セブン‐イレブンが深夜早朝の営業を取りやめた際には、客が多い日中の時間帯に掃除をしなければならないなど、かえって作業量が増えてしまい、負担軽減にはつながらなかったといいます。

商品の売れ残りを防ごうと発注を絞った結果、陳列棚で商品の不足が目立つようになり、昼間の売り上げも減ってしまったそうです。午前7時から午後11時までの営業にした場合、売り上げは3割も減少すると見ています。

ローソンが同様の実験を行った際には、利用客がほかのチェーンに流れてしまい、加盟店側から24時間営業に戻してほしいという要望があったと言います。

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