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【台湾観光】台北から約2時間! 台湾の古都高雄を巡る

台湾で日本人在住者・旅行者向けに月刊フリーペーパー「たびオン」を発行!台湾第2の都市、高雄。近代的なビルが立ち並ぶ一方で、老舗の店や古跡なども多く残る。古い建物を眺めながら、街歩きを楽しもう。

更新日: 2019年06月03日

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台湾で日本人在住者・旅行者向けに月刊フリーペーパー「たびオン」を発行しています。みんな大好き台湾の最新情報を毎月更新!設置エリアは台湾内のホテルや空港の旅行カウンターなどです。

台湾第2の都市、高雄

台湾本島の南西部に位置する高雄市は、かつて平埔族シラヤ族の馬卡道(マカタオ)族が暮らす土地で、彼らはこの地を「TAKAU(タカウ)」と呼んだが、日本統治時代の1920年になってから「高雄」の名に統一された。
最初に高雄を治めたのは、オランダ人。世界初の貿易会社である「東インド会社」が高雄に拠点を築き、イギリス人なども出入りするようになった。1661年鄭成功によってオランダが追放されるが、その後1683年に中国清朝が、1895年からは日本が統治する。この頃、海岸線沿いに鉄道などが敷設され、港湾都市としての機能を高めていった。

高雄へのアクセス

高雄へのアクセスは、なんといっても〝高鐡(高速鐡路=新幹線)〟が便利。高鐡路線としては最南端となる駅「左營(ズオイン)」駅までのチケットを購入しよう。所要時間は1時間34分~2時間14分と列車により異なり、チケットは指定席一般1490元、ビジネス席2195元、自由席は1445元/人。
回訪れる旧市街は、高雄市内でも南西にある「鹽埕区(イエンチェンプー)」というエリア。MRT「美麗島」駅でオレンジラインの「西子湾」駅行きに乗り換え、2駅目の「鹽埕埔」駅から始めよう。

◇駅チカグルメ◇老舗店の並ぶグルメストリート

鹽埕埔の「鹽」は「塩」の旧字体で、この地では海で採れた塩を精製していたことからこの名が付いた。
 この一帯は創業60年、70年、店によっては100年という〝老字號(老舗店)〟が多く、地元民もよく利用する。早速歩き始める前に、まずは腹ごしらえしよう。

◇小籠包◇永和小籠湯包(ヨンフーシャオロンタンバオ)

店舗、というよりも路上の屋台に近いこちらも老舗の小籠包店。

住:高雄市鹽埕区鹽埕街33號
電:0912-436-908
営:11時~20時

店舗、というよりも路上の屋台に近いこちらも老舗の小籠包店。あるのは道の脇に並べられたテーブルとイスだけ。座るとおじさんが「1? 2?」といった具合に指を出してオーダーを受けてくれる。
日本人が描いた漫画には10個50元とあったが、現在は9個で60元。

看板を見る限り、ほかに酸辣湯と猪血湯もあるようだが、真夏にとろみのあるアツアツのスープはキツイかも、ということで小籠包のみオーダーする。
 小籠包はさすが手作り、皮がふわふわでかなり慎重に扱わないとすぐ破れてしまう。さっぱりシンプルな味で飽きが来ない、熟練の味だ。

◇タピオカミルクティー◇雙妃奶茶(シュワンフェイナイチャー)

タピオカミルクティーで有名なこちらのお店、なんとお茶専用の蛇口がある! 蛇口はそれぞれ紅茶や烏龍茶、プーアル茶、緑茶とさらに甘さの濃度で分けられていて、オーダーが入ると素早く作り始める。

住:高雄市鹽埕区新樂街173號
電:07-521-8300
営:9時~21時
U:goo.gl/YCHuL2

タピオカミルクティーで有名なこちらのお店、なんとお茶専用の蛇口がある! 蛇口はそれぞれ紅茶や烏龍茶、プーアル茶、緑茶とさらに甘さの濃度で分けられていて、オーダーが入ると素早く作り始める。

タピオカ入りは本体+5元とメニューにあるが、奥に「珍珠免費」と書かれていて無料で入れてくれた。

◇ワンタン◇金記温州餛飩大王(ジンジーウェンジョウフントゥンダーワン)

さっき小籠包を食べたばかり…でもさくっと立ち寄っておきたいのがこちら。ワンタンスープが有名で、60年の老舗なんだとか。

住:高雄市鹽埕区新樂街163巷1號
電:07-551-1378
営:14時~20時半(土日は11時半~)

平日は14時開店とお昼時を過ぎていながら、オープンするとたちまち店内は満席に。表に出したテーブルもいっぱいになり、遅くなって来ると行列も必至の人気店だ。

スープあり80元、なし100元のほか、牛肉ワンタンメ麺は140元など様々。最もベーシックな「ワンタンスープ」なら70元で大ぶりのワンタンが5個入っている。また隣の席のお客さん情報を信じてオーダーしたトンカツ「炸排骨(ザーパイグー)」は65元、これぞ外側サクサク中ジューシー! 臭みがないのにしっかり味のある肉は柔らかく、脂が乗ってしっとりしている。

◇サンドウィッチ◇大ㄎㄡ胖碳烤三明治(ダーコウパンタンカオサンミンジー)

漢字だけでなく注音も店名に入ったこちらは、朝と夜だけ営業する朝ごはん&夜食の店。朝は間に合わなかったので夜オープン直後に出なおすと、すでに10人程度並んでいる。

住:高雄市鹽埕区大公路78號
電:07-561-0262
営:7時~10時50分、18時~23時
FB:grilled.sandwiches

メニューは日本語版も用意されていて、日本人にもじわじわ人気が出てきているとわかる。並びながらふとキッチンを覗いてビックリ、なんとパンを七輪で焼いている! 店名の「碳烤」は炭焼きのことだが、こういうことだったか…。思いのほか焼けるのが速く、4枚ずつ焼いては隣のスタッフに渡し、そこで具材を挟んでいくベルトコンベア風システムだった。

初めてならやはりまずは「招牌三明治」(40元)で決まり。ちょっと甘い玉子焼にキュウリの千切りとハムが入って、ベーシックな朝食(夜食)を楽しめる。ドリンクはこちらも台湾式に「豆漿(豆乳)」か「紅茶豆漿」(各15元/小、30元/大)で。

◇アートエリアから旧跡へ◇大人も子どもも一日中遊び倒せる!

旧市街というだけあって、この一帯には古くから残る建築物をリノベートしたスポットがたくさん。かつての姿に想いを馳せながら、たっぷり散策しよう。

◇映画館◇高雄市電影館(ガオションシーディエンイングワン)

高雄市政府が2000年、映画文化産業の推進を図るために建設した、いわば映画の博物館。ロマンティックなデートスポットとして知られる「愛河」の畔にあり、かつては中学校、それから政府関連の窓口機関、その後音楽スタジオと変遷してきた。

住:高雄市鹽埕区河西路10號
電:07-551-1211
営:13時半~21時半(月曜休み)
U:kfa.kcg.gov.tw

年に一度の高雄フィルムフェスティバルでも上映館として活躍する。ちなみに取材時の特集上映は、日本の巨匠・鈴木清順とカンヌグランプリの是枝裕和監督作品だった。

また併設のショップでは上映作品関連のグッズや、地元アーティストの作品なども販売しており、マスキングテープなどこれがけっこう人気で売り切れも多いそうだ。

◇鉄道◇駁二藝術特区(ボーアールイーシュートゥーチュー)

およそ100年前、日本統治時代に敷設された鉄道の傍に建つこの倉庫群は、港に停泊する船から降ろした砂糖や油など積み荷を一時保管するための場所だった。「駁」は貨物の積み下ろしのこと、「二」は倉庫の番号を取って今も使われている

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