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AI面接官が人生を決める!ES選考に人工知能を活用する企業が増えている

ソフトバンクとサッポロビールはエントリーシートの選考にAI利用している。一方でアマゾンはAIを活用した人材採用を打ち切っている。

更新日: 2019年03月09日

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nobodyelseさん

人材採用でAIを活用する時代が来る

2017年にはソフトバンクがAIによる書類選考を行った。サッポロビールも2019年の新卒採用からAIを導入することを発表している。吉野家もすでにアルバイトの採用にAIを実験的に導入している。

他にも住友生命やリクルートグループ、横浜銀行、損害保険ジャパン日本興亜などがAIによる採用試験を導入することを検討していることがわかった。

リクルートキャリアの調べによると、現在AIを選考に活用している企業は0.4%程度だが、従業員数5000名以上の企業においては導入意向が4分の1程度になっているという。

ソフトバンクはIBMのWatsonを導入

IBMが開発した人工知能(AI)プラットフォーム「IBM Watson」を導入する。

書類選考で、IBM Watsonに応募者のエントリーシートを読み込ませると、自然言語分類によって内容を認識、評価が提示されるそうです。

過去のES選考のデータを学習したワトソンが、受験者のESの合否判定をしているという。

過去に学生が提出したESが数年分あり、「合格したES」と「不合格だったES」を1500件分、それぞれの特徴をワトソンに学習させた。

ソフトバンクはIBM Watsonの導入により統一された評価軸で公平な選考を目指すことができるほか、人事担当者がエントリーシートの確認作業時間を75%削減できることにより応募者との対面コミュニケーションの充実をはかる、としています。

ちなみに、ワトソンが「不合格」にしたESは、必ずスタッフが再度目を通しますので、受験者のESがワトソンだけで落とされることはありません。

サッポロビールもES選考にAIを活用

サッポロビールは、2019年度新卒採用に人工知能(AI)を活用すると発表した。エントリーシートの選考にAI利用。昨年試験的に取り入れたところ、人事担当者がエントリーシート選考にかける時間を約40%削減できたため、本格導入を決めたという。

マイナビと三菱総合研究所(MRI)が共同開発したESの診断サービス「HaRi( ハリ)」を導入した。前年度にサッポロビールを受けた学生のESを学習データに使う。採用した学生と不採用の学生のESの特徴を分析して推論モデルを構築。

コピー・アンド・ペーストで書かれたかどうかを診断する機能もある。

地方にもAIが必要な事情もあるようだ

AIによる面接については、遠方の学生から支持されているという。わざわざお金と時間をかけて都市部に来なくても、面接を受けることができるからだ。これは、2年後に発生すると言われている「就活2020年問題」の対策になるはず。

浜松市は3月から、人工知能(AI)を活用した採用面接「AI面接」を導入する地元企業を発信する取り組みを始める。大都市圏で暮らす求職者の負担の軽減につながるAI面接をPRし、若者の浜松へのUIJターン就職を促す。

求職者が所有するスマートフォンなどを使用。面接官代わりにAIが質問し、求職者がカメラに向かって答える。動画や回答内容の分析データを採用活動に利用する。

先行導入する全国69社では1次面接での利用が多く、導入後、求職者が1~2割増加したという。

AI採用にも弱点はある

人材採用にAIを活用する際には、判断基準を作るために一定量のデータが必要になる。このデータが多ければ多いほど、AIはより的確に判断できるのだ。逆にいえば、採用規模の小さい企業や歴史の浅い企業では、AIに精度の高さを期待できないという弱点がある。

もう1つのAIの弱点として、これまで採用したことがないタイプの人材については、過去の採用実績データがないために弾いてしまう可能性がある。そのような人材に新たな可能性があっても気づくことができないのだ。

その弱点が露呈した!AmazonがAI採用を辞めた

アマゾンは優秀な人材をコンピューターを駆使して探し出す仕組みを構築するため、2014年から専任チームが履歴書を審査するプログラムの開発に従事してきた。

応募者を5点満点でランク付けする。

技術職のほとんどが男性からの応募だったことで、システムは男性を採用するのが好ましいと認識したのだ。

履歴書に「女性」に関係する単語、例えば「女性チェス部の部長」といった経歴が記されていると評価が下がる傾向が出てきた。関係者によると、ある2つの女子大の卒業生もそれだけで評価を落とされた。

問題は性差別だけではなかったと情報提供者は語った。AIツールは、ポジションに相応しくない候補者を選び出すこともあった。アルゴリズムの偏りを排除することは厄介な問題。アルゴリズムは人間の潜在意識にある偏りを反映してしまう。

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