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わずか3頭のうちの1頭…沖縄「北限ジュゴンの死」に悲痛の声広がる

人魚のモデルとしても有名なジュゴン。北限の生息域とされる沖縄周辺で確認されていた3頭のうちの1頭が3月18日、海岸に死骸となって漂着しました。SNSではこのニュースに悲痛の声があがっています。

更新日: 2019年03月19日

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18日、沖縄でジュゴンの死骸が発見された

沖縄本島周辺に生息していた天然記念物のジュゴン3頭のうちの1頭とみられる死骸が18日、今帰仁村の運天漁港沖の防波堤付近に漂着した。

3月18日、体長約3メートルのメスのジュゴンの死骸が発見されました。

今帰仁漁業協同組合によると、死骸の体長は約3メートルで、運天漁港の防波堤の付近に浮いていた。

公開されたジュゴンには頭や体じゅうに傷があり、専門家らは今後、死んだ原因などについて詳しく調べることにしています。

沖縄周辺で確認されている3頭のうちの1頭だった

沖縄防衛局が確認している3頭のうちの「個体B」の特徴を確認。「左の腰のあたりで『への字』にへこんだ部分があり、今回の死骸で特徴を確認できた。ほぼ確実に個体Bではないか」

沖縄防衛局が確認していた3頭のうち、(個体)Cが2015年で行方不明になって、2018年に個体Aが行方不明になっていて、唯一今年の1月までに確認されていたのが個体Bだった。

ほかの個体は行方不明で死体を確認しているわけではないが、今回確実に個体Bはいないという現実を突きつけられたので、かなりショックです

死んでいたのは確実に生存が確認できていた個体B。ということは、沖縄のジュゴン、もしかするとこれで絶滅したのかもしれない。すごく重たい気持ちになる。

絶滅危惧種、ジュゴンとは

ジュゴン(儒艮、Dugong dugon)は、カイギュウ目ジュゴン科ジュゴン属に分類される哺乳類。
本種のみでジュゴン属を構成し、現生種では本種のみでジュゴン科を構成する。

ジュゴンは熱帯や亜熱帯の浅い海域に生息する海生の哺乳類で、日本では沖縄本島周辺のみで生息が確認されている。

生息数はオーストラリア周辺に6万5000頭、ペルシャ湾に7500頭、紅海に4000頭、残りの海域に小個体群が不連続に分布しています。

日本哺乳類学会のレッドリストでは、南西諸島のジュゴンを1997年に絶滅危惧種に指定しており、水産庁のレッドデータブックでも「絶滅危惧種」となっている。

ジュゴンは海草が生える沿岸域に依存するため、人間活動の影響を受けやすく、過去90年間に20%が減少した

ジュゴンの生息域。

沖縄とジュゴンの関わり

かつて沖縄周辺には、ジュゴン漁が行われたほど、多くのジュゴンがいました。

縄文時代以降の南西諸島の多数の貝塚、遺跡の多くジュゴンの骨や歯が出土しており、出土例は奄美群島で4例、沖縄諸島で62例、宮古列島で5例、八重山列島で3例にのぼる。

古くより、沖縄周辺にはジュゴンが生息していました。

かつてジュゴンは沖縄ではザン、ジャン、アカングワーイュー、ヨナマタなどと呼ばれ地元の人々にとってなじみ深い生きものだったようです。

しかし、太平洋戦争後の食糧難の時代にダイナマイトを使った漁によって大量に捕獲さ れ、その数を激減させ戦後は絶滅したと考えられていました。

今回のジュゴンの死の理由は?

沖縄の場合、漁網にかかる混獲と藻場の減少などがジュゴンを危機に追い込む大きな要因となっていると見られている。

サンゴ礁に生育する海草を唯一の餌としてくらすジュゴンは音に敏感で、辺野古では米軍基地建設のためのアセスメントやボーリング調査の期間は姿を現しませんでした。

海草は希少とされており、辺野古の埋め立て工事が行われている沖合は、ジュゴンの餌場とされている。

死骸を確認したジュゴンネットワーク沖縄の細川太郎事務局長は「いろんな傷があるが現段階で死因は特定できない。きれいな環境を守っていけばまたジュゴンは戻ってきてくれると思う」と話した。

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