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ウイグルで1.3万人をテロ容疑で逮捕。この中国の主張が世界で波紋

中国の新疆ウイグル自治区で、2014年以降1.3万人がテロ容疑で逮捕されているというニュースが入ってきました。このニュースが世界で波紋を呼んでいます。

更新日: 2019年03月22日

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■中国の「新疆ウイグル自治区」

中国西端にあり、イスラム教少数民族「ウイグル族」に対する弾圧などで注目されている「新疆(しんきょう)ウイグル自治区」。

民族構成はウイグル族のほか、漢族、カザフ族、キルギス族、モンゴル族(本来はオイラト族である)などさまざまな民族が居住する多民族地域

希少金属など鉱物資源が豊富とされる。住民はイスラム教を信じるトルコ系住民「ウイグル族」が多い。

■このウイグル地区での逮捕者が1.3万人に達した

取り締まりに対する批判に反論し、2014年以降に同自治区で計1万3000人近くの「テロリスト」を逮捕したと主張

中国政府の発表です。

新疆ウイグル自治区ではウイグル人などのイスラム教徒を中心とした少数派民族約100万人が収容施設に入れられており、中国政府は同自治区での政策をめぐり国際的な非難を浴びている

「果断な措置によりテロ多発の勢いを封じ込め、各民族の生存権などの基本的権利を最大限に保障した」として少数民族ウイグル族らへの締め付け強化を正当化し、国際社会の批判に反論した。

■中国政府は「テロ行為で逮捕した」と自らの正当性を世界にアピールした

国際社会から大勢のウイグル族が不当に拘束されているという指摘が出ている

人権侵害批判に反論するもので、「テロは人類共通の敵だ」などとテロ防止を前面に出してイスラム教徒への抑圧を正当化

■本当に「テロ行為」なのか?

中国政府は、ウイグル族の分離・独立運動を警戒し、長年、締めつけを行ってきました。その締めつけが新たな次元に。外国とつながりがあるウイグル族の人々などを、次々と拘束。

一般的なテロ行為というより、「思想」を弾圧しているだけと捉えることができそうです。

中国政府は明確な信仰と民族のアイデンティティを根絶しようとしており、系統的に行われている文化的ジェノサイド(大量虐殺)

新疆ウイグル自治区を「核心的利益」と位置づけ、ウイグル族の分離独立運動を抑えることに躍起となっている

現代の新疆で、外国人の取材者が当局に捕捉されずに誰かと会って話を聞く行為は事実上不可能に近い。ちょっと不満を漏らしただけで収容所送り?しかも、滞在中に接触した現地のウイグル人は、その後に高確率で当局による尋問や拘束を受ける。

■この矛盾を世界が指摘している

中国のウイグル族を巡っては、アメリカをはじめ国際社会から大勢が不当に拘束されているという指摘が出ています

スウェーデンでは、中国で人権侵害が行なわれたことからウイグル人たちに支援を行う と表明している。

新疆ウイグル自治区における宗教の自由の規制が大きく広まっており、その地域でイスラムの宗教を生きることは実質的に禁じられた

■特にアメリカでは活発に議論されている

中国政府が個人の人権を弾圧する。アメリカがその弾圧行為を非難する。この点にこそ、いまの米中対決の根源がある

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