1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

白虎隊墓守が苦言…「御朱印集め」のマナーが問われている

ここ数年人気になっている「 #御朱印 」を集めるブームの中で、マナーの悪い人に苦言を呈したメッセージが注目された。転売行為も問題氏されている御朱印の意味を考えるきっかけになるかも。

更新日: 2019年03月30日

18 お気に入り 36089 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

歴史上の人物の墓でもマナーが問題視されています。

nyokikeさん

▼ここ数年ブームが続いている「御朱印集め」

ここ数年、御朱印集めは女性の間でちょっとしたブームになっているので、周りにハマッている友達がいる人も多いかと思います。

2014年8月に朝の情報番組『あさイチ』(NHK総合)で“御朱印ガール”の特集が組まれたあたりから注目が集まるようになったようだ。そこから芸能界でも、相川七瀬、篠原ともえ、中川翔子といった女性芸能人から、麒麟の川島明など男性も御朱印を集めていることを明かしており、ブームに一役買っている。

昔は寺社仏閣に行くのは、中高年というイメージだったが、近年、パワースポット巡りが流行ったことや、“インスタ映え”のために、若い女性が訪れることも増えた。それに合わせるように、神社や寺院も、若い人にも好まれるようにポップな御朱印帳を作りはじめた。

「なんで皆さん御朱印集めにハマるのかというと、やはりスタンプラリーではありませんが、御朱印を頂くことで、より参拝へ行った“コンプリート感”が味わえるからでしょうね。

それに朱印と墨文字のデザインにも惹かれますし、最近は神社側も女性向けデザインの御朱印帳を用意しています。季節限定の御朱印帳などもあるので、より女性のコレクター心がくすぐられるんですよ」

▼そもそも御朱印とはどんなものなの?

「寺へ足を運び、本堂へ参拝して、その証しに御朱印をいただき布施をして帰る。この一連の行いをすることが重要で、”功徳”(編集部注:くどく。現世・来世に幸福をもたらすもとになる善行)があるものです。ただもらいに行くだけでは意味をなしません」

常寂光寺の住職・長尾憲佑さんのコメント

・御朱印に付随して「御城印」も人気

御城印はお城を登城することで頂く御朱印のようなもので、半紙(和紙)などに城名やゆかりある城主の家紋や花押などの印が押してあり、お城ごとに「登閣記念印章」「登城記念御朱印」「城郭符」「御城朱印」などさまざまな呼び方があるものを総称した言葉です。

1枚300円ほどですぐ渡せるように印刷されたものが多く、「御朱印ブーム」にあやかろうと2、3年前から発行するお城が急増。現在、全国30以上のお城で販売しています。

▼そんな御朱印サービスを辞めた理由がTwitterで話題に

白虎隊とは戊辰戦争の会津戦争に際して会津藩が組織した、16歳から17歳の武家の男子によって構成された部隊です。

戊辰戦争に参加した白虎隊が悲劇の最期を迎えた飯盛山。

白虎隊の墓があり、現在は多くの観光客が訪れるこの山で、土産物店に掲示された1枚の紙がTwitterで話題になっている。

以前は、墓守でもあり書家でもある飯盛さんが、客の持参した御朱印帳に直接記入するサービスを提供していた。しかし順番待ちの人から「一人に何分かけているんだ」とか「手際が悪い」などのクレームが寄せられるようになったという。

白虎隊墓守家の5代目、飯盛尚子さんのメッセージ

御朱印帳に記入するサービスをやめた理由については「人を待たせるのも気分が良くありませんし、文句を言われながら書くものでもありません」としている。

現在御朱印は、飯盛さんがあらかじめ書き溜めておいたものが販売されている。

飯盛さんは心無い言葉を投げかける観光客について「飯盛山は地元の共同墓地でもあり、白虎隊が眠る場所でもある。観光スポットではないので、郷に入っては郷に従って欲しい」と節度ある態度を呼びかけている。

・御朱印のネットオークションでの転売に苦言が呈されている

2016年には御朱印がネットオークションで高額で転売されていたことが発覚。その際にも「儲けのための道具ではない」と販売を一時、休止していた。

ヤフオクで当社の御朱印帳が出品されていました。すでに落札されていまして社頭頒布の約3倍近い値段で落札されていました。神社頒布品をオークションに出品し利益を得る行為は許せません。頒布品は祓いをし神徳を得られるように祈願しております。一般商品とは違うものなんです。もう来ないで下さい。

「頒布を始めたときには境内でポスターを貼ったりもしなくて、Twitterで告知しただけです。あとは、Facebookくらいですね。でも、多分それを見たんだなと思われる方が、次の日からいらしていて、Twitterってすごいなと思って見ていたんです」

下村良弘宮司のコメント

しばらくして、下村は頒布した御朱印帳が喜んでもらえているだろうかと、ネットを検索してみた。

「そうしたら、最初に出てきたのがヤフーオークション(ヤフオク!)だったんです……」

「もともと神社というのはローカルスポット。地域の中で存在するものなんです。インターネットで情報が発信しやすく、すぐに届いてしまう時代にはわかりにくいことかもしれません。でも氏神様……皆さんが住んでいる神社に詣でるのが基本です。だから、通販とかのお問い合わせも頂くのですが、申し訳ないのですが、御札も御守りも縁を結んで頂くものなので、お断りしています。まずは、皆様の住んでいる地域の氏神様にお詣り頂きたいなと思っています」

1 2