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4Kモニターを購入する時、導入時の注意点

初心者が4Kモニタを買う際にチェックすべき内容(失敗しない方法)。パソコンの初心者ではないつもりでも、4Kモニタが初めての場合には、初心者と同じミスをしがちなのでポイントをおさらい。メリット・デメリット。

更新日: 2019年04月02日

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この記事は私がまとめました

モニタの液晶タイプを把握

4Kに限らず、最近の液晶パネルには次の3タイプがある。
●TNパネル……視野角がかなり狭い、応答速度は早い
●VAパネル……視野角が狭いが、黒はくっきり
●IPSパネル……視野角が広く鮮やか、高額なりやすい
正面からだとVAの方が綺麗なのだが、角度を変えるとVAは色あせるので、IPSの方がお奨めかな。

TNはゲーム向けと言われるが、視野角が狭いので、安物感が強まる。
動画配信でモニタをカメラで撮影する場合、IPSだとハッキリ映りやすい。

【RGBとRGBW】
RGBモニタが綺麗というか、RGBWというのは安物のキーワード。あまりにも安い場合には、RGBWかどうかを確認のこと。RGBWを買う価値はまず無い。

4Kモニターの利点と欠点

【4Kのメリット】
・映像が綺麗になる。
・同時に2つのパソコンの映像を出せる機種が増えている。(2台めはゲーム機も可能)
・作業領域が広い……1つのモニタで余裕を持って、複数のウインドゥで閲覧・作業できる。

【4Kのデメリット】
・同じサイズのモニタに比べて文字が小さくなる。
・3Dゲームで4K解像度にする場合、高額なグラボ(グラフィックボード)が必要。ただし、グラボが必要なことを把握し、既に導入済みとか、予算を確保している場合には、デメリットではない。
・文字サイズを大きくしたり、迫力を出すために大きなモニタにすると、物理的な高さを変えられないとか、左右に首を振れないとか、回転できないとか、小さいモニタならばある機能がなくなる。
・HDMIやDPなどで接続する場合、パソコン(グラボ)側が、高リフレッシュレート(60Hz級)に対応している必要がある。対応していないと、マウスの残像が残らないくらいにカクカクになる(30Hz級)。モニタが悪いのではなく、非対応パソコンが原因。要するに、最新のそれなり以上のパソコンを使っている人向けだということ。なお、対応ケーブルを発見できれば、高リフレッシュレートで使える(USB-Cで映像を出力するケーブルなど)。

※デメリットをまとめると、他にお金をかけていない人(4K購入後もお金をかけない人)が4Kモニタを導入すると、使いこなせないことが確定する。

モニタのサイズ(導入するのは31インチ以上が基本)

サイズが小さいモニタだと文字が極めて小さくなる。顔を近づければ見えるにしても、顔を近づける行為自体が不自然だし、それだけ近づけるとモニタの隅を見るために顔を動かす必要がある。つまり、作業が困難。

現在、24インチとか27インチの2K(フルHD水準)を使っていて、同じサイズのモニタがいいと思った人は、文字の小ささでまず失敗する。Window10の機能で拡大したら、4Kモニタの意義が消失。

計算方法だが、24インチのモニタで4Kの場合、12インチのモニタでフルHDを見るのと同等。

4Kの小型モニタを使う場合、4Kの特性を把握した中級者から成立する。

実は31.5インチでも、文字は小さい。
文字が小さいからと、Windows10の表示を150%とかにするのは本末転倒。1.5倍に拡大すると、作業領域が縦横3分の2になってしまう(二次元なので、実際には9分の4の面積で半分未満)。つまり、元々、2560x1440程度のモニタを買えばいいだけの話。

30インチ未満の場合も含め、モニタを初めて接続すると、勝手に150%とかになっている。下手すると、それで「フルHDより綺麗だ」と喜んでいる可能性も。実質は2560x1440水準の綺麗さ。

計算方法だが、31.5インチのモニタで4Kの場合、15.6インチのモニタでフルHDを見るのと近い。

文字の表示という観点では、42.5インチ級が最も無難。
ただし、幅は90cm超なので置くスペースがある場合にのみ成立。

想定外のデメリットがあり、ゆうぱっくでは発送できなくなる。ヤマトや佐川でも特別便になる。

単体で高さ変更や回転は諦めることに。モニタアームという機器を導入するのもあり。

50インチ級や、更に大きな60インチ級で安物を買うと、近づいた時に粗さが目立つ。液晶のランプの隙間が目立つような安物がある。

綺麗な画像・映像のために4Kにしたはずなのに、本末転倒ということにもなりかねない。
使用レビューなどをチェックのこと。

サイズまとめ

24インチ……4Kモニタを使いこなせる人向け、サブとして もしくはサブを付随
27インチ……4Kモニタを使いこなせる人向け、サブとして もしくはサブを付随
32インチ……取りあえず導入する人向け
43インチ……文字サイズで失敗したくない人向け
50インチ超……大きいのがいい人向け

【コメント】
無難な文字サイズで、モニタ現物が巨大にならない35インチ~38インチ級が存在しないというのが不可解(2019年時点)。今後は出てくるのかな?

画面が大きくなると、モニタから離れて見ることになる。狭い部屋の場合には、逆に31.5インチに近づいてという使い方になる。

4Kの24インチや27インチを使っている人もいるだろうが、実際には150%拡大とかで使っているはずで、4Kを活かせていない。

サブモニタ(デュアルディスプレイ)を活用する場合、ますますグラボが必要となる。

フルHD級(1920x1080や1920x1200)から4Kにする行為は、初心者は避けるべき。中間の2560x1440がお奨め。もちろん、当まとめを読んで理解したならば、どのサイズにするかなどが把握できているので、4Kでも失敗しにくいだろうが。置くスペースがあれば、40インチ超をお奨め。

【管理人のサイズは】
31.5インチ
実際には文字が小さいので、ツールでレジストリを触り、Windowsの文字サイズ9を11にして使っている。
Windows10のフォントを使っていないツールだと文字は小さいので、マルチモニタで2560x1440を縦置きにし、拡大したい時にはそのモニタで出すようにしている。
言い換えると、31.5インチ単体では使いづらい域。

【ネットにいる使用者の反応】
27インチ購入者……売却だ、こるぁ。
27インチ購入者……いいかも。(実は150%拡大表示で使用、グラボは上級なので違和感なし)
43インチ購入者……こりゃいい、最高。ただ、パソコンの方が30Hzにしか対応していなかったので、ケーブルを購入しなきゃ。
43インチ購入者……良いのだけど欠点が。スピーカーがショボイし、イヤフォンを付けられない、リモコンが効きづらいし、熱を持つし、フレームに傷が付きやすい(すべて4Kとは関係ない話)

【数字の比と意味】
3840 : 2560 = 1.5 : 1 = 150 : 100 ……4Kモニタで150%拡大だと、2560x1440のモニタを使っているのと同格。2560x1440自体が それなりに綺麗で作業領域の広さもあるので、4Kモニタの利便性と勘違いしがち。

4Kモニタ・おすすめツール

前述のフォントサイズ9を、11とか指定サイズにできるツール。あまり大きくすると、定番メーラーとかの設定画面でボタンが表示外になったりと不都合があるので11にしている。31.5インチだと、実際には14とかが的確。

50インチ超のモニタでは特に必要はない。

3Dゲームをする場合の注意点

4Kのモニタに3Dゲームなどの画像を表示するには、安物のパソコン(グラボ)では無理。
具体的には、4Kでは映像がカクカクする。

グラボにミドルクラスの年代物やエントリークラス(安物)を使っていて、フルHDでは特に気にならなくて、余裕だと錯覚していると、4Kではすぐに性能不足が発覚する。

4Kモニタを買ったとしても、別に4Kの画質でやる必要はない。フルHDや1280x720設定をフルスクリーンでやれば、カクカクしない。

4Kで3Dゲームをする場合、高額なグラフィックボードが必要になる。

グラボが古いとかエントリーモデルなのに、4Kモニタを買ってゴミと語るのは論外。4Kモニタはそのままで、設定を下げて使うのが的確。

入手した4Kモニタを(恐らく中古で)売ったと語る人もいるが、そんな無駄金にするくらいならば、グラボを買うべき。

4Kモニタ・お薦めグラボ(2019年)

「GeForce」
RTX2070
RTX2060
GTX1660Ti
GTX1080……在庫限り、中古
GTX1070Ti……在庫限り、中古
GTX1070……在庫限り、中古

「Radeon」
RX Vega64
RX Vega56
RX590

もっと高いグラボはあるが、おすすめとは言えないので、4Kで充分に使えるグラボを紹介した。

新たに導入する場合には、お奨めではないが、持っているならば、使うことになるグラボ。
4K表示でギリギリ使えるライン、実際には解像度以外の画質を落とす。
GTX1660
GTX1060(6GB)……在庫限り、中古
RX580

なお、ゲームや動画編集しないならば、4Kモニタで次のようなグラボでもOK。
GTX1650
GTX1050Ti……在庫限り、中古
GTX980……中古
RX570

【要点を改めて】
小サイズの4Kモニタを買うと、150%とか拡大しがち。その上で性能の低いグラボで4K以外の解像度でゲームをするとなると、もはや4Kモニタの意味がない。そういう状態は「使いこなせていない」となる。4Kモニタを手放した人が「4Kは高性能のグラボを持っている人のためのモニタなのか?」と叫んでいたが、そういう面もあるので把握を。高性能グラボ無しでゲームしない場合には、「40インチ以上のモニタ」や「レジストリで文字サイズを変更」や「拡大用のサブディスプレイ」で使いこなせるようになる。

【購入の順番】
順番以前に、4Kモニタとグラボの両方を買うお金を貯めてから。
先に4Kに耐えられるか現グラボで試しつつ、無理だったらグラボも追加という場合には、4Kモニタが先だが、すぐにグラボを導入できる前提。
高性能グラボを買う場合には、グラボが先で、4Kモニタは後でも成立。

【管理人のグラボは】
RTX2070
3D画像編集や動画編集もするので、この性能が妥当。
以前のモニタが2560x1600で、その時点でRTX2070だった。4Kになっても性能的に全く問題なく切り替えることができた。文字の小ささに対応するために、中古で2560x1440のサブモニタを買ったという流れ。4Kにするときに環境(使用感)が変わることは確定するので、そのタイミングでサブを導入。

購入後は

箱や梱包材は残すのが基本。修理や売却時にあると便利になる。
狭い部屋の場合でも、少なくとも箱に関しては折りたたむなど、工夫すべき。
貸し倉庫とかに移動してもいい。狭い部屋に一人暮らしの場合には、実家に送るとか。

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