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驚愕のトリック!完成度の高さに舌を巻く本格ミステリ漫画6選

本格ミステリと言えば真っ先に小説を思い浮かべる人も多いかと思います。ですが、漫画にも本格ミステリは存在するのです。そんな本格ミステリ漫画を紹介します。本格ミステリ漫画の数々のトリックをご賞味あれ!

更新日: 2019年04月10日

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syuzokuさん

▼本格ミステリ漫画の金字塔!

原作:天樹征丸・金成陽三郎(case2巻まで) 作画:さとうふみや

金田一一は名探偵・金田一耕助の血を引いており、幼なじみの七瀬美雪の頼みにより演劇部の合宿に参加する。
だが、合宿先の孤島のホテルで演劇部の演目「オペラ座の怪人」になぞらえたように連続殺人事件が起きた。

伝奇風たっぷりの雰囲気にメリハリの効いたホラー演出、印象に残ったキャラだろうが容赦なく殺戮していく惜しみなさが光っている。オペラ座の怪人に見立てながらストーリーもきっちり作られている

トリック、舞台仕立て、お色気、笑い、そして妖しさと切なさと心残りと、などなど必要なもの全てを盛り込んだエンターテインメント。これは第一作だが、すでにその後の流れに必要なモノがすべて盛り込まれているのが素晴らしい

▼まるで海外映画のような本格ミステリ

作者:浦沢直樹

日本人医師の天馬賢三はデュッセルドルフ・アイスラー病院に勤める天才的な脳神経外科医だった。
そんなある日、東ドイツ貿易局の顧問であるリーベルト一家が何物かに襲われる事件が起きた。

やはり海外映画をみているかのような雰囲気づくりの上手さ、合間合間に出てくる人情話も主人公の置かれている状況が一際過酷なゆえ深みが出てくるし、最終的に登場人物すべてにしっかり着地点を用意できたのが素晴らしい

ここまでのサスペンス性、ミステリー性、群像劇をかける漫画家はそうそういないだろう

▼殺人から日常の謎までバラエティ豊かな本格ミステリ漫画

作者:加藤元浩

MIT帰りの天才少年・燈馬想と元気全開の女子高生・水原可奈が様々な事件に挑む。

数学的知識が必要なものも多くありますが、わかりやすい説明がなされています。論理が緻密で、なかなか胸を打つストーリー構成のエンターテイメントです

無駄なく、それでいてアイデアは豪華に詰め込まれたストーリー。そして日常の事件もあれば閉ざされた村での殺人もあり、さらにはコンゲームや法廷ものまでやってのける各話のバラエティの豊かさ

▼幽麗塔を巡る本格ミステリ

作者:乃木坂太郎

舞台は神戸、時は昭和29年。
幽霊塔と呼ばれる時計塔でニートの天野太一は白い何者かに襲われて死の寸前だったが、謎の美青年・テツオに救われた。

猟奇的な殺人事件、謎が謎を呼ぶ展開、見目麗しい登場人物たちの妖艶さにドキドキして引き込まれます

セクシャルマイノリティをテーマにした異色だが骨太のミステリで、ジェンダーの曖昧さがフワフワとした不思議な世界観を作っている

謎解き要素、ストーリーの先が気になるわくわく感、作中の人物たちの感情表現の巧みさ、それぞれがとても高いレベルにある作品だと思います

▼あの推理作家たちが絶賛した幻の本格ミステリ

作者:根本尚

JC探偵の写楽炎と後輩の空手くんが次々に巻き起こる奇怪な不可能犯罪に挑む。

推理作家の有栖川有栖氏、二階堂黎人氏、芦辺拓氏が絶賛し、マニア的読者の間でも話題になった同人誌コミックである。

犯人~トリック~伏線~ストーリー展開と、段階ごとに推理や予想ができるので、各人の推理力に応じて楽しめるのではないかな。解決編に、出題編の当該箇所を見返すためのページ数が示されるのが親切でフェア

有名作家たちの推薦ということで読んでみたが、なかなか面白かった。表紙を見てホラー作品かな? と思いきやかなり正統派の推理漫画

▼稀代のシナリオメイカーが描く殺人密室ミステリー

原作:七月鏡一 作画:杉山鉄兵

探偵・ゼノはあらゆる事件を解決してきたが、自分が何者か分からず、記憶を失くしていた。
そんなゼノに高名な建築家・甲斐七楼は自ら設計した完全犯罪が可能な7つの殺人密室を解き明かすように依頼した。

これまでジーザスやアームズなどアクション・サスペンスを中心に原作者として名を馳せた七月さんでしたが、ゼノではミステリに挑戦。これがまた今どきのミステリものとは一風違って古風です

風呂敷の広げ方なんかは清涼院流水とかの作風に近いので、あの辺りの雰囲気を許容できるならおすすめ。トリックが結構奇抜で面白いと思う

絵も最初こそ癖を感じたが、トリックの散りばめ方、殺人に使用される密室も分かりやすく、作風と絵柄が上手く噛み合っている

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