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「がん」の「10年後の生存率」が上昇したワケと今後の展望

国立がん研究センターが発表したがんの10年後生存率によると、生存率が0.8%上昇しているといいます。その上昇した理由と今後の展望についてご紹介します。

更新日: 2019年04月10日

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この記事は私がまとめました

国立がん研究センターの発表を基に作成しています。

■がん

人間の体は細胞からできています。がんは、普通の細胞から発生した異常な細胞のかたまりです。

私たちの身体の中には、がんの増殖を促進する遺伝子が存在する一方で、それを防ぐがん抑制遺伝子も存在します。

がんは日本人の死因の1位で、その割合は年々増加しています。また、発見が遅れるほど治る確率は低くなり、早めに治療をしても再発する可能性もある

■先進国で唯一「がん死」が増加する日本

がんは、早期発見できれば95%治せる病気です。日本は先進国で唯一、がん死が増えている国

最新のデータでは、日本で1年に新しくがんにかかる人は99.5万人に上っています。一方で、1年に生まれる赤ちゃんの数は92.1万人

がんは、我が国において昭和56年より日本人の死因の第1位で、現在では、年間30万人以上の国民が、がんで亡くなっています。

■国立がん研究センターより“10年生存率”が公表された

部位別では、前立腺がんや乳がん、甲状腺がんの生存率が90%を超えていた一方、膵がんは10%を下回った。

10年後の生存率が最も低かったのは、「すい臓がん」の5.4%だったということです。一方で、生存率が最も高かったのは「前立腺がん」の95.7%

■生存率は緩やかに上昇しているという

1年前の調査と比べて、0.8ポイントの上昇です。国立がん研究センターが10年生存率を公表するのは4回目で、診断技術や治療法の改善により、生存率は緩やかに上昇を続けています。

08~10年に診断された人の5年後の生存率は67・9%だった。いずれも1990年代後半から伸び

国立がん研究センターは、「がん治療は、今回の調査対象の患者が受けたものよりも今は改善されており、生存率も改善が期待できる」としている。

■生存率が伸びている理由としてあるのが「医学の進歩」

五十年前、がんと診断されてから五年後の生存率は40%以下でしたが、今は60%を超えています

「がんとの共生」(例えば、仕事と治療の両立をサポートする体制)が、我が国において今後、ますます重要になってきます

■「がん=死」ではなくなってきた

強く訴えたいのは「『がん=死』ではなくなった」ということ。しかし、依然として、がんと診断された人は、不安や孤立感に苦しんでいるのが現状

2014年に販売開始された新薬「オプジーボ」など「免疫チェックポイント阻害剤」の効果で改善が続くと期待される。

一生のうち2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死んでいます。ということは、6人に1人は、がんになるががんでは死なない。

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