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メアリー・ポピンズの さかさまケーキ レシピ 作り方 グレーテルのかまど

ワクワク ドキドキ。型から取り出せば きれいに並んだフルーツたち。桃とスポンジそれぞれの甘味が ぜいたくに重なります。美味しい紅茶と一緒に大人も子供もティータイムを楽しんで。

更新日: 2019年04月20日

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hitujis2さん

さかさまケーキ

メアリー・ポピンズが次々と巻き起こす奇想天外な物語はミュージカルや映画でもおなじみですよね。
シリーズの1冊「台所のメアリー・ポピンズ」は
メアリーと子供たちで1週間 留守番をするお話。
もちろん食べるものも自分たちで準備するのですが子供たちは悪戦苦闘。
沢山の人の助けを借りながら料理を作り上げます。
中でもひときわユニークなのが
なんでもさかさまにしちゃうターヴィ夫妻と作るさかさまケーキ。
服は後ろ前反対 天地はさかさま
なんと頭で立っているというターヴィ夫妻。
小麦粉に顔を突っ込んでみたり。
砂糖の変わりに塩を入れてみたり。
失敗を重ねながら仕上げます。
本には作り方も紹介されています。

焼き上がりはシンプルなスポンジケーキですが
ひっくり返して型を外すと
きれいに並んだ桃とチェリーが現れます。
さかさまの世界で生まれた素敵なケーキは驚きと共にティータイムを盛り上げます。
でもメアリーのように さかさまになって食べるのは やめておきましょうね。

舞台は20世紀前半のイギリス。
当時のイギリスでは産業革命により裕福な中流階級が誕生していました。
豊かになった家庭では
ナニーと呼ばれる子供の世話係を雇い入れるようになります。

イギリス児童文学の専門家 森恵子さん。
ナニーは子育てに重要な役割を担っていたといいます。
「ナニーが受け持つのは子供の口のきき方とか
そういうものを指導していきます。
子供の人格形成に関わっている人達です」

メアリー・ポピンズは
子供たちの毎日を驚きにあふれた豊かな経験で満たす
スーパー ナニーだったのです。
作者トラヴァースは なぜ
ナニーが主人公の物語を描いたのでしょう?

8歳の時最愛の父を亡くしたトラヴァース。
母も失意のあまり一時 家を出てしまいます。
残された妹たちを悲しませないよう。
トラヴァースは魔法のお話を語り聞かせたといいます。
その後も恩師や恋人など
大切な人々に次々と先立たれたトラヴァース。
別れを繰り返してきた自分を
役目を終えると子供のもとから旅立つナニーに重ね見ていたのです。

「『悲しみの杯は常にいっぱい』っていう言葉が
トラヴァースの中にありました。
別れというのは あると思うんですね。
自分の体験したものを その中に入れているということで
『メアリー・ポピンズは私なのよ』
というような ところが あるんだと思います。」

人生に別れは付き物だけど
不思議な出会いや愉快なこともいっぱいある。
物語には そんなメッセージが込められているのかもしれませんね。

メアリー・ポピンズの不思議な世界観は妹たちの悲しみを なんとかしょうとして生まれました。
トラヴァースは「悲しみが物語を作る」という言葉を残しています。
キーワードの「さかさま」
悲しみが何か明るい世界の物語を作っている。

バックス家の1日をスイーツで紹介いたしましょう

まずは
すばらしい1日のためにクランペット
イギリスの伝統的なパンケーキで朝食やティータイムには欠かせません。
朝なかなか起きない子供たちに手を焼いたメアリー。
枕元で「クランペット売りが来ましたよ」
効果てきめん。子供たちは飛び起きます。
どんなに美味しいかわかるでしょう?

続いては昼下がりのティータイム
ホッとひと息さくらんぼのパイ。
バックス家の長女ジェインが1人で作ったのです。
出来栄えは完璧。やって来た人々も感心です。
ジェイン頑張りましたね!

最後は夜のおやつです!
アーモンドとミルクを練ったやわらか~いお菓子
その名もキャンディキス。
いい子にしていたら歯磨き前にメアリーからもらえる
その日最後のご褒美なのです。
どれも魅力的でしょう?
朝昼晩おいしいものいっぱいで幸せですよね。

ロンドン生まれの父からイギリスの話を聞いて育った彼女は25歳で1人憧れの国へと旅立ちます。
栄華(えいが)を誇った大英帝国。
大自然の中で育ったトラヴァースにとって そこは驚きの先進国でした。
大きなギャップに直面しながらもイギリスを終(つい)の住みかと定め
作家として成功を収めていくのです。

トラヴァースがさかさまケーキに映し出したのは
これまでと全く違う常識との出会いでした。
いつも不機嫌なトプシーさんが
メアリーたちと一緒にさかさまでダンスをした後のこと。
こんな言葉を口にするのです。
「今日は世界をさかさまに見ました。
そしたら 今までなかった気持ちが開けたんです」。

びっくりするような ことに出会っても違う視点から見てみたら
その先には 素敵なことが待っているかも。
さかさまにすると全く違う顔を見せるケーキは そんな思いを形にしたお菓子だったんですね。

くるみとみるく クルミとミルク
まさかさかさま まさか逆さま
なつまでまつな 夏まで待つな
いがいやいがい 意外や意外
わたしまけましたわ 私負けましたわ
よるすきやきするよ 夜すき焼きするよ

グレーテルのかまど

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