1. まとめトップ

ラジオ英会話・指定ルールと説明ルール

「ラジオ英会話」はNHKラジオ第2放送で放送されている語学番組です。修飾要素の語順を決めるのが「指定ルール(前に置かれた修飾要素は後ろを指定する)」と「説明ルール(後ろに置かれた修飾要素は前を説明する」です。形容詞・副詞などはもちろん、冠詞・助動詞・否定辞notなどもこの2つのルールに従います。

更新日: 2019年04月17日

2 お気に入り 226 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

lletee127さん

ラジオ英会話とは?

『ラジオ英会話』(ラジオえいかいわ)は、NHKラジオ第2放送で放送されている語学番組のひとつ。

2018年度からは副題を『ハートでつかめ!英語の極意』とし、リスニングやリーディングを楽しみ、幅広く英語に親しむ大人の娯楽向け番組から、中高生の学習向け番組に変更された。

また2017年度までの講義の体裁は「遠山顕の英会話楽習」に引き継がれた。

わかりやすい説明で人気の大西泰斗先生が講師となって2年目の「ラジオ英会話」。

今年度(2019年度)は”英単語のイメージ”を理解し、日本語訳を超えた英会話力を身につけることを目指します。

受験や資格試験対策も意識したカリキュラムで、英語を“話したい”人を応援します。

放送時間
放 送:月~金曜日 午前6:45~7:00
再放送:同日 月~金曜日 午後0:25~0:40/午後9:45~10:00
再放送:日曜日 午後4:30~5:45(月~金曜日の再放送)
記載されている放送日時はあくまでも予定です。
詳しくは番組表でご確認ください。

指定ルールと説明ルールとは?

指定ルール:前に置いた修飾語句は後ろを指定する。
説明ルール:後ろに置いた修飾語句は前を説明する。

この2つは、私達が英文解釈の時に「前置詞句」をどう位置づけるか、とか、副詞が後ろにぶら下がってるときと前に挟まれているときとでどう読み方が変わってくるか、といった、各単元ごとに悩まされてきた問題を、「指定ルール!」「説明ルール!」の二パターンで処理していきましょうね、というマニフェストになっています。

修飾の語順ルール「指定ルール」「説明ルール」

英語文は文型に従って強固な構造をもっていますが、この構造を彩りさまざまな意味を加えるのが修飾要素です。

修飾要素の語順を決めるのが「指定ルール(前に置かれた修飾要素は後ろを指定する)」と「説明ルール(後ろに置かれた修飾要素は前を説明する」です。

形容詞・副詞などはもちろん、冠詞・助動詞・否定辞notなどもこの2つのルールに従います。

↓ 指定ルールの例

私たちは今年の夏にイタリアに行くかもしれません。
We may go to Italy this summer.

この文で助動詞 may(~かもしれない)が動詞句 go to Italy の前に出てきていますが、なぜでしょう。─もちろん「指定の修飾語は前に置く:指定ルール」が働いているのです。may は以降の内容を「かもしれないという話ですよ」とあらかじめ指定している、だから前置きなのです。

私たちが違和感を感じる語順は助動詞だけではありません。否定もそう。

私はゴキブリが好きではありません。
I don’t like cockroaches.

私は学生です。
I am a student.

なぜ a student という語順であり(×)student a とはならないのでしょうか。

それは英語が「指定の意味合いの語句は前に置く:指定ルール」を原則とするからです。

a、the、some、any など限定詞は次に来る名詞がどんなものなのかをあらかじめ指定する言葉。
a は「ほかにもあるひとつ」、the は「ひとつに決まるような」といった具合です。

次の例は「話し手の態度」を示す副詞 personally。文全体の態度を指定するため文頭。

個人的には、ジェーンのプレゼンテーションは素晴らしかったと思うよ。
Personally, I think Jane’s presentation was first-rate.

この大学に入るのは本当に難しいんだよ。
It is incredibly difficult to get into this university.

incredibly(信じ難いほど)が difficult の前に出ているは「レベル指定」だからです。

↓ 説明ルールの例

私があなたのためにできることは何かありますか。
Is there anything I can do for you?

英語文には固有のリズムがあります。

このリズムを身につけ、自分のリズムとすることが「英語ができるようになる・英語が話せる」につながります。

このリズムを形づくる、重要な原則のひとつが「説明ルール(説明は後ろに置く)=大切なことは先」です。

キーセンテンスはまず Is there anything ...(何かありますか)と主要な内容である名詞 anything を先出し。そのあと「私があなたのためにしてあげられる、ね」と説明を展開。単に前の要素を後続が説明するリズムです。

プレゼンテーションをしている人は我が社の人事部長です。
The guy making the presentation is our Head of Human Resources.

メインの the guy を先出し。どの guy なのか、説明を加えるために making the presentation。

書くためのペンすら持っていない学生もいる。
Some students don’t even have a pen to write with.

a pen を to 不定詞で説明。even は「~さえ」。

1 2