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『トクサツガガガ』が作品賞!「コンフィデンス」ドラマ賞で振り返る冬ドラマ

テレビドラマ対象の賞の中で、“質の高い”ドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」。2019年冬ドラマの結果が発表され、作品賞はSNSで反響を呼んだ『トクサツガガガ』に決定。脚本賞は菅田将暉の熱演が話題となった『3年A組』の武藤将吾、助演女優賞には朝ドラ『まんぷく』の“武士の娘”松坂慶子。

更新日: 2019年06月16日

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aku1215さん

◆いくつかあるテレビドラマを表彰する賞

ドラマアカデミー賞は1994年に創設され、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNO.1を決定し、毎年4回、クールごとに実施されます。

『ザテレビジョン』発行のKADOKAWA(角川マガジンズ)主催

向田邦子賞とは、故・向田邦子さんがテレビドラマの脚本家として、数々の作品を世に送り出し活躍してきた功績をたたえ、現在のテレビ界を支える優秀な脚本作家に送られる賞として、1982年に制定。

『TVガイド』発行の東京ニュース通信社主催

「橋田賞」は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。脚本家・橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団が主催している。

◆中でも質の高いドラマを表彰する「コンフィデンス」ドラマ賞

『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』は、株式会社oricon ME発行の週刊エンタテインメントビジネス誌「コンフィデンス」主催。

受賞部門は「作品賞」「主演男優賞」「主演女優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」「脚本賞」「新人賞」の7部門。1年に4回、各クール毎の発表となる。

◆2019年冬ドラマの結果が発表され、『トクサツガガガ』が作品賞

原作:丹羽庭
脚本:田辺茂範
出演:小芝風花、倉科カナ、木南晴夏、森永悠希、本田剛文、武田玲奈、内山命、寺田心、竹内まなぶ、吉田美佳子、渡部豪太、松下由樹

19年1月期放送の主なドラマ計20作品を対象とした第15回目の「作品賞」には、丹羽庭氏の同名漫画を実写化した、小芝風花主演のドラマ10『トクサツガガガ』(NHK総合)が受賞した。

なお、審査会では、日本テレビ系『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』、テレビ東京系『フルーツ宅配便』の2作品を推す声も目立った。

・“本気過ぎる”特撮や小芝風花の熱演が評価された

特撮オタクを題材にしながらも、描かれているのは、日常に息苦しさを感じている人なら誰もが共感できるような人生讃歌。普遍性のある物語だったからこそ、幅広い層に支持されたと言えるだろう。

主人公を演じた小芝風花は、今回が連ドラ初主演。これまではどちらかというと優等生イメージが先行する女優だったが、本作では特撮オタクをイキイキと熱演。女優として新たな魅力を開花させた。

そして、本作を語るうえで欠かせないのが、特撮パートのクオリティの高さだ。長年、特撮番組を作り続けている東映が撮影協力する本気度の高さで、NHKだからこそ成し得たクオリティとも言えるが、実現したのは制作陣が全身全霊で挑んだ結果であり、その熱量がSNS等で大きなバズを引き起こしたのだろう。

◆脚本賞は『3年A組』の武藤将吾

脚本:武藤将吾
出演:菅田将暉、永野芽郁、上白石萌歌、萩原利久、今田美桜、富田望生、森七菜、神尾佑、土村芳、矢島健一、大友康平、田辺誠一、椎名桔平

「脚本賞」は、菅田将暉主演の『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)でオリジナルの学園ドラマを描いた武藤将吾氏が受賞した。

本作は、高校卒業まで残り10日となったある日、主人公の教師・柊一颯(菅田)が担当生徒29人を人質にとり、自殺したクラスメート・影山澪奈(上白石萌歌)の死の真相を明らかにするため「授業」を行っていく、謎と事件が絡み合うミステリー。

影山の死の真相が「SNSによる暴力」という着地点については、賛否両論の意見が寄せられたが、そんな反響も含め、ドラマ界に一石を投じる熱量のある作品だったことが高く評価された。

審査会では、そのほか、連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)の福田靖氏、ドラマ24『フルーツ宅配便』(テレビ東京系)の根本ノンジ氏が最終選考に残った。

◆主演男優賞には単独連ドラ初主演の大ベテラン光石研

原作:渋谷直角
脚本:ふじきみつ彦、松本佳奈
出演:光石研、黒木華、岡山天音、ベンガル、森川葵

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