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平成の日本車は凄かった!名車10選! その3

平成の名車をまとめました!

更新日: 2019年05月24日

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WLM64さん

日産・パオ(PK10)(平成元年)

パオ(Pao)は、日産自動車が企画し市販した自動車である。型式はPK10型。同社のK10型マーチをベースとしたパイクカーシリーズの第2弾で、1989年に発売した。総生産台数が31,321台で、生産台数の50%以上が愛知機械工業永徳工場で製造された。

パオのデザインについて、コンセプターの坂井直樹は、「バナナ・リパブリックという服飾ブランドのコンセプトである『旅行やサファリの冒険気分を味わえる服』を、そのままクルマのデザインやコンセプトに置き換えてみようというものだった」と語っている。

外観は、上下2分割・フリップアウト式リアクオーターウインドウ、ガラスハッチとドロップゲートを組み合わせた上下開きのバックドア、開閉式の三角窓、外ヒンジのドア類、パイプ状のバンパーなど、シトロエン・2CVやルノー・4を髣髴とさせる、全体的にレトロなスタイリングであった。デザイナーはフロントドアのヒンジも露出させる方針であったが、安全性を優先して半分を隠す処理とした。車体色も、アクアグレー、オリーブグレー、アイボリー、テラコッタという四色のアーシィーカラー (Earthy color) と呼ばれる天然素材を思わせるやさしい色味が設定されていた。

内装は、K10型マーチの「コレット」で初めて採用し、好評であった麻布の風合いを持ったシート表皮で外観との統一感を持たせてある。

ノスタルジックな見た目に反し、ボディー外板には新素材や新工法がふんだんに投入され、フロントフェンダーとフロントエプロンに熱可塑性樹脂(射出成形、ポリフェニリンオキシドとナイロン6による非結晶型ポリマーアロイ)のフレックスパネルが用いられており、エンジンフードには SMC (Sheet Moulding Compound、ガラス繊維を含む不飽和ポリエステルのシートを加熱反応硬化させて製品にする成形法)成形樹脂 (FPR) 熱硬化性樹脂(SMC の一体成型では日本初)補強リブも1枚構造の樹脂フードを使用、軽量化を図り、鋼板では、耐腐食性を向上させたデュラスチール(亜鉛ニッケル合金メッキの片面処理鋼板)をサイドシル、リアホイールハウスの外板へ、新デュラスチール(亜鉛ニッケル合金メッキの両面処理鋼板)をドア、バックドア、リアエプロンの外板に、そのほか高張力鋼板を適所に採用することで、防錆性能、強度、剛性の向上と、軽量化を図った。

特に防錆処理には力が入れられており、袋部分(閉断面部)に防錆シーラント、防錆ワックスの適所注入や、製造工程でもエッジ錆を避け、塗料の付着性を高める目的で、鋼板パネル端末部のバリ突出量を抑える様にしている。外装塗装は、全色フッ素樹脂塗装が採用されている。

走行実験では、基本的な操縦安定性の確保のほかに、前作のBe-1や、フィガロとは違い、ロールセンターが高く、平行ロールに近い(駕籠のような感覚)フランス製大衆車的な乗り心地に設定されている。

基本的にはエアコン、ステレオなどはメーカーオプションであったが、ステレオには専用の2DINコンソールが必要でカセットチューナー以外に当時このクラスでは珍しいCDチューナーもあり両方とも真空管ラジオ的なデザインにしパイクカーのイメージに合わせていた。そのためフィガロにも設定されていた。

1987年1月に発売されたパイクカー第1弾「Be-1」は、予想以上の人気によって当初の限定生産台数分を発売後約2ヶ月で完売した。それに対してパオでは、受注期間を3ヶ月(同年4月14日まで)とし、その間に予約された全台数を販売するという販売方法を採用した。その結果、Be-1を上回る51,657台の受注を得、納期は最長で1年半に達した。そのためBe-1・パオ・エスカルゴ・フィガロのパイクカー4姉妹の中では最も台数が多い。

トヨタ・コロナEXiV(ST18)(平成元年)

元モデルはセリカをベースにしたコロナクーペであり、姉妹車には、同じくセリカのプラットフォームベースの初代カリーナEDが存在したが、カリーナEDのヒットによりコロナのフルモデルチェンジ後クーペは消滅、コロナEXiVとしてスタイリッシュな4ドアピラーレスハードトップクーペ(実質的にはセダン扱い)になり登場する。

セリカ/カリーナEDと共通のプラットフォームで、背の低いボディーのためセダンとしての居住性(ラグジュアリー性能)と実用性に関してはあまり高くない。カリーナED同様、流麗なスタイリングは熟年層向けなイメージであったコロナセダン・カリーナセダンとは違い、若年層に大いに受け入れられた。

駆動方式は前輪駆動で、排気量は1,800cc、2,000ccの2種類のエンジンをラインナップしており、四輪操縦と二輪操縦の切替可能な世界初デュアルモード4WSを搭載した。なお、同時期のセリカに搭載されていたアクティブサスペンション、4WDターボモデルは設定されていなかった。

1989年9月 - 初代登場。
1990年8月 - 一部変更。ハイメカツインカム車は全車EFI化され出力向上が図られた。
1991年8月 - マイナーチェンジが実施された。フロントグリルのエンブレムは、コロナの「太陽冠」から「Exiv」に変更され、リヤのトランクリッドにはトヨタのCIマークが取り付けられた。シャーシ面でも2WS車のリアトレッドが拡大され、1,800cc車もフロントブレーキの拡大に伴い14インチ5穴ホイール化された。

スバル・アルシオーネSVX(CXD/CXW/CXV型)(平成3年)

キャッチコピーは「遠くへ、美しく」、「500miles a day」

主なマーケットを北米としていたこともあり、発表は日本に先行してデトロイトショーで行われた。国際性のあるグランツーリスモと位置づけ、開発のポイントとして、先代の高い空力性能(Cd値0.29)は引継ぎつつ、長距離を快適に走る事を目指した。

イタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロによるエクステリアデザインが本車の特徴であり、当初のデザインスケッチやモックアップの段階ではリトラクタブル・ヘッドライトが備えられていたが、市販車では窓井崇史デザインによる固定式となった。グラスtoグラスのキャノピーはミッドフレームウインドーを日本で初めて採用している。これはドアガラスがルーフ面にまで回り込む形状であることからサイドウィンドウ全体を開閉できないため、一部だけを開閉するようにしたものである。

SVXとは、「Subaru Vehicle X」の略。スバルが提唱した「グランドツアラー」を象徴した呼び名である。なお、「アルシオーネ」はプレアデス星団(すばる)に属している恒星おうし座η星の固有名「アルキオネ」(Alcyone)から命名されている。

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