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へぇ~!渋滞予報士っているんだ!?の件

テレビなどマスコミで紹介される「渋滞予測」の根拠を調べました。

更新日: 2019年05月04日

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この記事は私がまとめました

テレビなどマスコミで紹介される「渋滞予測」の根拠を調べました。

m.satoakiさん

渋滞のメカニズムなんて聞くと、ちょっと難しそうだなぁって感じちゃうけど、 そんな難しそうな話を社員のキャラクターを通して、できるだけ易しく伝えたい、 そしてできるだけたくさんの人に渋滞について関心をもっていただきたいという目的で、 考え出したのが"渋滞予報士"。

渋滞予報がはじまった時期

日本道路公団時代、1987(昭和62)年の年末年始から、交通集中渋滞の予測情報提供を実施

的中率は8割

「渋滞予報士」とは

「渋滞予報士」とは、NEXCO東日本社内での愛称で、渋滞発生の予測を専門とする担当者のことを指します。渋滞予報士となるためには、天気を予報する「気象予報士」のように、正式な資格を持つ必要がある訳ではありませんが、渋滞を予測するエキスパートとして活躍しています。

2007年からこの呼称が使用されるようになり、全国でも有数の渋滞発生エリアである関東圏における渋滞予測を、主に担当してきました。

実は渋滞予報は、NEXCO3社と本四高速会社が管内ごとに作成した予測を統合したもの

「日本でただひとりの渋滞予報士」は、ある意味“作られたスター”です。

スターの存在によって渋滞予報カレンダーが広く知られ、ひとりでも多くの人が渋滞回避を試みたり、それが無理でも事前に渋滞に対する心の準備ができれば、それだけ渋滞やストレスが緩和されます。渋滞予報士の狙いは、まさにそこにあるわけです。

⇒ 求められるスキル

歴代の渋滞予報士の先輩たちは「交通工学」という分野を専攻していた方が多いですね。広くデータを使って論理的に渋滞のメカニズムなどを解明する学問です。私(※)は先述した通り都市計画を専攻していて、人口統計や商業統計などの数字を使って交通の発展と土地開発の関係などを調べる勉強をしてきました。そういった基礎的なスキルは必要だと思います。

あとは、渋滞がなぜ起きるのかというイメージが頭に描けていることと、渋滞の原因を解明するために広い視野を持つことも求められますね。

※関東を担当する5代目渋滞予報士・外山敬祐さん

渋滞予測のやり方

渋滞予測は、過去3年程度の渋滞データを図に落とし、過去にどのような箇所、時間帯で渋滞が発生しているかを確認し、実施しています。

基本的な予測手法は、「過去3年間の同じ時期の渋滞データの重ね合わせ」なんだよ。

例えば今度の年末年始の場合だと、
曜日の並びが同じだった平成21年の渋滞実績のデータと、
直近の交通状況を反映させるため平成26年のデータ、
あと1年分は事故とかが発生していない比較的新しいデータ、
この3年分のデータを重ねてみて、今年渋滞が発生しそうな場所を予想するってイメージかな。

NEXCO東日本になって歴代1位の渋滞は、
東北道(下り)の那須高原SA付近から始まった113.2㎞でした。
岩槻を朝の5時くらいに出て、那須に到着したのが昼くらいでした。

渋滞予報が外れる理由

予想が外れる原因として最も多いのは天候です。続いて事故や故障車ですね

渋滞予報のアナウンス効果で、利用者が時間帯をずらすことで渋滞がずれる、という部分もある

渋滞を避ける方法の例

*一番大切なのは「安全運転」です。

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