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トヨタ初の前輪駆動車・ターセルは精悍な印象が強いセダン車である

トヨタ・ターセルはトヨタ自動車で初めて前輪駆動を生かした小型乗用車で、セダン、ハッチバック、クーペ(海外のみ)という形状で展開していた。

更新日: 2019年05月10日

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同じ頃発売されていたコルサ、カローラⅡと肩を並べる姉妹車関係も果たし、当時主流だった横置きエンジンではなく縦置きエンジンを採用して前後で異なるサスペンションを用いたことが主な特徴だ。ちなみにターセルという名前は勇ましく羽ばたく鳥・ハヤブサから来ている。

cobbyjpさん

独自の方針を生かした前輪駆動車・ターセルはコルサ及びカローラIIの姉妹車だった

名称の由来は、ターセルは英語で「はやぶさ」、コルサはイタリア語で「疾走」という意味から取っている。

ボディ形状はファストバックスタイルの3ドア、およびノッチバックスタイルの2ドア/4ドアと3種類を用意。エンジンは新開発の1A-U型1452cc直4OHCで、80ps/11.5kgmを発生していた。組み合わされるトランスミッションは4速MT/5速MT。

全長3990mm(一部グレード3960mm)×全幅1555mm×全高1375mm、ホイールベースは2500mmとコンパクトなクラスになるが、トヨタとして初のFF方式を採用したこと、後席のタイヤハウスの出っ張りをなくしたことなどにより、室内はゆったりとした空間を実現。室内長は1740mmと、当時のこのクラスとしては最長を誇った。

【好きなクルマ 2】 2代目ターセル/コルサ、初代カローラⅡ(AL2#系) pic.twitter.com/2dbJRNXuEz

ロング・ロング・ターセルというキャッチコピーで売り出した初代 L1#型

1978年に誕生したターセルの原点は、前輪駆動及び新開発のSOHC直列4気筒の1A-U型エンジンにこだわり、操縦性に優れている車になるよう設計した。しかし販売は軌道に乗らず、売り上げは低迷してしまったので、姉妹車のコルサに協力してもらって何とか名誉挽回を図った。ちなみに初代ターセルのエクステリアはまっすぐな直線でまとめられて、人に馴染みやすい大衆車を目指している様子が伺える。

懐かしい写真。 昨日はペーパードライバーの娘に自動車運転の練習に付き合わされていたのだけど、タイミングよく小生が初めて乗った車(初代ターセル)と凸とのコラボ写真が出てきました。 あの頃はビビりながら名阪の加太峠を走ってたなぁ。 pic.twitter.com/5HsExGesOO

今日の特選車 トヨタ 初代ターセル 酒かっくらって寝落ちする前に投稿 以前見かけたものの補足できなかった個体… SR5ストライプが残ってるとか奇跡ですか pic.twitter.com/AqGG3F5mz4

全長は前回よりも短くなったが、取り回し・小回り特性を考慮している2代目 L2#型

1982年に2代目となったターセルは、デザインを初代とは全く異なるものに変え、全長を短くしたコンパクトカーに整えた。当時のライバル車だったマツダ・ファミリアに対抗するために徹底的に設計してエンジンやサスペンションにいくつもの改良を加え、さらには女性向けの車種・キューティやスポーツ性の特別仕様車も追加して、ついには4WDを搭載した4ドアセダン特別仕様車も発売した。ちなみに2代目ターセルにはステーションワゴンの派生車種・スプリンターカリブもある。この代から前輪駆動のみにこだわらず、新たに4WDも取り入れたことも大きな変化だ。

“今日の現役旧車” 昨日の探索で遭遇した、2代目ターセル4ドアセダン4WD。グレードはVLでした。店の駐車場に駐車してあるところを発見し、驚きつつも撮影。2代目ターセルは初めて見たので嬉しかったです。4WDというのがさすが長野ですね。 pic.twitter.com/6FxZ1toRNE

北米専用の2ドアクーペも登場した3代目 L3#型は、安全対策を充実させた

やっと3代目に進展したターセルは、形状がハッチバックのみとなったが北米ではクーペモデルも展開した。誕生した1986年はちょうどバブル経済真っ只中だったのでエンジンやサスペンション、トランスミッションにますます磨きをかけ、格納できるライトを加えたフロントデザインが異なるグレード・リトラも登場したので、最大の宿敵だったマツダ・ファミリアよりも売り上げを伸ばした。COBBYによると、エンジンはガソリン、ディーゼルターボを始め特別なLASERエンジンを用い、サスペンションは電子制御のTEMSも洗濯できた。その上あらゆる人に対応できるよう豊富なラインナップも揃えていたのだ。

通学路にずっと前からある、3代目ターセルのリトラ、札59ナン付き。発見から4年がたった、卒業間近の今日初めて撮影です(笑) pic.twitter.com/UppzzsLcHx

4代目 L4#型になると、エクステリアデザインが精悍なものになった

平成になってから1年目の1990年に誕生した4代目は、久々にセダンが復活してハッチバックと共に活躍したが、どちらのデザインも今までのような精悍な印象ではなく、なだらかな丸みを帯びた印象に変わった。ガソリン、ディーゼルターボがあるエンジンもそれぞれ進展して、内外装共に品質が高くなった。これは今までよりもコストを惜しむことなくつぎ込んで、レベルが格段に高いコンパクトカーに仕上がっていると感じられる。

今までにない磨きを加えた5代目 L5#型で、ターセルの歴史は完全に幕を閉じた

1995年に5代目ターセルが登場したが、当時はバブル崩壊の影響が強かったので開発にかかるコストが抑えられ、エンジンも出力が低いものに変わった。ボディは直線の溝が入って引き締まったような印象になり、内側にSRSエアバッグを備えた衝突安全ボディ"GOA"を採用したことが特徴で、最後のモデルとしてふさわしくなるよう整えた。そしてターセルは1999年に生産終了して20年間も続いた歴史に幕を下ろしたのだ。

5代目ターセルセダン ターセルなら問題なく撮影対象にしても良いかもしれません。 pic.twitter.com/jPCK7KOVzF

長い歴史を紡いできたターセルは、プラッツ及びファンカーゴにその思いが受け継がれた

例えターセルが終わってしまっても、その基本構造はセダン車のプラッツ、小型トールワゴンのファンカーゴに受け継がれている。どちらも1999年から2005年までの間に活躍して、独自の個性をアピールした、トヨタ自慢の車だった。

ファンカーゴ(1999~2005) 初代ヴィッツをベースにした2列シートの小型トールワゴン。当時のコンパクトカーで最大の室内容積で、大型クロスバイクなども収納できるほど広くてファミリー層にも大人気。1999年ヴィッツ、プラッツとともに日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。(COBBY) pic.twitter.com/B6ClraQigl

#1代で消えた車 トヨタ プラッツ トヨタ王国愛知へ行けばパトカーもよく見れる!前期は若干初代プリウスに似ているような… pic.twitter.com/OPf3mW7XV9

静岡県警察 清水警察署小島警察官駐在所 トヨタ プラッツ 山の方なので行くのにかなり苦労しました。 pic.twitter.com/v2NNxNAYYh

ご報告 トヨタ プラッツ NCP12 納車 3年振りに帰ってきました( ̄∀ ̄) ”ぷらぷら”の名前の由来思い出の車です 学生の時に出来なかった事を…今こそ! フィールダーとプラッツ 今後ともよろしくお願いします! #夢は終わらない #原点回帰 #NCP12 pic.twitter.com/W9v3wiO3Ri

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