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米中貿易戦争・どうして戦っているの?って件

極論を言ってしまいますと、社会主義国の中国と資本主義国の米国が貿易をすることに根本的な無理があります。しかし、中国は資本主義を取り入れることで経済を成長させている現実があります。世界経済のためにも日本経済のためにも両国がどこかで折り合いをつけてほしいと願っています。

更新日: 2019年05月12日

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極論を言ってしまいますと、社会主義国の中国と資本主義国の米国が貿易をすることに根本的な無理があります。しかし、中国は資本主義を取り入れることで経済を成長させている現実があります。世界経済のためにも日本経済のためにも両国がどこかで折り合いをつけてほしいと願っています。

m.satoakiさん

米中貿易戦争のニュース

米通商代表部(USTR)は10日、中国からの輸入品約3千億ドル(約33兆円)分に25%の追加関税を課す手続きに入ると発表した。追加関税を課せば、中国からの全輸入品が25%の対象となる。

⇒ 関税とは

輸入品に対して通関時に徴収される税。

輸入品にこの税金をかけることで価格を引き上げ、国内でつくった商品が価格競争で負けないよう守る

貿易戦争とは

国家(地域)間の貿易不均衡から生じた経済的対立状態(深刻な貿易摩擦)を戦争にたとえた表現。

⇒ 貿易摩擦とは

貿易摩擦とは輸出入のバランスが悪くなることにより生じる経済的な問題のことです。

どちらか一方が得をして、どちらか一方が損をする状態になってしまうため、損をしている側が「なにかしらの行動」を起こすことによって貿易摩擦となります。

「なにかしらの行動」とはどちらか一方が関税を引き上げるなどして報復するのです。

特定国に対する輸出・輸入の急速な変化から起きる問題のこと。特定商品(たとえば、繊維や自動車)の競争力の差から、輸入が急増すると同時に国内の同産業に減産・失業・倒産などが起こることのほか、貿易相手国との経常収支の不均衡が国内経済に悪影響を及ぼすと信じられることから両国間に摩擦が生じること

貿易摩擦が起こるのは、輸入される製品が国産品と競合する場合である。国内にも生産者がいるため、輸入品の方が安いといったケースでは市場を奪われる国内生産者から反発の声が高まりやすい。しかし、なぜそれでも輸入するかといえば、最終的には消費者がより安い品を求めるからだといえる。

米中貿易戦争が起きた背景

中国のGDPはここ20年で10倍以上に増えています。

アメリカ側は中国の急激な成長の背景には、『中国は中国の通貨である「人民元」の為替レートを、適正よりも不当に安く操作していた』と主張しています。

⇒ 為替レートが安いことのメリット

①自国の製品を安く輸出できる
②自国の産業を守り、成長させることができる

為替レートの操作は明確な罰則はありません。
しかし、この方法は明らかにアンフェアなやり方であるとしてアメリカが怒りました。
中国製品が売れにくくなるようにアメリカが関税を引き上げたことで、貿易戦争が始まった

⇒ 為替ルート以外の対立

為替操作以外にも
・関税
・総量規制
・強制的技術供与
・知的財産窃盗
などの点で、中国に対して怒っています。

この中でも「知的財産権侵害」を問題視しています

米中貿易摩擦の原因は中国による米国の知的財産権侵害です。

つまりトランプ大統領は米国の知的財産権を侵害している中国に対して、関税を引き上げることにより牽制しているということです。

トランプ大統領は表向きには貿易の不均衡という名目で訴えていますが、本来の目的は別にあるのです。

実際に中国企業と米国企業は知的財産権を巡って泥沼の訴訟争いを繰り広げています。
というのも中国経済が成長するにつれて、中国企業は米国企業製品を模倣した商品を開発するようになりました。

最近発売された「iphoneX」とファーウェイが発売した「P20 Pro」を見比べてみると、どれだけ酷似しているか分かると思います。

トランプ政権は中国が米国のノウハウを盗んでいると批判。

自国に進出する米企業に独自の技術や知的財産の開示を強要する政策を取りやめるという約束を中国が破ったとする米側の主張は、米中貿易協議の焦点の一部となっている。

米中貿易戦争と「5G」の関係

米中貿易戦争は、IT覇権争いであり、その中心は、次世代通信「5G」の主導権をどこが握るかということにかかっていると言っても過言ではありません。

⇒ 「5G」とは

第5世代移動通信システム(だい5せだいいどうつうしんシステム)。英語: 5th Generation, 「5G」(ゴジー、もしくはファイブジー)と略記される。1G、2G、3G、4Gに続く無線通信システムである。

5Gには、「高速大容量」、「低遅延」、「多接続」という3つの主な特徴があります。

・高速大容量
現在国内で主流となっている4G(LTE)の0.1 Gbps~1Gbpsと比較すると、通信速度は最低でも20倍に跳ね上がります。

・低遅延
「ネットワーク遅延」が1000分の1秒以下と非常に小さく、遠距離通信でもずれが生じにくい

・多接続
4Gと比較すると100倍以上の機器を同時に接続することができる

日本への影響

アメリカ向けの中国製品の一部には、日本企業の製品が使われています。財務省の貿易統計 によると、半導体などの電子部品やプラスチックなどが中国に多く輸出されているようです。
アメリカが対中国関税引き上げを行えば、日本から中国への輸出も減ると予想されます。

米中貿易戦争の影響は、アメリカと中国だけにとどまりません。日本企業への損失が1兆円になるとの試算や、さらに最悪のシナリオも想定される

中国の工場で製造し、アメリカに輸出している日本企業では、米中貿易戦争の直接的な影響を受けます。さらに、間接的な影響も出ると専門家は指摘しています。

日本企業が中国経由でアメリカに輸出する製品の輸出総額はおよそ4兆円。その4分の1に当たる1兆円規模の損失を最大で被りかねないといいます。

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