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アメリカの寝台列車ってどんな感じなの?

日本では昭和の国鉄時代にブルートレインが流行現象になったこともあるが、平成の30年間ですっかり寂れてしまった寝台列車。国土が狭く、新幹線の発展により泊りがけの鉄道旅行をする必要性が減ったためだ。超大国アメリカにはまだまだ寝台列車が存在する。その特徴とは?

更新日: 2019年05月11日

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アメリカの寝台特急を知りたい人は必見!

gudachanさん

実は寝台車の発祥国であるアメリカ

あまり知られていないが寝台列車が最初に走ったのはアメリカの地だ

寝台車の歴史は1830年代のアメリカにさかのぼることができる。1838年にアメリカのペンシルベニア州周辺の複数の鉄道会社が寝台車の運行を始めたのがその発端である。

全米を結ぶ「アムトラック」の路線網には寝台列車が存在する

これでも全盛期に比べれば下火になったとはいえ、国土の広大なアメリカでは、日本では失われた定期運行の長距離寝台列車たくさん健在だ

夜行列車は毎日、もしくは週3日運行され、全行程は短く乗りやすい2日(1泊2日)の「コースト・スターライト」号などから長いものでは4日(3泊4日)を要する「サンセット・リミテッド」号までさまざまである。大陸横断鉄道は原則としてシカゴで乗り継ぎとなり、シカゴより西海岸方面が2泊3日、シカゴより東海岸への各線が1泊2日の行程なので、鉄道での大陸横断には最短でも3泊4日が必要となる。

気になる客室はどんな感じなのか

かつての日本のブルートレインのように雑魚寝タイプのものはなく、2人用ないしファミリー用の個室が用意されている。「デラックス」では専用のシャワー・トイレも完備されている

2階/シャワー・トイレ付き個室(2人用「デラックス」):5室、ルーメット(2人用「スタンダード」/「エコノミー」):10室、便所
1階/家族用個室(大人2人+小児2人):1室、トイレ付き身体障害者用個室:1室、ルーメット:4室、便所、共同シャワー室

食堂車も存在する

日本ではもはや過去の存在となった寝台列車の食堂車も、アメリカでは当たり前に営業中。宿泊客はぜいたくなコース料理を追加料金なしで堪能できる

夜行列車ではコース料理を提供する食堂車を連結しており、中距離列車もカウンターとテーブル席を備えたホットドッグやサンドウィッチを提供するカフェ・カーを連結している。分割・併合などの関係で食堂車が連結されない編成でも、寝台客に対してボックスランチ形式の食事が提供される。運転時間が長大であることと、駅構内の売店が少ないことや弁当という風習が一般的でないことなどがその理由である。なお、アムトラックでは1986年に寝台料金の10%値上げとともに寝台利用客の食事を原則無料としている。

一般の座席車にはない優遇されたサービスもある

寝台車と座席車を連結して運行しているので、すべての乗客が泊まりの乗車と言うわけではない。たとえば寝台車を利用すると、コーヒーやジュースなどがドリンクバーで飲み放題だが、座席車は課金制だという

寝台車の客と座席車の客では待遇にかなりの差がある。例えば、寝台車のシャワーを座席車の客が使うことはできず、寝台車の客がソフトドリンク飲み放題なのに対し、座席車の客は全て有料である。

▼▼▼アムトラック車内は様々なサービスがある

売店

宿泊客専用ラウンジ

Parlour car Coast Starlight:これは寝台車利用客のみが使用できる車内のラウンジ。ワインテイスティングもここで行われ,階下では映画の上映が在ります。ななつ星の宣伝をみて思わずアムトラックをじまんしたくなりました pic.twitter.com/bMlSaF3gi5

シャワー

バスタオルや石鹸もたっぷりあるよ @アムトラックのシャワールーム。 pic.twitter.com/L8Vm4MK1iV

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