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100年ぶりの「講談ブーム」!その立役者「神田松之丞」ってどんな人?

かつては落語と共に庶民に人気がありながら、長年低迷が続いてきた伝統話芸の「講談」。そんな状況が講談師「神田松之丞」の登場により一変、現在では100年ぶりの「講談ブーム」と言われている。爆笑問題の太田光をはじめ、多くの著名人からも絶賛される講談界の風雲児。来年には真打昇進、六代目神田伯山を襲名する。

更新日: 2019年06月23日

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aku1215さん

◆長期低迷が続いてきた「講談」

講談は落語とともに、庶民に親しまれてきましたが、やや難解なストーリーが敬遠されがちでした。

演者の数が、落語が全国で約800人いるのに対し、講談はその10分の1、80人しかいない。

【講談とは】

講談は講談師と呼ばれる人が演じます。演じるネタは軍記物(太平記、真田軍記など)や政談(大岡裁きなど)や、有名な事件等の歴史物語です。つまり、講談は歴史ものを中心とした物語を興味深く聴衆に聞かせる朗読劇のようなもの。

落語は登場する人物に演者がなりきり会話を中心に物語を進行していくのに対して、講談はあくまでも語り部として物語を進行します。噺家がアクターの要素が強く、講談師はあくまでストリーテーラーに徹する。

◆そんな中、100年ぶりの『講談ブーム』の立役者が「神田松之丞」

長年低迷が続いていたが、35歳で二ツ目の若き講談師・神田松之丞(まつのじょう)の登場によって人気が再燃。

◆チケットは即完売 爆笑問題・太田光など芸能界でも高評価

左から江藤愛、太田光、松之丞、田中裕二

まだ真打昇進前の二ツ目だが、独演会はチケット販売と同時に即完売、ラジオのレギュラー番組を持ち、テレビではナレーターに抜擢されるほど。

高田文夫や笑福亭鶴瓶、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー、爆笑問題の太田光など、業界内の評価も高い。

◆わかりやすく、想像力を掻き立てる松之丞の講談

落語に比べ、講談は難しいという印象があるが、彼の高座ではそれをまったく感じさせない。むしろ落語の笑い以上に感情を揺さぶり、かつ観客の脳内で登場人物たちを立体的に浮かび上がらせ、想像力をかき立てるのだ。

1人で30分間しゃべり続ける長丁場。「張り扇」で生み出される独特のリズムが、観客の心をひきつけます。ストーリーの解説もはさむことで、情景が目に浮かびやすくなっています。

「松之丞の講談はとにかく面白い。一度聴いたら、誰でもハマる。聴かなきゃ損だ」。老若男女、誰でもハマってしまう。

◆元々、話芸に興味を持ったきっかけは落語家・立川談志

「『ラジオ深夜便』で加賀美幸子さんがナビゲーターで、落語の三遊亭圓生師匠という昭和の大名人の『御神酒徳利』を45分ぐらいで放送したんですよ。それを聴いて、落語にやられちゃった。」

松之丞のコメント

「談志師匠の独演会を観に行ったんですよ。談志師匠を聴いたのは18~19歳でしたけど、本当に鳥肌が立って。談志師匠の落語聴いたときに、人間が1人で目の前でしゃべるものがこんなにも人に感動を与えるか、と。」

松之丞のコメント

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