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栄養と心のバランス、玉ねぎに含まれるケルセチンについて

栄養と心のバランス、玉ねぎに含まれるケルセチンについて

更新日: 2019年06月04日

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345tyanさん

健康によい野菜というイメージが定着しているタマネギには、含硫アミノ酸、フラボノイド(ケルセチンおよびケルセチン配糖体)、フラクトオリゴ糖といった特徴的な成分が含まれている。

ケルセチンは加熱しても構造が壊れにくく調理してもほとんど壊れない。さまざまな料理に用いることができるたまねぎは、ケルセチンの摂取に適した食材であるといえる。

ケルセチンは、玉葱、リンゴ、グレープフルーツ、野菜、ワインに多く含まれるが、食事から摂取される主要なフラボノイドの 30~70%は、ケルセチンであることが、複数報告されている

出典富山大学大学院 医学薬学教育部 分子医科薬理学講座

〇ケルセチンについて

➡セロトニンの働き

精神を安定させる役割があります。ノルアドレナリンやドーパミンの分泌を抑制するほか、咀嚼や呼吸、歩行といった反復運動機能にも関与しています。セロトニンが不足すると注意力低下や抑うつ傾向、パニックを起こしやすいなどの症状が現れます。逆に投薬などでセロトニンが過剰になると精神が不安定になり、発汗や発熱、振戦(震え)などセロトニン症候群という症状が生じます。

セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンという物質から合成されます。ただ体内では生成されないため良質のたんぱく質を食事から摂る必要があります。トリプトファンが豊富に含まれる食品は大豆・豆製品、乳製品などです。さらにトリプトファンからセロトニンを合成するときにはビタミンB6が必要となります。ビタミンB6を豊富に含むのは玄米や小麦胚芽、牛、豚、鶏のレバー、マグロや鰹の赤身などですがたんぱく質を摂るときは植物性のものがベストです。

◎日光浴びて適度な運動 朝食欠かさず、よく噛んで

➡ノルアドレナリンの働き

物事への意欲の源であり生存本能を司るとされます。一方で、ストレスに反応して怒りや不安・恐怖などを起こすため、「怒りのホルモン」とか「ストレスホルモン」とも呼ばれます。また、交感神経を刺激して心身を覚醒させる働きがあります。分泌が不足すると、気力や意欲の低下、物事への関心の低下など抑うつ状態になり、うつ病の原因とも考えられています。逆に分泌が過剰だと、怒りっぽくイライラしてキレやすくなり、躁状態を引き起こします。分泌により血圧や血糖が上がるため高血圧症や糖尿病の一要因になるとも言われています。

➡ドーパミンの働き

「快楽」に関係し、報酬系と言われる神経伝達物質です。向上心やモチベーション、記憶や学習能力、運動機能に関与します。ノルアドレナリンの前駆体です。分泌が不足すると物事への関心が薄れ、運動機能、学習機能、性機能が低下する可能性があります。手足の震えや小刻み歩行などが生じるパーキンソン病の原因にもなります。 逆に分泌過剰では統合失調症や過食症のほか、アルコール依存症やギャンブル依存症など様々な依存症を引き起こすと考えられています。

〇活性酸素を発生させる原因

地球をとりまく大気には、酸素が約21%含まれています。私たちは呼吸をすることでこの酸素を取り入れ、食品を食べることにより糖質、脂質、たんぱく質などの栄養素をからだの中に取り込んでいます。取り込んだ栄養素から、私たちのからだの働きの元であるエネルギーをつくるためには、栄養素を燃やすこと、すなわち"酸化"が必要なのです。

これをエネルギー代謝と言います。呼吸で体内に入った酸素は、エネルギー代謝の結果、二酸化炭素と水として体外に放出されますが、この過程で状態の不安定な酸素(活性酸素)も生産されます。

エネルギー代謝の副産物として、活性酸素種が発生しますが、生体内は抗酸化防御機構も兼ね備えています。活性酸素種は様々な原因で発生します。例えば生理的因子として呼吸、白血球などによる異物や細菌の処理、薬物の代謝処理など、病的因子として虚血再還流、過度の運動、精神的・肉体的ストレス、感染、炎症など、外的因子として喫煙、紫外線、放射線、大気汚染、重金属などがあげられます。

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