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日産が誇る高級車・レパードには独自の高級感が受け継がれていた

現在発売されている日産の高級車は、フーガ、シーマ、スカイライン、インフィニティが有名だが、かつてはレパードもあったことも忘れてはならない。

更新日: 2019年06月10日

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それは長い間続いたブルーバードをさらに上回るように設計し、セダン、ハードトップ、クーペの形状に仕立て上げ、日産独自の上級車ラインナップを充実させるために開発された名車だった。しかしレパードそのものは長い間受け継がれるコンセプトを保てず、商品企画の変遷がとても大きかった。

cobbyjpさん

レパードは、ブルーバードをはるかに上回る日産自慢の高級パーソナルカーだった

初代日産・レパードは、1980年10月に日産店(ブルーバード店)向けの上級車種として発売されました。レパードの位置付けとしては、ブルーバードにも610型以降、直列6気筒2000ccエンジン搭載車が用意され、モーター店(ローレル店)のローレル、プリンス店のスカイラインと並ぶミドルクラスの客層に対応していました。

しかし、1979年発売の910型は4気筒エンジンのみとされ、6気筒はラインナップから外されてしました(海外向けは6気筒エンジン搭載車も用意)。そして、このミドルクラスを担うべく開発されたのが、初代レパードでした。

西部警察仕様の31レパード。 銃弾ステッカーが貼られていて面白いです。 pic.twitter.com/lAEbY5VufV

初代 F30型系はハードトップのみで展開して、力強いエンジンが搭載された

1980年に、ブルーバードとマキシマをベースとした初代レパードが製造された。その頃は2ドアまたは4ドアのハードトップのみで展開して、エンジンは直列4気筒またはV型6気筒、ターボもある直列6気筒が搭載され、駆動方式は前輪駆動・FFでサスペンションは前後で異なっていた。最大出力は130psまたは145psが当たり前となっているが、独自のブランドイメージを築くことは難しかった。マイナーチェンジで最上級グレードとなるターボZGXスーパーエディションが登場し、230psを発揮できるV6ターボ(VG30ET型)が加わった300ターボグランドエディションも追加され、1986年まで活躍した。

主に日産・チェリー店で販売された姉妹車・レパードTR-X(トライエックス)

レパードにはTR-Xという姉妹車も設定され、こちらは日産・チェリー店取扱車種で扱われて本来のレパードとは異なる特色を加えた。走る姿はまさに、車名にも使われている動物・ヒョウを連想させるので、その車自体は、カーステイタスの頂点に到達した。

レパードTR-X(1980~1986) 日産店で販売されていた初代レパードの双子車で、取り扱いはチェリー店。「トライエックス」の読みが正しい。レパードとTR-Xは先進的なシルエットが高く評価。両車はヘッドライトとグリルのデザインで見分けが可能。(COBBY) pic.twitter.com/Nr4jEKlLVR

免許取って間もない頃、銀座ソニービルに行ったらこのレパード TR-Xが展示されていた。とてつもなくカッコ良い車に見えた。欲しいなと思いつつ値段を見たら、当時学生のオレにはとても買えるような代物ではなかった。魔物にさえ見えた。 pic.twitter.com/J6pS2moPr1

今日は、垂井町旧車ミーティングを見学に行ってきました♪ レパードTR-X(トライエックス)♪ pic.twitter.com/6xRPs9aTUu

2代目 F31型系は開発コストを抑えて、高貴なクーペへと仕立て上げた

1986年に誕生した2代目レパードは、ライバルのトヨタ・ソアラに対抗するためにTR-Xを廃止して、形状も2ドアクーペのみに整えた。エンジンは前回を上回る V型6気筒 DOHC(ターボもあり)が使われ、駆動方式は前回と同じ前輪駆動で、サスペンションも前回と同様だった。COBBYによると、エクステリアはソアラ及びBMWをイメージしたクラシカルなデザインに設計され、知的な印象を醸し出し、自由な走りを追い求めるコンセプトを掲げた。1989年になるとアメリカ合衆国でF31型をベースにしたインフィニティ・M30を発売して、この車はいくつもの向上した性能を見せつけた。

レパード/レパードJ.フェリー(1980~1999) ブルーバードの上級グレードの後継として開発されたレパード。2代目F31はスカイラインR31とプラットフォームを共通しハイソカーブームの火付け役ソアラに対抗すべく、高級クーペとしての佇まいを追求。ドラマ『あぶない刑事』にも登場し人気(COBBY) pic.twitter.com/lz8tQCZsVO

Second generation Leopard. Sales from Nissan in 1986. (1986-1992) #classiccars #Japan 日産・レパード(2代目) 1986~1992、日産 pic.twitter.com/t03hRJvLNd

丹念に磨きがかけられたように麗しいデザインとなった、3代目 JY32型系

今度の3代目レパードは、平成に切り替わった1992年に発売されて今までの角ばったボディからなだらかな曲線のあるボディに生まれ変わった。その頃にはインフィニティ・J30も投入されることになり、結論から言えば、車の性格ががらりと変わったことが伺える。分類はハードトップ、クーペとは全く異なる完全な4ドアセダンとなり、室内のシートは本革が使われたので高級感が際立ったが、活発でスポーティーな走りは忘れていない。なおエンジンはシーマで使われたV型8気筒 DOHC 4,130cc VH41DE型とVG30DE型が搭載され、電子制御の4速フルオートマチックミッションを組み合わせた。リアサスペンションはこの代からマルチリンクに変わり、変速機は完全に4速ATとなった。売り上げは、アメリカの方が高く、日本国内ではどんどん低迷していき、ついに1996年に終了することとなった。

日産レパードJフェリー(JY32)。 3代目レパード。先代ではR31スカイラインクーペとフロアパンを共用した2ドアクーペでしたが、当代はセドリックの姉妹車の4ドアサルーンへ変貌。エンジンはVG30及びV8のVH41を搭載。インフィニティJ30として米国でも販売されました。 pic.twitter.com/gc6EGgCIOB

@rinshibarin いえいえ〜✋ レパード実はこの後の型 3代目レパードのレパードJフェリーはかなり丸みを帯びていましたよ〜人気はあまりありませんでしたが・・ pic.twitter.com/o4nkJzznKj

バブル経済の絶頂期を盛り上げるように設計された、4代目 JY33型系

1996年に発売された4代目は、バブル経済真っ只中の頃に開発が進められ、さらなる高級感を目指した4ドアハードトップ車に整えられた。エンジンは今までよりも豊富に揃い、日産自動車初の直噴エンジンVQ30DDやDOHCターボも加わって、とうとう4WDの駆動方式も追加された。その姿は今までのモデルとは比べ物にならないくらい高邁な印象となっていて、最後の最後まで研鑽を惜しまなかった。あおして4代目及びレパードの歴史は1999年に終わりを迎える。

次回〜レパードの歴史⑭〜は4代目レパードのスペックを紹介します。 お楽しみに。 pic.twitter.com/aiQh0S68ht

#自美研 日産 4代目YJ33型レパード って持ち主さん!トランク半ドアですよ!ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ pic.twitter.com/8JCae7hZ5x

同じ高級車であるセドリック及びグロリアに統合されて、19年の歴史に幕を下ろす

19年間も続いたレパードは、日産の高級車として奮闘し、いくつもの改良やモデルチェンジが行われてきた。その雄姿は今の日産高級車に受け継がれ、自社の歴史を紡いできたことが伺える。例え完全に終了してしまっても、高級セダンのセドリックやグロリアが受け継いでくれて、その後も丁寧に磨かれた印象が強いフーガに受け継がれている。

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