1. まとめトップ

世界戦略を狙ったいすゞのピックアップトラック・D-MAXは十分人の役に立っていた

荷物をたくさん運ぶのにありがたいトラックを、日々開発しているいすゞ自動車は、タイに構えた工場でピックアップトラックを製造している。

更新日: 2019年06月13日

2 お気に入り 311 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

その名前はD-MAXと言い、開発はアメリカのゼネラルモーターズも協力してくれたので、力強いエンジン、デザイン、耐久性、快適性に磨きをかけた車となった。目指している趣旨は世界戦略で、アメリカで製造されているシボレー・コロラドが姉妹車となり、日本でも販売されていたファスターやロデオの後継にも該当する。

cobbyjpさん

ゼネラルモーターズと提携を結ぶことで誕生したD-MAXは、エンジンを始め耐久性にこだわった

D-MAXは、いすゞのピックアップトラックです。

いすゞのピックアップトラックを遡ると、1960年代のワスプに辿りつきます。ワスプは「ベレG(ベレットGT)」の愛称で、今でも人気の旧車「ベレット」をベースにしたピックアップトラックです。以降、フローリアンをベースにした初代ファスターや、2代目ファスターをベースにした4WDモデル、ロデオへと変遷しましたが、日本ではいすゞの乗用車生産撤退に伴い、1994年にファスター/ロデオ共に販売を終了しています。

いすゞ・D-MAX 東南アジアではハイラックスと人気を二分するピックアップトラック。シボレー・コロラドとは姉妹車。エンジンは同社得意分野ディーゼルを幅広くラインナップ。様々なバリエーション、オフロード性能特化グレードのAT35も有。結構アクが強い顔してるpic.twitter.com/1aGAv32yyr

初代から海外のみで展開しており、ものすごい販売台数を記録した

D-MAXは2002年に初代が誕生して、当初から立派なピックアップトラックを成し遂げた。その姿は現在戦力となっている普通トラックとは一味も二味も異なり、タイなどの東南アジアを始め世界中で人気を博した。搭載するエンジンは直列4気筒直噴コモンレールディーゼルで圧倒的な馬力を発揮でき、のちにターボエンジンも加わったがーオブザイヤー、ベストセラーピックアップ、最優秀省燃費ピックアップを受賞でき、製造を受け持っているタイでは最高販売台数163,153台を記録した。そして展開はオーストラリアや南アメリカにも到達した。

同じくタイで製造されている派生車種・MU-7は、立派なSUVを成し遂げた

初代D-MAXが発売されていた頃は、同じくタイで製造したSUV・MU-7(ミューセブン)も登場した。こちらはD-MAXと同じ頃に発表され、最大で7人乗車が可能で自然吸気とターボがある直列4気筒エンジンが搭載された。もちろん4WDも搭載されたのでより力強い走りを実現でき、ついにはいすゞモーターズインディアで製造したインド仕様車も登場した。なお販売期間は2002年から2013年までで、後継車は同じ7人乗りSUVであるMU-Xだった。

これいすゞのD-MAXとMU-7?一応日本でも意匠登録されてるんだな pic.twitter.com/iwVa2bNefJ

ピックアップトラックの形を留めた状態で、ラリーの競技に参加した実績もある

いすゞの立派なトラックの一種である・D-MAXは一般に向けて販売されただけではなく外側にきれいな模様や塗装を加えて、凄まじい走りを見せるラリーにも積極的に参加した。COBBYによると、もちろん形状はピックアップトラックを留めていて、ライバルのトヨタ・ハイラックスと熾烈な争いを繰り広げていた。南アフリカで行われたエコレースにも参加して、ピックアップトラックでもラリーに出場できる能力をアピールする。

2代目に突入してもその性能は全く衰えず、むしろ前回を上回るくらいに発展した

初代であれだけ活躍したD-MAXは、2011年に磨きがかかった2代目となり、これもタイを皮切りに発売された。今度のエクステリアは迫力があって光が当たると輝くような色に塗られ、ついにはイギリス仕様も登場した。日本の東京モーターショーでも出展され、前回と同じように不動の人気を誇った。エンジンは初代でも使われたターボディーゼルエンジンが受け継がれたが、最高出力163psを発揮でき、運転席を含む室内も若干拡大された。特にフロントグリルはいすゞのエンブレムがキラリと光っている精悍なデザインに整った。

最高の売り上げを記録した後は、いくつもの輝かしい賞を受け取った

これまで紹介してきたD-MAXは、まさにいすゞの世界戦略を果たしていて十分に多くの人の役に立っていると実感できる。いくつもの研鑽を怠らなかったおかげでますます需要が高まり、初代を上回る売り上げを記録した後は、タイのベストセラーピックアップ、最優秀省燃費ピックアップ、ベストライフスタイルピックアップの3賞受賞して、とうとう2012年にグッドデザイン賞を受け取った。これぞまさしく、毎日改良を積み重ねてきた賜物だ。

‘’Safari yangu imekuwa ya kushuka na kupanda. I remember my first harvest got spoilt along the way. It made me question my decision to get into farming. Nowadays, biashara has accelerated and I have to credit my D-Max for delivering my fresh produce in time.’’ #DMaxMeansBusiness pic.twitter.com/BhcsM6bxM0

今度の派生車種は、最大で7人乗車が可能なSUV・MU-Xである

2代目D-MAXにもきちんとした派生車種があり、それはハッチバックの形を留めたSUV・MU-X(ミューエックス)となる。こちらも最大で7人乗車が可能で、前身は先ほど紹介したMU-7に当たり、製造はD-MAX及びMU-7と同じく、タイの工場で作られている。肝心のエンジンは主に直列4気筒ターボディーゼルだが、輸出する国によって少しずつ異なっており、姉妹車はゼネラルモーターズが手掛けたシボレー・トレイルブレイザーが当てはまる。そして2014年にグッドデザイン賞を受け取り、タイ国内では販売開始から1年で2万台を売り上げた。これだけの業績があると、いすゞのSUVもまだまだ捨てたもんじゃないと感じる。

1 2