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主に北米とカナダで展開した上級ミニバン・ラグレイト/オデッセイは迫力満点だった

オデッセイ、ステップワゴン、フリードでお馴染みであるホンダのミニバンは、北アメリカやカナダで展開している上級モデル・ラグレイトもある。

更新日: 2019年06月14日

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ちらはホンダが目指すRV車の趣旨・クリエイティブ・ムーバーに則っていて、最大で7人乗車は当たり前、自社独自のJ35A型 3.5L V型6気筒 SOHC VTECを搭載しているので、アメリカの自動車市場に求められる要望にきちんと対応できた。

cobbyjpさん

ホンダが掲げたクリエイティブ・ムーバーに応えるように、ラグレイト/オデッセイRL1型が誕生した

今でこそホンダといえばミニバンやSUVに代表されるRVメーカーのイメージが定着していますが、一昔前まではセダンとスポーツカーに強い拘りをもっていました。創業者である本田宗一郎の飽くなき新技術への探求を伝統とする社風も影響し、RV開発に乗り遅れ、業績も悪化の一途にありました。バブル崩壊直後の1990年代は高級セダンやスポーツカーの需要は減退し、いよいよホンダも社運をかけたRV開発の着手を迫られていました。

そんなホンダの救世主となり、今日のRVのホンダのイメージを作り上げたのが1994年に発売されたオデッセイにほかなりません。

しかし、当時のホンダには、一から新たにRVを開発するだけの資金的・時間的余裕がありませんでした。そこで選択した苦肉の策が、既存のセダンである『アコード』のプラットフォームを流用するというものでした。ミニバンとしては車高2m前後が常識だった中で、ホンダが既存の生産ラインで作ることができた最大サイズが、初代オデッセイの車高1660mmでした。その姿はRVというより大型ワゴンに近いかもしれません。

Lクラスミニバンが流行りはじめ そこでホンダはピンときた 北米版オデッセイRL1を日本で売ればいいじゃないと 無理やり右ハンドル化した輸入車 「ラグレイト」 ライバル、グランビアやエルグランドと違い ボイジャーみたいなアメリカミニバンなスタイリング と一回りふた回り巨大なボディで 販売低迷 pic.twitter.com/9HWrZZEZ54

初代は2代目オデッセイも兼ねて北米で大ヒットを記録し、効率性の高いミニバンを務めていた

1999年に誕生した初代ラグレイトは、同じくホンダが手掛けているオデッセイを北米向けに整えた車種で、ボディとエンジンの排気量を一回り拡大しているのが特徴。駆動方式は前輪駆動・FF、トランスミッションはオートマチックのみでエンジンは力強い馬力を出せるV型6気筒 SOHC VTECが搭載されたので、北米で展開を開始した時は大成功を収めた。ちなみに製造はカナダに構えた工場に任せている。なお、ラグレイトという車名は初代のこの時のみに使われ、それ以降は日本と同じオデッセイと名前に統一された。

ホンダ オデッセイ(初代) ミニバンブームの火付け役。多人数乗用車は1BOXが主流な中、ロールーフの独自スタイルで大ヒット。いすゞにもOEM供給された。赤ワインのような色の古い型との描写から小説「流星ワゴン」のワゴンはたぶんこれ pic.twitter.com/azpy6UqqZF

ボディが拡大された3代目RL3型は、最大で8人乗車が可能でエンジンも力強かった

アメリカでものすごい販売台数を記録したラグレイト/オデッセイは2005年に3代目に突入し、とうとう乗車定員が8名まで可能となった。エクステリアデザインはシビックでも使われているACE(Advanced Compatibility Engineering)を採用し、安全性を保つためサイドカーテンエアバッグやスタビリティコントロールを搭載した。もちろんエンジンはV型6気筒 SOHC VTECだが新世代のi-VTECが加わったので、馬力や良い燃費が前回よりも上回った。2008年になると全体を引き締めるフェイスリフトが行われ、アクティブヘッドレスト、昼間点灯、デジタルオーディオプレーヤーポートも備わったので、アメリカでは2年連続でベストセラーミニバンとなった。なお、今回の製造はアメリカの工場が全て受け持ったとCOBBY。

ホンダ オデッセイ(3代目) ミニバンとしては異次元の低床レイアウトで衝撃のデビュー。V6は廃止されたがアブソルートのK24は200psを発揮し、低重心の恩恵もあり十分良く走る。所ジョージのファミリーコブラのベースにもなった pic.twitter.com/hilY66ZXis

3代目オデッセイは本当にカッコいい。パジェロが家になかったら間違いなくコレ買ってた。 厳密にいえばRB2が欲しい。なんで4WD?ってなるけどL・Mで5ATになるのは4WDだけ。2WDだとCVTになっちゃうから途端に魅力なくなる。 アブソルート用の足入れて車高整えれば完璧(*´ω`*) pic.twitter.com/0qEb8s1d7w

使いやすさにこだわった4代目RL5型は、ついに韓国市場へ展開することになった

あれだけの売り上げを記録していても、アメリカで展開するオデッセイは研鑽を惜しまず、どんどん進歩している。そのおかげで2010年に4代目まで到達することができた。今度も生産はアメリカの工場に任せ、オデッセイが目指すアクティブヘッドレスト、昼間点灯、デジタルオーディオプレーヤーポートを徹底させた。室内は前回よりも格段に広くなり、エンジンはV型6気筒i-VTECのみとなった。その他にもスポーティーな外観に整える、初の6速ATを採用するなど、独自のこだわりはまだまだたくさんあり、視認性や衝突安全ボディにもこだわった。その功績は世界各国にも認められ、ついにオデッセイは2012年に韓国でも発売することを決めた。

【歴代ホンダ車 2000年代】 ☆オデッセイ アブソルート '08☆ 2008年10月、先進・安全装備を搭載し、フルモデルチェンジ。4代目「オデッセイ」誕生!! 最上級グレード「アブソルート」 水冷直列4気筒DOHCエンジン、排気量2,354cc 最高出力206ps/7,000rpm、最大トルク23.7kgf・m/4,300rpm pic.twitter.com/neiPk7Mha5

#ハワイで見かけたクルマ ホンダ 4代目オデッセイ ダッジ キャラバン(オデッセイの後ろ) 日本でも売ってるやん、いいえ、完全別設計で日本モデルよりひとまわりでかいのです キャラバンて聞いたら大体の人は日産のほう連想するやろな、俺もやけど ダッジのミニバン pic.twitter.com/Y6bGfjOSRS

今まで以上に磨きをかけて新開発のボディ・エンジン・シャシーを採用した5代目

現代でも続いている5代目に到達した時は、ボディ及びシャシーを1から開発してあちこちについているライトにLEDを採用し、流麗さと精悍さを併せ持つエクステリアデザインに整えた。エンジンは前回と同じi-VTECだが、最高出力が格段に強化されトランスミッション今まででは皆無だった9速ATまたは10速ATが使われた。この組み合わせは上質で滑らかな加速感を実現できたので、ホンダ・オデッセイの歴史に革新を起こした。なお乗り心地を向上させたのはエンジンやトランスミッションだけではなく、新開発のリアサスペンションも当てはまり、高い応答性と取り回しの良さを可能にした。もちろん安全面にも抜かりがなく、先進の安全運転支援システム・Honda SENSINGを標準搭載している。

2013年11月にフルモデルチェンジされて発売された5代目となるオデッセイ。 ガソリンエンジンモデルのみでの発売でしたが、2016年2月にハイブリッドモデルが car-review.net/?p=5896 #odyssey pic.twitter.com/PE6sQJmIGY

@gnrw87 オデッセイ5代目が13年11月に発売され、もう4年近く経つのでモデル化は難しそうですね(^^;; 次の6代目に期待って感じですかね? 僕もオデッセイはずっと続いてたのに急にモデル化されなくなって寂しいです… pic.twitter.com/rYr470ToC4

日本国内での後継車は、同じく上級ミニバンを留めたエリシオンである

これまで紹介してきた北米向けラグレイド及びオデッセイは、日本国内でも少しだけ発売したが思ったよりも売れず、とうとう同じ形状を留めたエリシオンに受け継ぐことにした。こちらも最大で8人乗車が可能でホンダ特有のSOHCまたはDOHC i-VTECエンジンが搭載され、燃費基準や環境対応車普及促進税制に対応した。こちらも日本での展開はすでに終わってしまったが、ホンダのミニバンの歴史を築いたことに変わりはない。

ホンダ・エリシオン アル、エルに続けと登場したホンダの最上級ミニバン。米国版オデだと大きすぎるので新造された。スポーティなルックスだが、逆に高級感を求める層からの支持は集められず。この代のみで終了。何気に中国で人気が高かったとか pic.twitter.com/KRfzJ4M7iz

今年も集まれるといいなぁ〜 去年は知ってる人ほぼいなくてフォロワさんとかに名刺配りまくってた位だけど今では顔見知りだったりすっかり顔馴染みのオーナーさんもちらほらだし楽しいだろうなぁ 年々降りる人も増えてるけどオーナー同士の仲がいい所もエリシオンのいい所なんです( ̄+ー ̄)笑 pic.twitter.com/1oEUu3jfYH

実際に乗って全体的に評価すると、こんな長所と短所が出てきた

あれだけ北米で名を轟かせたラグレイド及びオデッセイは、アメリカ仕様にふさわしいエンジンやサスペンション、トランスミッションや安全装備などに強いこだわりがあって、どこまでも勇ましく駆け抜けることが長所で、短所は色がたった2色しかなく、日本で求められる車に適さないことである。

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