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麗しい輝きを放つ三菱・マグナはオーストラリアを中心に活躍していた

オーストラリアに構えていた三菱自動車は、現地で展開する独自の車を開発した。それはマグナという名前があり、形状はセダン車やステーションワゴンがあって、日本にも輸出された実績を持つ。

更新日: 2019年06月19日

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全体的に見てみると直線でまとまっていて精悍な印象が強く、大きさもかなりあって、街を走っているその姿を見ると一つの立派な風景を感じられる。日本でもマグナのオーナーは結構多く、今でも見かけると懐かしさを感じるという人もたくさんいる。

cobbyjpさん

今ではすっかり希少価値が高い車となったマグナは、オーストラリアの三菱で誕生した

オーストラリアの国内市場で高い評価を受け、人気も赤丸急上昇中のマグナというモデルがある。ミツビシ・モーターズ・オーストラリア Ltd が「生産」するそれは、要するに幅が65ミリほど広い三菱シグマである。

彼の地には、日本の5ナンバー枠の規制なんかないから、何らハンディキャップなく、ワイド化によるメリットだけが生きて来るのだろう。他の(幅の)狭い日本製車、あるいは日本車のKDモデルに較べれば、土地もゆったりと広いことだし、彼らにとってはいいことだらけに違いない。(“外国人サイズ”のデカいシートだって、ゆうゆうと収められるし!)

セダンとステーションワゴンで活躍した初代マグナは、独自のエンジンや性能が込められている

マグナの誕生は1985年にさかのぼり、セダンのみで発売され主にオーストラリアの大地で活躍した。エクステリアデザインは日本で展開したギャランΣに似ているが、車幅や全高はオーストラリア市場で求められるものに合わせて、エンジンは2.6 L 4G54/アストロンII 直列4気筒が搭載され、サスペンションは前後で異なり、駆動方式は前輪駆動・FFだった。いくつかの限定モデルも登場して、エンジンはオーストラリア製の4気筒、SOHC、8バルブの2.6 L アストロンIIに変わり、高いトルクを発揮したが進展はまだまだ続き、ついにエンジンが三菱製の電子制御燃料噴射装置・キャブレター付きに進化して高速道路での圧倒的な走りを見せつけ、何よりこれだけ充実していたので多くの人から好評を受けた。

マグナ(1988~1993) 初代は1985年からミツビシ・モーターズ・オーストラリアで生産が開始され、日本へは1988~93年までステーションワゴンのみ輸入されていた。ベースはギャランΣ。3ナンバーで余裕たっぷりの室内空間が売りだが、かなりのマイナー車。(COBBY) pic.twitter.com/HANJknhiIJ

今週もお疲れ様でした!今夜は豪州三菱から、マグナで店じまいです!日本ではワゴンだけ輸入されましたが、シグマでは三菱が実験的に輸入したセダンも乗ってました!社長曰く、車体がワイドでエンジンもパワフルでいい車だったけど、何で売らなかったんだろうね、と言ってました。では良い週末を〜! pic.twitter.com/OoD49O6LtM

初代は日本にも輸入され、輝かしいカー・オブ・ザ・イヤー賞を受け取った

先ほど紹介した初代マグナは、1988年から1993年の間に日本へ輸出され販売されていた。肝心のエンジンは高級乗用車・デボネアと同じ直列4気筒SOHC2600ccの4G54が搭載され、125馬力を発揮できた。ちなみにオーストラリアで展開していたマグナ・エリートは日本車の影響を受けて液晶ディスプレイ・LEDを使用した計器盤を装備したので、この経緯から日本とオーストラリアはマグナを通して自動車の友好関係を結んでいたことが伝わる。さらに日本に行き届いたマグナは1991年放映の映画「渋滞」で主人公の愛車として使われた。認知度はどんどん広まり、ついに1985年度「カー・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた実績を持つ。

1988 三菱・マグナワゴン (T45) 先日のデボネアAMG以来旧型三菱が気になり資料を読み返す図。 マグナはオーストラリア三菱で製作されたワイドボディ(1760㍉)のギャランΣで、セダンのほか豪州オリジナルのワゴンがありました。 90年代のディアマンテワゴンの源流となったモデルです。 pic.twitter.com/daRcLG5p2R

ディアマンテの形状をそのまま受け継いだ2代目は、前回を上回る大きな改良が加わった

1991年に2代目となったマグナは、三菱自慢の上級乗用車・ディアマンテとほぼ同じ形状となり、前回と同じ直列4気筒エンジンをそのまま設定している。COBBYによるとベラーダという名前で販売されたモデルにはV型6気筒エンジンが搭載され、ジェットバルブを廃止するなど大きな改良を推し進めた。もちろん2代目も日本へ浸透したが、そこではステーションワゴンの形状を留めたディアマンテワゴンが発売された。

オーストラリアから逆輸入の「三菱ディアマンテワゴン」 高級感のあるディアマンテのワゴン版ということで 登場前から期待していたのですが 発売当初、レザーシート仕様の上級グレード一本だったのと スタイリングがやや大陸的だった事もあり 本家ディアマンテほどのヒットは得られませんでした。 pic.twitter.com/Nzw3R7g0da

#自美研 車名が判明したので改めてツイート。 MITSUBISHI ディアマンテワゴン あまり見ないのでレアだと思う。 車名教えてくれた方々、ありがとうございました pic.twitter.com/AdadBBMgj0

新たなエンジンや日本にはないトランスミッションが加わった3代目は、有終の美を飾った

とうとう最後のモデルとなる3代目マグナは、2代目と同じようにディアマンテの形状を留めて1996年から2005年の間に活躍した。エンジンも前回と同じ直列4気筒やV型6気筒がそのまま使われ、オーストラリア現地では5速MTの設定もあった。1997年にワゴンがモデルチェンジされ日本でも発売されたが、売れ行きが芳しくなかったため2000年に輸出を終了した。その後は2003年にフロントマスクをがらりと変えるマイナーチェンジを行い、何とか販売を2005年まで続けることができた。

完全に終了した後は、同じくオーストラリアで製造している三菱・380に受け継がれた

オーストラリアであれだけの名声を轟かせたマグナは、日本にも輸出され独自の性能を見せつけたが、20年もの歴史を紡いで終了した。しかし例え終わってしまっても同じくオーストラリアで製造されている中型乗用車・三菱380に統合されたことを忘れてはならない。こちらは9代目ギャランの派生車に当たり、なだらかなエクステリアデザインとV型6気筒 3.8 L SOHC24バルブエンジン、三菱独自で開発したPSプラットフォームが融合して全体は流麗な印象に整い、オーストラリア最優秀大型乗用車賞、デリバリー・オーストラリア誌による最優秀社用車、エンジンにおいての優秀技術賞に輝いた。一見軌道に乗っていると思われがちだが、その頃は2008年に起こった世界金融危機の影響も受けたので、2005年から2008年までの活躍だった。

ランサーのようでギャランのようでディアマンテのようでそのどれでもない三菱の右ハンドルセダン、三菱380。 エンジンはV6(6G75)しか設定がないらしい。 pic.twitter.com/H2PigoKQji

北米ギャラン、中国ギャラン、豪州380、台湾グランダーと地域ごとに整形してるの今の三菱からは想像できんな笑 仮に日本でディアマンテとして売られたならどの顔だったのか.... pic.twitter.com/A3PA2ShxOL

お、知る人ぞ知るクルマ。豪州から持ってきたのか?"@kentaro_534: 昼に出たら遭遇。 三菱380#LOVECARAS pic.twitter.com/XgYxH8Lw"

オーストラリア限定のマグナ ラリーアートは、本来にはないカッコよさがある

日本では一切販売されず、オーストラリアのみで展開したマグナ ラリーアートは、スポーツモデルにこだわっていて、迫力あるエクステリアとエアロパーツが特徴だ。街を駆け抜けるその姿は誰もが釘付けになって、圧倒的な精悍さを感じさせた。

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