1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

水の上を歩く犬…グリーンランドで「異変」が起きている

こんなにも深刻な状況だったとは…

更新日: 2019年06月21日

13 お気に入り 41999 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

信頼性の高い報道と皆さんのツイートを基に作成しました。

manuronaldさん

■いま、「1枚の写真」が世界中で話題となっている

@SteffenMalskaer got the difficult task of retrieving our oceanographic moorings and weather station on sea ice in North West Greenland this year. Rapid melt and sea ice with low permeability and few cracks leaves the melt water on top. pic.twitter.com/ytlBDTrVeD

デンマーク気象研究所(DMI)の科学者が13日、犬が明るい青空の下、雪のない山々を背に水の上を歩いているように見える写真を撮影した。

■この写真が撮られたのはグリーンランド

氷と雪に覆われた世界最大の島

北極海と北大西洋の間にあり、デンマーク自治領として自治政府が置かれている世界最大の島(日本の面積の5.73倍)。

全島の約80%以上が氷床と万年雪に覆われ、その氷の厚さは平均約1500mにも及び、内陸部では約3000m以上にも達する。

世界の真水の99%以上が、グリーンランドと南極の氷床に存在

氷が融けて水たまりができていた

係留型の海洋気象ブイの回収と気象観測所の調査のため、グリーンランド北西部を訪れた科学者たち。

毎年冬になるとこの一帯では非常に厚い海氷が形成されるが、すでに海氷が融けはじめ、水がたまっている中を犬ぞりが走っていた。

調査に同行した地元の人は「海氷がこれほど早く融け始めるとは予想していなかった」と話していたという。

■グリーンランドで異変が起きている

気温が上昇

4月30日には、海抜3000mに位置する「サミット観測所」で、同観測所の観測史上最高気温となる氷点下1.2℃を記録

また、写真が撮影された日の前日には、カーナークにある気象観測所で気温17.3度を記録していた。

氷の融解も過去最悪ペースに

グリーンランドの氷は6~8月に融解のシーズンを迎えるが、今年は科学者が写真を撮った13日時点ですでに約40%、約20億tもの氷が溶けていたと推定される。

専門家は「6月上旬以降、約370億tの氷が融解しており、今年6月に氷床減少量の記録が更新される可能性はますます高くなった」と話している。

■そのスピードは40年前の約6倍!

グリーンランドの氷は今、人工衛星によって観察が開始された1980年代の約6倍もの速さで溶けている。

1年間に平均2860億tもの氷がはがれ落ちており、溶けた氷は1972年以降、地球の海面を約1.3㎝以上、上昇させたという。

■主な原因は地球温暖化

グリーンランドの氷が溶けやすくなったのは「人間の活動による急激な地球温暖化」が大きな原因の1つだとされている。

また、表面の白い雪や純度・透明度が高い氷が溶けることで、太陽光の反射率が下がって太陽熱の吸収率が上がり、余計に氷河の融解が促進されてしまう。

1 2