1. まとめトップ

【軍事】第二次大戦後 アメリカ海軍の歴代戦闘機まとめ

アメリカ合衆国海軍の空母部隊中枢を担ってきた歴代戦闘機をまとめました。航空母艦という狭い場所からの発着など、海軍パイロットには高い技量が求められ、その実力は空軍パイロットをも凌駕するとさえ言われます。当然そんな彼らが操る機体もまた当時の世界最先端の技術が詰め込まれてきました。

更新日: 2019年06月22日

2 お気に入り 5435 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

holy777さん

アメリカ海軍 空母航空団

空母航空団(くうぼこうくうだん Carrier air wing,CVW)とはアメリカ海軍における航空母艦搭載航空機部隊の編制である。
2017年時点では、空母打撃群の主兵力であり、複数の飛行隊(航空隊)で構成され、戦闘攻撃機から電子戦機、早期警戒機、輸送機までが含まれた混成航空部隊である。所属機はヘリコプターも含め70機前後程度である。

1940年代

初飛行:1945年1月26日
生産数:62機

 米海軍初のジェット艦上戦闘機。
 次世代を睨んだ米海軍は1943年8月30日にジェット艦上戦闘機を新興のマクドネル社に発注する。ウェスティングハウスのターボジェットエンジンを翼付け根に2基装備し、機首に12.7mm機銃4丁を装備する機体として仕上がった。最高速度は771km/hを発揮。
 1945年3月には量産型の発注がされたが終戦までには間に合わなかった。1946年7月に空母での発着艦に成功。1947年7月から部隊配備が開始されたが、この時代のジェット機の進化は早く、1949年には一線から退いた。

初飛行:1946年8月2日
生産数:33機

 実戦部隊で運用されることはなかった初期ジェット戦闘機。

初飛行:1946年9月11日
生産数:33機

 低燃費、直線翼ゆえの低性能に悩まされた初期ジェット戦闘機。

初飛行:1947年1月11日
生産数:895機

 FH-1の改良型として設計された初の実用艦上ジェット戦闘機。

初飛行:1947年11月24日
生産数:1382機

 後退翼機に勝てなかった初期艦上戦闘機。

初飛行:1948年3月28日
生産数:265機

 朝鮮戦争からベトナム戦争までを戦った全天候型艦上戦闘機。

初飛行:1948年9月29日
生産数:320機

 離着陸時に事故が多発した高速戦闘機。

1950年代

初飛行:1951年1月23日
生産数:422機

 デルタ翼の無尾翼式戦闘機。

初飛行:1951年8月7日
生産数:519機

 名機F-4ファントムの習作ともなった機体。

初飛行:1951年9月20日
生産数:1988機

 F9Fパンサーを後退翼化して高性能を得た艦上戦闘機。

初飛行:1951年12月27日
生産数:741機

 F-86セイバーを海軍仕様とした戦闘機。離着陸性能に難のあったFJ-2は海兵隊の陸上機として、これを改良したFJ-3は艦上機として使用された。

初飛行:1954年7月30日
生産数:200機

 F-8の保険扱いであった戦闘機。

初飛行:1954年10月28日
生産数:374機

 FJ-3から完全再設計された艦上戦闘/攻撃機。

初飛行:1955年3月25日
生産数:1,259機

 艦上戦闘機として世界で初めて音速を突破した機体。
 高い信頼性と高性能を兼ね備えた名機であり、マッハ1.7の高速性能を誇りながら、比較的小型の空母でも運用可能な離着陸性能を持っていた。
 20mm機銃×4を標準装備し、ベトナム戦争ではミサイルを撃ち尽くすと何も出来なかった他戦闘機に変わって「最後のガンファイター」として活躍した。
 1976年頃に米軍からは退役。フランスやフィリピンでも使用された他、偵察型RF-8Gや攻撃機として再設計されたA-8コルセアIIなどの派生型が存在する。

1960年代

初飛行:1958年5月27日
生産数:5,195機

 海軍機ながら空軍でも採用され、各国でも活躍したベストセラー戦闘機。
 アメリカ海軍初の全天候型双発艦上戦闘機として開発。二人乗りの大型の機体に強力なエンジンを装備。大量の燃料搭載量は長い航続距離を実現。空母への離着陸のため比較的大きな翼を持ったことで空戦性能にも優れていた。
 ベトナム戦争では他の米軍機が格闘戦の得意なミグ戦闘機に苦戦する中、艦上戦闘機として小回りの効く本機は大活躍を見せた。
 アメリカ軍では全機退役したが、2019年現在も世界各国で使用されている。

1970年代

初飛行:1970年12月21日
生産数:712機

 可変翼が特徴の艦上戦闘機。
 F14の可変翼は離陸時や旋回時には広がり、高速飛行時には閉じることで、あらゆる速度域で最適な翼形となる。これによってマッハ2を超える高速性能と軽快な運動性能を合わせもつ機体となった。
 この可変翼とスタイリッシュな姿にファンも多い。映画「トップガン」でトム・クルーズが操った機体としても有名。
 艦上戦闘機であることと、高い運用コストがネックとなり導入国は米国とイランのみである。

1980年、1990年代

初飛行:1978年11月
生産数:1480機

 攻撃任務も行える海軍の艦上戦闘機。
 原型のYF-17は軽戦闘機として米空軍に提案されたが、F-16に敗れ不採用となった。しかしこれを改良した機体が高価なF-14を補完する戦闘機を探していた米海軍の目に留まり、F/A-18として米海軍に採用された。A-7攻撃機の後継機としても運用され、名称にF(Fighter/戦闘機)とA(Attack/攻撃機)が併記されている。
 尾翼と主翼の間にある2枚の垂直尾翼、操縦席横まで伸びる大きなストレーキが特徴。中速域での運動性や艦上機ならではの離着陸性能に優れている。

2000年代以降

初飛行:1995年11月29日
生産数:600機

 F/A-18を再設計して大型化した多用途艦上戦闘機。
 軽戦闘機として開発されたF/A-18のエンジンを強化、マルチロールファイターとして大幅改良した。元のF/A-18との共通性は1割程しかない。
 機体の大型化によってF-15並のサイズとなり、兵器搭載量や航続距離が増加した。本機を元に開発した艦上電子戦機EF-18Gも含め、現在米空母の艦載機はほとんどが本機で占められている。
 汎用性が高い一方、戦闘機としては加速性の悪さが指摘されている。

初飛行:2000年10月24日

 最新鋭のステルス戦闘機。
 米国を中心に数カ国参加の共同計画として開発開始。空軍、海軍、海兵隊の複数機種を1機種で担うことを目指した。
要望が多岐に渡り開発は難航したが、計画開始から20年を経て2015年に運用が始まった。
空軍向けのA型、垂直離着陸型のB型、空母搭載用のC型が存在する。
空戦性能や速度は従来機に比べ落ちるが、高いステルス性能と戦場のあらゆる情報を分析する最新の情報処理技術により、従来機を寄せ付けない戦闘能力を発揮する。

その他試作機

1 2