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50年で6倍!日本人の急速な「肉食」への偏重傾向に専門家が警鐘

日本人の食生活がここ50年で魚や野菜から肉へ急速に変わっているようです。この変化に専門家が警鐘を鳴らしています。

更新日: 2019年06月24日

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■日本人の食生活が急激な変化を遂げている

総務省の「家計調査」からの引用になるが、生鮮肉の食料消費支出が2008年に比べ、2018年には全世代で増加

1960年には1人1年当たりの食肉(牛肉・豚肉・鶏肉)供給量はわずかに3・5kgでしたが、2013年はその 10 倍の 30 kg

2010年からまた緩やかに増加トレンドとなっています。2016年には31.6kgと過去最高となっています。

■牛・豚・鶏が好んで食べられている

日本で一般的に食べられている食肉は牛・豚・鶏の3種類。その中でも、最も、よく食べられているのは鶏肉

牛肉、羊肉、山羊肉の生産量は2倍以上になり、豚肉は3倍、鶏肉は9倍になった。

一方、日本人の主食である米は115kgから 57 kgに、魚介類は 28 kg(2001年には 40 kgまで増加)から 27 kgにとそれぞれ減少

■この急激な変化に専門家が警鐘を鳴らしている

日本人の“肉食事情”に、専門家たちは声をそろえて警鐘を鳴らしている

大腸がん予防のために、「赤肉は調理後の重量で週に500g以内に抑え、加工肉は控えるように」と勧告している

世界がん研究基金と米国がん研究協会による報告書によります。

今や日本人の2人に1人ががんを発病しているといわれていますが、がんのなかでももっとも罹患者が多いのは大腸がん

■大腸がんとの関連性が指摘されている

1960年から2010年までの50年間の死亡率を見ましても、大腸がんで亡くなった人は、男性が人口10万人中5人から約40人へと8倍、女性も5人から約30人へと6倍も増えています

赤肉の摂取量が多いグループで女性の結腸がんのリスクが高くなり、肉類全体の摂取量が多いグループで男性の結腸がんリスクが高くなりました

世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究協会(AICR)による評価報告書で、赤肉、加工肉の摂取は大腸がんのリスクを上げることが「確実」と判定

■このように日本では増加している大腸がんだが、アメリカでは減少

米国国立がん研究所(National Cancer Institute)によると、大腸がんの罹患率および死亡率は男女ともに第3位。ここ10年、罹患率・死亡率ともに減少傾向にある。

アメリカにおける大腸がんは全体として減少傾向にある一方、若年者では増加傾向にあることが指摘されている。

全体的には減少しているものの、若年層では増えているようです。原因は「肥満」だとされています。

■以上、日本は増加、アメリカが減少の要因となっているのが野菜や果物の摂取

野菜や果物と肉は反比例の関係性にあります。

ガンや心臓病などの病気と食事の因果関係が示されていて、病気を未然に防ぐための自然治癒力の向上にも栄養バランスの取れた食生活が重要であること、野菜や果物を多くとる必要性などが指摘

1980年には1人1年当たり日本人123kgに対してアメリカ人102kgだった野菜消費量が、2009年には日本人102kg、アメリカ人123kgと逆転

さらに、米国農務省(USDA: United States Department of Agriculture)の報告では、今後も消費量は増加すると予測されている

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