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柔らかく上品な文章が魅力!今注目の作家・大島真寿美の小説まとめ

第161回直木賞の候補作品として「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」が選出された大島真寿美さん。柔らかく上品な文章が魅力的な大島真寿美さんのオススメの小説をまとめました。(チョコリエッタ、ふじこさん、ピエタ、やがて目覚めない朝が来る、戦友の恋、渦 妹背山婦女庭訓 魂結び)

更新日: 2019年07月08日

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sryamaさん

★『チョコリエッタ』

進路調査に「犬になりたい」と書いて呼び出しをくらった知世子。高校2年生の夏、映画研究会OBである正岡の強引な誘いで、カメラの前に立つことに。

「チョコリエッタ/大島真寿美」読了。>青春。閉じた世界。色が付いたり消えたりする世界。閉鎖的な雰囲気が多いがしかし読み終えるとちょっと気の抜けたサイダーみたいな安心感ある爽やかな気分になれる。普通だけどちょっと外れた登場人物たちが愛しい。知世子と正宗の夏休みの日々が好き。

#読了 #再読 チョコリエッタ/大島真寿美 進路希望に「犬になりたい」と書いたチョコリエッタと正岡正宗のひと夏。 10年くらい前にはじめて読んでから、頻繁に読み返しています。すごく好きなんです。 どうやら、現在はカバーデザインが変わっているみたいです。 pic.twitter.com/UutZ5hvtpr

『チョコリエッタ』大島真寿美・作 短編なので、驚くほど早く読み終えてしまった。サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』に通じるものがあった。知世子は、被写体になることで、正宗はフィルムを撮る事で、心に打ち込まれたクサビを溶かす事ができたのかな。小説だけど、ショートフイルムみたい。

★『ふじこさん』

離婚寸前の両親の間で取り合いされることにうんざりしているリサ。ある日父の部屋を訪れると若い女の人が出迎えてくれて……。

大島真寿美『ふじこさん』読了。表題作は離婚寸前の父の愛人ふじこさんに惹かれる小学生の話。92年文學界新人賞「春の手品師」では屋台の手品師に惹かれて従いていく女子高生の話。父性を担う女性ないし中性的存在は現代には必要なのかもしれない。 pic.twitter.com/yamANp7BnP

ふじこちゃんにはなれないけれど。ふじこさんのようになりたい。「ふじこさん」 大島真寿美・著 大島真寿美さん、大好きだ、、

大島真寿美「ふじこさん」読了。 この人の本、初めて読んだけど言葉のテンポがすごく好き。あっという間に読めてしまったし、読後感も優しくて気持ちがいい。どの話も周囲の人間への違和感を感じている女の子の話で自己投影もしやすかった。

★『ピエタ』

18世紀ヴェネツィア。作曲家ヴィヴァルディは、ピエタ慈善院で、〈合奏・合唱の娘たち〉を指導していた。

「ピエタ」大島真寿美 著 読了 ピエタとはヴェネツィアにある慈善院。そこでかつて音楽教育をしていたヴィヴァルディの訃報から物語は始まる。 一枚の楽譜を探しに過去を回想してゆく。 フィクションではあるが死してなお「あっ」と喜びがじわっと沁みてくる仕掛けをしたヴィヴァルディは流石! pic.twitter.com/WgI3EPa6r3

大島真寿美著「ピエタ」読了。18世紀ヴェネツィア。孤児を育てる慈善院ピエタのエミーリアの元に師ヴィヴァルディの訃報が届く 澄んだ雪のような文章。静かに沁みる。死んだ恩師の虚像と実像、肉親への憎しみと愛、生きる絶望と希望、多くの対比を飲み込んだ素晴らしい話。完成された作品だと思う。 pic.twitter.com/wNub1l4oU0

大島真寿美『ピエタ』 昨日寝る前に読み始めたら途中で止められなくなりました。作曲家ヴィヴァルディの訃報から始まるお話。彼をとりまく女性たちが描かれているのですが、彼女たちが本当に魅力的! #読了 pic.twitter.com/GwIFGwPphY

★『やがて目覚めない朝が来る』

少女は、魅力的な大人たちに囲まれて、大人になっていく。すべてを包み込んで穏やかに流れていく時間と人生のきらめきを描き出す

「やがて目覚めない朝が来る・大島真寿美著」たくさんのやさしさが詰まった1冊。個性的で魅力的でやさしい大人達に囲まれて成長していく主人公。大人達のことを少しずつ理解していく姿もしみじみ。私は一松さんのところでウルッと来ちゃいました。オトナのための本だと思います!お盆休みにピッタリ!

やがて目覚めない朝が来る/大島真寿美 タイトルがとても好き。 元舞台女優の祖母蕗さんと、孫の有加と、蕗さんを取り巻く個性的な人達。 有加の目から見た蕗さん達が淡々と描かれる。 私にも、あなたにも、やがて目覚めない朝がくる。それだけは確か。 静かに言葉が降り積もるような物語。 #餅読了

大島真寿美さんの「やがて目覚めない朝が来る」読了。人と人の間で何があったのかまるで語られないんだけど、語られないことがより人物を際立たせるような。そして誰もがゆっくりと目覚めない朝へと向かっていくのに、紡がれていく命が力強く感じられる不思議な読後感。悲しくはない。癒される。

★『戦友の恋』

漫画原作者の佐紀は、人生最悪のスランプに陥っていた。二人三脚、誰よりもなにもかもを分かちあってきた編集者の玖美子が急逝したのだ。

大島真寿美先生「戦友の恋」 どの人物も丹念な描写で魅力的だったけどやっぱり戦友ともいうべき玖美子が一番かな〜短い出番が逆に強い印象を残してる。佐紀との関係は友情じゃないのです。この微妙な加減が抜群だった。長い年月にわたる年齢の変化も読ませるし、とても良かったです #読書 #読了 pic.twitter.com/GOaRqYkBIO

大島真寿美『戦友の恋』再読。というか何度読んでも大好きだと思う。日々を営んでいくこと、働くこと、愛しい人達との関わり。でも人はやっぱりひとりで生きていかなくてはならない。 #美しい小説

大島真寿美「戦友の恋」漫画原作者の佐紀が、編集者である戦友を亡くした後の日常。戦友のエピソード自体は少なく、ほぼほぼ主人公の変わらぬ日常。行きつけのお店やキャリア、昔の恋人。過去を振り返り振り返り進んでいくなか、仕事の転機がきて新しい挑戦をするくだりがあり、そこがすごく良かった。

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