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テンポの良さでグングン引き込む!今注目の作家・澤田瞳子の小説まとめ

第161回直木賞の候補作品として「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」が選出された澤田瞳子さん。テンポの良さでグングン引き込む澤田瞳子さんのオススメの小説をまとめました。(日輪の賦、与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記、夢も定かに、火定、若沖、落花)

更新日: 2019年07月09日

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sryamaさん

★『日輪の賦』

七世紀終わり。国は唐と新羅の脅威にさらされていた。危機に立ち向かうべく、女王は強力な中央集権国家づくりに邁進する。

澤田瞳子「日輪の賦」読了。細々とした物足りなさは歴史認識の差として、この時代を真正面からとても素直に描かれていたところは好ましく、おもしろく読めた。希望で盛り上がっているラストはきらきらしていて、だからすこし虚しい。

日輪の賦/澤田瞳子 律令制定を成し遂げた官人主観の物語。法により日本国が始まると信じた者の執念を感じるには十分すぎました。 私が1番好きな本です。笑 #読了

澤田瞳子「日輪の賦」読了。大宝律令制定についてのお話。天上の虹以外で葛野王が出てくる作品初めて。初め読みにくかったですが、中盤からはスイスイ読めるようになりました。律令編纂への苦労、旧体制、新体制の対立がよく描かれていて読み応えがありました。

★『与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記』

奈良時代、故郷から造仏所に徴発された真楯。命懸けの労役は苦難の連続。だが、疲れ切った彼らには、炊屋が作る旨い料理があった。

澤田瞳子「与楽の飯」 東大寺造仏所炊屋私記 事実にフィクションを載せて架空の物語に持って行ってくれるのが一番いい小説。 本作は確かな知識に基づいた言葉の使い方や漢字の選び方が心地よく、上手に騙して貰える。。 料理の描写も心地いい #澤田瞳子 #与楽の飯 #光文社文庫 pic.twitter.com/HDy555mMJU

意識しなくとも初めからそこにあるような感覚になり、その事に意識を割かなくて良いので、物語の人間模様や機微をも素直に覗く事ができる。 優しい世界。素敵。 #光文社文庫 #与楽の飯 #東大寺造仏所炊屋私記 #澤田瞳子

与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記 澤田瞳子 光文社文庫 面白かった!火定を読んだ母にも貸し出して、秋の正倉院展に誘おう! 奈良時代の人々を身近に感じられる作品。 1000年前に人の手によって作られた大仏を今現在も拝むことが出来る。これ、すごいよね。ロマンだよ。 pic.twitter.com/KzOHqDNAK5

★『夢も定かに』

聖武天皇の御世、後宮で働くべく上京してきた若子。同室になった笠女(かさめ)、春世(はるよ)とともに、権謀渦巻く平城京にいざ漕ぎ出してみると――。

澤田瞳子著「夢も定かに」読了!平城京の後宮の女官のお話。最初“ラノベ風?”って思ったけれど、最後まで読んで解説に驚いた。彼女たちにモデルがいて、史実に基づいたお話であると。女好きで頼りない聖武天皇の時代、藤原氏と他の豪族たちの争いに巻き込まれていく女官たち。あー続きが読みたいー!

澤田瞳子さんの『夢も定かに』面白かった〜。采女というか、当時の女性をモデルにしてるけど意識的には現代に近い気がして(いや意図的に寄せてるのかもだけど)こういう強さがもてたらいいねと思った。

久々に書店で勘を頼りに文庫本を買って大成功。 中公文庫「夢も定かに」澤田瞳子著 奈良時代の後宮を舞台に、地方から出仕した若い采女達の日々を描く短編連作。女性公務員のお仕事小説と言ってもいい。 その時代ならではの政治背景や身分制度などありつつも、とても共感できるエピソードばかり。

★『火定』

時は天平、施薬院では、ひどい高熱が数日続いたあと、突如熱が下がるという不思議な病が次々と発生。都を阿鼻叫喚の事態へと陥らせた、“疫神" 豌豆瘡(天然痘)の前兆だったのだ。

澤田瞳子『火定』 奈良時代に都で天然痘が大流行したというのは史実としてあって藤原四兄弟が全員死んでしまったんだよね。これはその大パニックの最中の医療従事者や庶民の物語。いろんな人がいろいろ足掻くけど容赦なく病がどんどん広まっていく様子がリアルで本当に辛い。

火定/澤田瞳子 歴史。時代は天平。天然痘の流行に立ち向かう人々と混乱に乗じる人々を対して描いた力作。 極限の状況下で奔走し、恐怖にかられ、絶望し、それでも生きていく人々。澤田さんの作品はどれも途中から涙が止まらなくなるのですが、これは一等つらかった。 #ユキ棚 pic.twitter.com/nOQatpGkaT

澤田瞳子『火定』 天平九年、平城京を襲った疱瘡流行。 病に倒れる人々の描写が凄まじい。 ラストの数ページは怒濤の展開に胸打たれた。 死があっての生。 先立った者を想い 残された己れが為すべき事を考え、生きてゆくのだ。 #読書 pic.twitter.com/EAPcmqAYXu

★『若冲』

緻密な構図や大胆な題材、新たな手法で京画壇を席巻した天才・伊藤若冲は、なぜ奇妙な絵を生涯描き続けたのか――。

澤田瞳子『若冲』読了 若冲が絵に込めた思いに迫る歴史小説。家業そっちのけで絵に没頭したボンボンという紹介のされ方が多い気がしますが、本作ではライバルとの凄まじい相克や悔恨によって数々の傑作が生まれる様が描かれます。 「樹花鳥獣図屏風」、静岡県立美術館にあるんですね。見たい! pic.twitter.com/swcjzi82gr

澤田瞳子『若冲』(文春文庫)を読む。若冲の絵には若冲らしくないもの(おそらく贋作)が混じっているという説があるが、その理由を見事に推理した小説。

不定期の本棚紹介 その11 「若冲/澤田瞳子」 とにかく面白い創作の歴史小説。 画家・若冲の生き様と心情にここまで深く立ち入ることができるとは。 浄土で話、聞いて来たんですか? そして弁蔵との関係、これは完全に悟空とベジータね。 フュージョンしちゃってる。 #OPPIRO本棚紹介 #若冲 #澤田瞳子 pic.twitter.com/ni3XXQSM5Q

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