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加齢だけではない!物忘れがひどくなる原因とは?

人の名前や場所を思い出せなかったり、途中で何をするか忘れてしまうなどの物忘れは、年齢関係なく日常的に起きるものです。ただ加齢とともに増えてしまうものですが、これは仕方のない話。ただ子の物忘れがひどいと認知症などが疑われてしまいますが、物忘れがひどくなる原因には生活習慣や体質に問題があるようです。

更新日: 2019年07月02日

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egawomsieteさん

・精神的ストレス、栄養バランスの乱れ、過労、寝不足

精神的ストレスが溜まっていたり、栄養バランスの乱れた食生活や過労、寝不足が続くと、集中力が低下して物忘れが多くなります。これは心身に疲れが溜まっているサインですから、十分な休息をとって回復する必要があります。

・ストレスが物忘れや脳萎縮につながる可能性、40代でも影響 米研究

ストレスの高い生活を送っている人は、50歳になる前に物忘れがひどくなったり脳が委縮したりする可能性がある――。そんな研究結果が24日の学術誌ニューロロジーに発表された。

発表を行った米テキサス大学の研究者は、「比較的若い人でも、症状が表れるずっと前に物忘れや脳の萎縮が起きていることが分かった」「早いうちから意識してストレスの軽減に努める必要がある」と指摘している。

研究チームは、ストレスを受けた時に分泌が増えるストレスホルモンの「コルチゾール」に着目した。コルチゾールは身体のさまざまな機能を低下させる作用があるが、ストレスが解消されればコルチゾールの分泌量が減って身体機能も正常に戻る。

だがストレスの高い状態が続くと身体機能も低下した状態が続き、不安やうつ、心疾患、頭痛、体重減少、睡眠障害、記憶力や認知力の低下に結びつく。

特に脳は全ての栄養素が適切に機能する必要があり、影響を受けやすいという。ストレスに対応するために身体でそうした栄養素が必要になると、脳に行き渡る栄養素が減少する。

コルチゾールと認知症の関係はこれまでにも指摘されていたが、そうした研究は主に高齢者や脳の海馬と呼ばれる記憶を司る領域に着目していた。

しかし今回の調査では平均年齢48歳の男女の脳全体をMRI(磁気共鳴画像装置)でスキャンし、認知症の兆候のない2000人あまりを対象に心理検査を行って思考能力を測定した。

その結果、コルチゾールの値が高い人ほど物忘れが多いことが判明。また、脳内で情報を移動させる放線冠と呼ばれる部位や、2つの脳半球の間にある脳梁(のうりょう)と呼ばれる部位のダメージと関係があることも分かった。

さらに、コルチゾールの値が高い人の脳は、思考や感情、発話、筋肉のはたらきを司る大脳が小さいことも判明した。脳全体に占める大脳の容量は、コルチゾールの値が正常な人が88.7だったのに対し、コルチゾールの値が高い人は88.5だった。

・加齢にともなう記憶力の低下

記憶力は、20歳代をピークに徐々に減退していきます。とくに60歳頃になると、記憶力に加え判断力や適応力なども衰え始め、段々と物忘れが多くなるようになります。

しかし、人の名前を忘れてもヒントを与えると思いだすなど、自分で記憶力の低下を自覚しているような物忘れは、加齢によって誰にでも起こることですから、それだけではイコール認知症というものではありません。

・薬物による中毒

睡眠薬、抗うつ薬、精神安定剤などの脳に作用する薬によって物忘れ、知能低下などの副作用の症状を示すことがあります。また、高齢者では数種類の薬を併用していることによって相互作用を起こすことがあり、脳に作用する薬以外でも物忘れ、知能低下などの症状を示すことがあります。

・スマホ認知症

認知症を専門とする「おくむらメモリークリック」院長で『その「もの忘れ」はスマホ認知症だった』(青春出版社)の著書がある脳神経外科医の奥村歩氏が語る。

「うちの医院にやって来る患者さんの約3割が20代から40代です。物忘れが激しく、仕事に支障が出るため、自分は認知症なのではないかと心配になってやって来る。しかし、よくよく聞いてみると、皆さんスマホやタブレットなどのへビーユーザーで、食事中もトイレの中でもベッドでもスマホを肌身離さず持っている。つまり、日々入手している情報量のあまりの多さに脳が疲れ切って、処理能力が低下したために物忘れやつまらないミスが増えているスマホ認知症だったのです」

仕事でパソコンを使っている上に休憩時間にはメールのチェックやニュースサイトの閲覧、SNSで友達とやりとりをしたり、ベッドの中で寝るまで動画サイトを見ているなど、一日中スマホを手放さない人は多いのではないだろうか。そういう人はスマホ認知症予備軍だ。

「同じ文章を読んでいても、スマホの場合、目の中に入ってくる光の情報が多いのです。すると作業台は文章のほかに光の量や色の多さも含めて情報処理をしなければならない」

また、スマホを使っている人はマルチタスクをしている場合が多いという。

「例えばユーチューブを見ながらSNSをしていたり、ゲームをしながらスマホをいじっていたりすると、それぞれの種類の情報がどんどん作業台に載っていきます。ゲームを中断してSNSをしたとしても、脳ではゲームの情報処理を進めていたりする。

・感情のコントロールも

デジタル機器を用いたマルチタスクは習慣になりやすいので、脳への情報入力が続くことになります」

こうしたマルチタスクを続けていると脳にストレスがたまり、スマホ認知症になりやすい。

「ストレスのかかっている時間が長期にわたると、ストレスホルモンが脳の神経細胞を攻撃して機能低下を起こします。機能低下を起こしやすい場所は記憶をつかさどっている海馬と作業台を働かせている前頭前野。前頭前野は理性をコントロールする場所なので、ここの機能が低下すると理性的な判断や感情のコントロールがしにくくなります」

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