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軽自動車なのに商用バンとトラックの役割をきちんと果たしたマツダ・スクラム

仕事で十分に使える商用車を果たしたマツダ・スクラムは、バンとトラックの2種類があって、荷物の積み下ろしを楽にする、十分な収納スペースを確保する、運転のしやすさや安全装備にもこだわっていることで、毎日の仕事に貢献している。

更新日: 2019年07月10日

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以前は自社が手掛けるオートザムブランドで販売していた。

cobbyjpさん

オートザムブランドの車両も兼ねていたスクラムは、バン及びトラックの要素を兼ねている

スクラムワゴンはマツダのワンボックス型軽自動車。スズキ・エブリィワゴンのOEMモデルである。本稿では3代目のDG52W型について扱う。

それまでのマツダのワンボックス軽自動車といえば1989年に登場した軽貨物のマツダ・スクラム(オートザム・スクラム)だったが、OEM元のスズキ・キャリィのフルモデルチェンジを受けて1999年12月に登場したのが乗用モデルの「スクラムワゴン」である(軽貨物は同年の1月に先にデビュー済み)。

高速のサービスエリアで隣すれ違った人間が「スクラム」って単語発したから、「ラグビーファンか?」と思って振り返ったら 「マツダのスクラム」って言うもんだから更に聞き耳立てたら 「スズキのあれと同じよ~」 って、それ車の話やないかーい(笑) pic.twitter.com/BaXedoTeDU

初代DG41/DH41からターボエンジン、4WD駆動は当たり前で、十分人の役に立っていた

マツダ・スクラムは平成に切り替わった1989年に誕生して、初代からバンとトラックを揃えていた。室内空間を十分に確保するため車高を高くして、エンジンは34馬力または52馬力を発揮できるインタークーラーターボを搭載した。駆動方式には4WDも使われ、サスペンションは前後で異なっており、とうとうエンジンは直列3気筒SOHC12バルブ及び58馬力を出せるインタークーラーターボに切り替わった。誕生して翌年になると特別仕様車・スタンドオフも登場して、ますます人の役に立てるような事業に取り組んだ。なお、この車の製造はスズキに委託している。

wikiのオートザムのページから飛んで、マツダ・スクラムのページ見てたんだけど、スクラムの初代かっこええな 角目だし、フォグ付いてるし(そこかよw) pic.twitter.com/XDAgknRHnJ

3代目マツダ・スクラムバン 初代マツダ・スクラムワゴン ①ワゴン スタンドオフ エアロターボ PZハイルーフ リヤ ②バン バスター 4WD リヤ pic.twitter.com/vzs4MiiCYl

前回と同じ形状を受け継いで誕生した2代目は、エンジンを改良したので馬力が格段に向上した

991年に2代目となったスクラムは、前回と同じ形状を留めているがバンタイプは荷室の下にエンジンを構えたミッドシップレイアウトを採用している。エンジンはSOHCターボも揃った水冷3気筒が使われ、50~60馬力を発揮できた。ここでもオートザムブランドが使われたが、しばらくするとマツダブランドへ統合する決意を固めた。

4代目マツダ・スクラムバン 2代目マツダ・スクラムワゴン ①ワゴン(中期型) ②ワゴン(中期型・リヤ) ③ワゴン PZターボ スペシャルパッケージ 4WD (後期型・リヤ) ④バン PC 4WD(リア) pic.twitter.com/RNTVf7DrLG

マツダ・スクラムバン(4代目) マツダ・スクラムワゴン(2代目) ①後期型 ワゴン PZターボスペシャルパッケージ 4WD ②バン PC 4WD pic.twitter.com/0Cn872L4id

3代目に突入すると、今までを上回るようにいくつもの改良、研鑽をつぎ込んだ

スクラムの発展は留まることを知らず、とうとう1999年にフルモデルチェンジが行われて3代目となった。COBBYによると、ボディは一回り大きくなってセミキャブオーバースタイルが採用され、今までよりも安全性、居住性、乗降性を向上させた。もちろん使い勝手と実用性にも磨きがかかり、エンジンは50馬力直3SOHCと60馬力直3SOHCターボの2種類が用意された。快適な走りを実現できるよう振動や騒音を極力抑え、一部ではたくさん荷物が積み込めるよう積載性を改良し、安全を守るために全車にSRSエアバッグが装備された。

1999年(平成11年)デビュー 今年デビュー20周年 マツダスクラム/スクラムワゴン(DG52V/DH52V/DG52W/DG52T/DH52T) #節目車 pic.twitter.com/GguIxo5Kl2

トラックは、直列3気筒SOHCまたはDOHCが加わった使い勝手の良いものになった

3代目に突入した時は、トラックもバンと共にがらりと変わり、大型のボディとセミキャブオーバースタイルを併せ持つ、使い勝手の良いものになった。エンジンは0馬力の直3SOHCと60馬力の直3SOHCターボの2種類が使われ、荷物を積むラゲージスペースが各庁されたことによって使い勝手も良くなり、とうとうエンジンは全車オールアルミの直列3気筒DOHCに変わって、優-低排出ガス認定を取得した。この代からトラックは全体に防錆対策が使われ、耐久性も強くなって割安な価格に設定したものも追加した。

ワイ「冬ように車買っちゃった」 周り「へー」 ワイ「ドンガラで、2人乗りで、重ステ、AC無し」 周り「速そうやん」 ワイ「マツダ車」 周り「FDとか?」 ワイ「スクラムトラック」 周り「なにそれ?」 ワイ「これ! 周り「キャリーやん」 pic.twitter.com/zVA2u64tUE

マツダ スクラムトラック(DG63T) 敢えてのスクラムですがキャリイも乗ってます(ネタバレ)。 最近久々に乗った軽トラがこいつだったんだけど、目線高いしボンネットは見えないしなんとなく事故ったら死ねると思った一台 pic.twitter.com/i5cnNyDgPt

多彩なシートアレンジを加えた4代目は、燃費基準や排出ガス規制にもきちんと対応できた

仕事で役に立つ要素がたくさん詰め込まれ、いくつもの進化を遂げてきたスクラムは2005年にフルモデルチェンジされ、4代目へと登りつめた。ワゴンは多彩なシートアレンジが可能となり、両側にパワースライドドアが加わってエンジンはオールアルミ製直列3気筒660cc DOHCとターボが使われ、49馬力を発揮でき、排出ガス低減レベルや燃費基準を達成できた。もちろんここでも改良は行われ、座り心地やデザインを向上させる、斬新なボディカラーを採用する、エンジンに制御変更を加えるなどをした。

マツダ スクラムワゴン(4代目 DG64W型) 5台代目エブリィワゴンのOEMモデル。エンブレム以外はベースと同じ #Keicar sakurabunama.blog87.fc2.com/blog-entry-209… pic.twitter.com/Zmg7iStFC6

4代目トラックもバンに負けない性能を持ち、今までと同じ形状に加えて冷凍車も登場した

しっかりとした荷台が付いたスクラムのトラックはどんどん発展し、2013年にフルモデルチェンジされて使う人の要望に応えられるよう整った。まずは室内の空間を十分に広げ、続いては十分な光を出すヘッドランプや防錆鋼板を加え、車体全体を軽くした。さらにエンジンはR06A型水冷直列3気筒DOHCが搭載されたので、燃費が今までよりも良くなり燃費基準を達成できた。トラックの改良は惜しむことなく続けられ、誤発進抑制機能やアクセサリーソケット、4W-ABS、エアバッグ、安全シートベルトが加わった。これらはスクラム・トラックが今までよりも大きく成長したことが伺える。

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