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エルニーニョ現象が終息…「令和最初の夏」はどうなる?

梅雨が遅れたり季節外れの低温が続くなど、おかしな天気が続いていますが、今後の天候は?

更新日: 2019年07月11日

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信頼性の高い報道と皆さんのツイートを基に作成しました。

manuronaldさん

■気象庁は「エルニーニョ現象が終息した」と発表

気象庁は10日、最新のエルニーニョ監視速報を発表し、「6月時点でエルニーニョ現象が終息した」との見解を示した。

■エルニーニョ現象とは

1997年11月の月平均海面水温平年偏差

気象庁HPより

太平洋赤道域の日付変更線付近~南米沿岸にかけての海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象。

エルニーニョ現象に伴う太平洋熱帯域の大気と海洋の変動

気象庁HPより

太平洋の熱帯域では貿易風と呼ばれる東風が常に吹き、海面付近の暖かい海水が西部のインドネシア近海に蓄積され、東部の南米沖では冷たい海水が海面近くに湧き上がる。

エルニーニョ現象が発生すると、東風が平常時よりも弱くなり、西部に溜まっていた暖かい海水が東方へ広がるとともに、東部では冷たい水の湧き上りが弱まる。

■昨年秋ごろに発生し、今年の秋まで続くとみられていた

2019年5月の海面水温図

気象庁HPより

太平洋赤道周辺の海面水温はインドネシア付近を除いたほぼ全域で平年より高く、気象庁は「今後秋にかけて続く可能性は60%」という見解を示していた。

■そんな大方の予想に反した結果に

詳細

2019年6月の海面水温図

気象庁HPより

気象庁によると、6月のエルニーニョ監視海域の海面水温は、基準値に比べて0.3℃高い状態にとどまっており、南米沖では平年並みに。

また、赤道周辺にあった暖かな海水の塊が6月下旬に解消したことも確認されており、こうした海洋や大気の状態から、エルニーニョ現象が終息したと判断したという。

今後は「平常の状態」が続く見込み

エルニーニョ/ラニーニャ現象の発生確率(5月~11月)

気象庁HPより

夏から秋にかけて海面水温は平年に近い状況で推移し、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象のどちらでもない、平常の状態が続く見込み

ラニーニャ現象…同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象

インド洋熱帯域では依然として海面水温の高い状態が続いているものの、こちらも今後秋にかけて解消していく予想。

■エルニーニョ現象は世界中に異常気象をもたらす

日本では「冷夏・暖冬」になりやすい

エルニーニョ現象が発生すると、積乱雲が盛んに発生する海域が平常時より東へ移るため、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられている。

日本では「冷夏・暖冬」になりやすい傾向があるといわれており、夏は西日本の日本海側で雨が多くなる傾向がある。

インド洋熱帯域の水温上昇も冷夏の要因となる

現在、関東~東北では7月らしくない天気が続いている

関東甲信~東北地方で気温の低い日が続いており、東京都心では10日まで6日連続で最高気温が25℃を下回った。

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