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この記事は私がまとめました

この記事は、本当にゾッとした怖い話をまとめてあります。

rrreiruさん

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1.母の陰

私が小6の時の夏休み、薄暗い明け方のこと。
私はその日眠れずにいて、テレビをボーッと眺めていた。
すると突然、外から笛の音が聞こえてきた。

こんな朝早くになんだろうと思い外を見ると、
白い着物を着たガリガリの髪の長い女が、家の前の道を歩いていた。
女はしばらくこっちを見ていたが、また道を歩きだした。

そして私がまたテレビに目をやったその瞬間、階段をトン…トン…と上ってくる音がした。
その時私の部屋は二階で、扉が少し開いていた。
私は不気味な気配にビビリ、布団に潜って布団の隙間から様子を見ていた。

しかし、しばらくしても何も来ないので、相当ビビって、隣にある母親の寝室に逃げ込んだ。
入ったその瞬間、私は呆然とした。
その部屋は真っ暗で、奥の方で首を吊って天井からぶら下がっている、母親の影が見えた。
私は何もできず、それをしばらく眺めていた。
すると耳の奥底で、「生きてて楽しい?」という女の声がした。

母は次の日、普通に起きて仕事に行ったし、今も生きてる。
でも、母はその日から1ヵ月くらいで、20キロも痩せるという異常な痩せ方をした。

今から十年ほど前の事です。

2.強烈な遺体

久しぶりに民話でなく現代の話を。知人から聞いた話

ある所に老婆が一人暮らしの家があったが、ある日、近所の人から
「最近、隣のおばあちゃんの姿が見えない」と警察に通報があった

警察が駆けつけたら、窓から見える蛍光灯がついたままだった。
こりゃ家の中で事切れている可能性が大きい
警察官が慌てて中に入って創作を開始したが、どうしたことか老婆の姿が見えない。
寝室まで探したが老婆はいなかった

と、ある警官が気がついた。誰もいなくなった家の中で風呂のボイラーがついたままだった
これはまず間違いあるまい、風呂場だ……と警官たちが風呂場に駆けつけたが、やっぱり老婆はいない

風呂場は薄暗かった。警官のひとりが電気をつけた途端、居並んだ警官たちは息を飲んだ
湯船の中の湯がグズグズの肉片で覆いつくされ、
その間から湯船の底におびただしい量の骨が沈んでいるのが見えたのだそうだ

当時、家庭用の風呂のボイラーは、人間が操作しない限り追い焚きがずっと続き、
風呂の温度は際限なく上がってゆくものだったのだそうだ
老婆は何かして風呂に入っている途中に事切れ、そのまま温度は際限なく上がり続け……

結局老婆はガラスープのように煮出されてしまった
そして時間が経つにつれて老婆の遺体は損壊してゆき、
結局警官たちが見た通りのものになったのだという

あれぐらい強烈な遺体はおそらくもう今後ないだろう、とその刑事は言ったそうだ

3.ぐにゃぐにゃ

大無間から光へ。これが一発で解る奴は山が好き。

でも、行った事のある奴は少し変態かな。このルートはそんな所だ。

これは2001年夏。その山行の終盤、加々森から光へ抜ける時の話。



加々森は陰欝なピークだ。見晴らしが利かず暗く寂しいから、留まるような場所じゃない。

友人と二人で来てみたものの、鹿の骨が散乱する暗い深南部の森にもいい加減飽きがきていた。

会社に休みを延長してもらって、明るい聖まで足を延ばそうかなあ…などと思いながら、殆ど加々森には立ち止まらず先へ進んだ。



起伏が連なり、殆ど消えかけた道をしばらく進んでいると、やがて急な下りに。先行した友人が舌打ちをして止まる。

「うわ、わりぃ。ルート間違えた」

地図を見ると、確かにこんなに下っていない。光岩へ右に行く所を直進してしまい、尾根をかなり下ってしまったようだった。

溜め息を吐いて戻ろうとしたが、ぬかるんだ急斜面がある。ずるずるに滑って、上るのは結構骨が折れそうだった。

「まあ、場所は大体この辺だから、少しトラバースして上りやすいとこから行こうや」



なんとなく萎えた気持ちのまま、しばらくトラバースすると急に開けた場所に出た。紫の原っぱだ。

窪地いっぱいに広がるミヤマトリカブト。素晴らしく綺麗だった。

こんな場所があったのかあ。見回せば、この窪地から上へ向かい小道が続いている。誰か知っていて来る人もいんのかなあ…?

取り敢えずルートに戻れそうだ。俺は少しほっとした。

その時、トリカブトの群落から派手な合羽のおばさんがスウッと出て来た。

「助かるわあ。道に迷ったんです。お兄ちゃん光まで連れてって」

友人が震えているのが不思議だった。

「まあ、ルートはこの上だと思うんです。この道悪いかもしれんけど」

俺たちも迷ってしまった事は棚に上げて、俺は自信満々だった。まあ、現在地も大体把握できていたからだと思う。

「じゃあ、行きますか?」

ところが、俺が先に行こうとした途端、友人が俺の腕を引っ掴んで、絞り出すような声で呻いた。

「俺たちは後から行くから、先に歩け」

おばさんは少しお辞儀をして、先に上る道を上がって行った。

しかし、遅い。たいした坂でもないのに、這いずるような格好で辛そうに歩く。

あまりに遅いペースに苛立ち、「先に行ってルート見てくるから、おばさん後からゆっくり来なよ」と言おうとした瞬間、友人が俺に呟いた。

「こいつに後から付いて来られるのは嫌だからな。絶対見える所がいい」

何となく気持ち悪くなってきた。このおばさんはどこに行くつもりだったんだ?

光より南から、こんな装備で来たはずがない。光から来たなら、こんな所には来ない。



おばさんは何だかぐにゃぐにゃと上っている。

「ねぇ。どっから来たんですか?」

俺の問いには一切答えず、おばさんは言った。

「前。代わらない?」

「代わらない!行けよ!」

友人が怒鳴る。

「前。代わらない?」

ぐにゃぐにゃのろのろ歩くおばさんの後をしばらく上った。4、5回同じ問答をしたと思う。

俺はいつの間にかすっかり怯えていた。

だが、ぐいっと急斜面を上ると突然本道に出た。

「ああ、良かった。戻ったあ」

と思った瞬間、「バキン!!」と音を立ててオバサンの首が直角に曲がったんだ。

それでスウッとさっきの道を下りて行った。

俺は怖いというより、驚いて硬直したまましばらく動けなかった。



その後、光小屋まで物凄いスピードで上ったよ。

そして友人はその晩言った。

「おまえ合羽のフードの中の顔見た? 目も鼻も口の中も、全部土がいっぱいに詰まってたぞ。

あんなのにぴったり後ろを付いて歩かれるのは、俺は絶対に嫌だね」

俺は山は好きだけど、あれから光より南は行ってないなあ。

4.道ずれ

夏のある日、二組のカップルが海水浴に出かけました。

仮にA君、A君の彼女、B君、B君の彼女とします。

A君はバイクを持っていたので一人で乗り、B君は車を持っていたので残りの3人が乗っていました。



日が暮れて、帰る時にふとB君が「競争しようぜ」と言い出しました。

そこでA君のバイクと車とで、お互いの家まで競争することになりました。

それぞれのカップルは同棲しており、同じアパートで知り合った4人なのです。

先に着いたのはB君達の乗る車でした。勝ったことに喜ぶB君のカップルに、A君の彼女は少し心配気味です。

A君はバイクの運転はとても上手いので、本当なら先に着いていて当たり前なのです。

その日、A君は帰りませんでした。



そして次の日、目覚めたA君の彼女は信じられないことを聞きます。

B君とB君の彼女が、とても悲しげな表情で部屋に来ています。

「あのさあ…」

B君が口を開きました。

「今朝警察から連絡があって、Aのやつカーブ事故で死んじまったらしいんだよ…」

「ガードレールに凄いスピードで激突して…即死だったらしい…」

A君の彼女はずっと考えていましたから、万一の事もあるだろうと解ってはいましたが、やはりショックで泣き伏せてしまいました。

しかしB君達は更に驚くべきことを告げました。

先に切り出したのはB君の彼女でした。2人の体がとても震えているのをA君の彼女は感じていました。

「朝…連絡があったって言ったじゃない?

あのね、驚かないでね、その後あたし達の部屋に誰か来たの。

誰だろうと思って…それで『誰だ?』って聞いたら……」

「Aだって言うんだよ…」

B君が割って話してきます。

A君の彼女は何を言っているのか解らず、ただ黙って聞いていました。

「悪い冗談だと思って、すぐに怒鳴りつけてやろうとしたんだけど、あいつが来たの、俺らが電話を受けてからすぐなんだよ…。

だから誰かがふざける余裕なんてねえだろうし…俺ら怖くて、それで開けらんなかったんだ。そしたら帰ってったんだ…」

B君達は、A君の彼女にもしもAが来ても決してドアは開けるなと言います。

彼らが言うには、自分では死んだと思っていないAが自分達を引きずり込もうとしていると言うのです。

B君達が帰った後、A君の彼女はA君との思い出を巡らせ一人泣いていました。



その夜、A君の彼女はドアをノックする音で目が覚めました。

「来た…」

彼女は必死でそれを無視します。A君はドアを叩き続けます。

「おい!俺だよ!ここを開けてくれよ!」

部屋の隅でA君の彼女は必死に耳を塞いでいますが、彼との思い出と懐かしさに堪らず、ドアの方に近寄りました。

「開けてくれよ、俺だよ!」

ノックの音はどんどん大きくなります。

そっと近付くA君の彼女。ドア越しに見えるA君の影を見るだけで涙が出ます。

気付けばA君の彼女はドアの前に立っていました。

今にもドアを開けそうでした。しかし、A君は死んでいるのです。

A君の彼女は必死で声を出しました。

「…なたは……んだの…!!」

ノックの音は更に大きくなります。

そしてA君の彼女は、せめてA君に成仏して欲しいと思い、決死の覚悟で一気にドアを開けます。

「あなたはもう死んだの!!!!」

「死んだのはおまえらのほうだよ!!!!」

A君の彼女は気絶していました。



そして次に気付いた瞬間、彼女は治療室のベッドの上にいました。

目の前にはなんと死んだはずのA君がいて、泣いて喜んでいます。

状況が全く掴めない彼女にA君は話し掛けます。

「競争して、俺が家に着いても、お前達はぜんぜん来なかったんだよ。

それで来た道を戻って行ったら、お前達の車がめちゃめちゃでさ…。

前の座席に座ってたB達は即死だった…。

でも、お前だけは軽傷で済んでたんだよ。でもずっと気を失ってて…」

A君の彼女は、最初はその事実だけを飲み込んでいましたが、その直後にとても恐ろしくなり、ずっとA君に抱き着いていました。

即死だったB君達は、生死を彷徨っているA君の彼女を引きずり込もうとして、精神の中に入り込んで来ていたのです。

あのままA君の呼び掛けをずっと無視していれば、A君の彼女も死んでいたのでしょう。

5.見える子

いわゆる「視える娘」が友人にいる。

その娘の話によれば、一口に「視える人」といっても
全員が全員何でも視えるわけでもないらしい。

特に守護霊なんかが視える人は結構少ないんだそうだ。

逆に、悪霊なんかは視られてナンボの商売だからほとんどの人が視えるとか。

そんな話を、ファミレスでメシ食いながら
「へぇ~」って感じで聞いてたらちょっとゾッとする話が出てきた。

こんな感じ。
「あ、あの人の『後ろの人』はちょっと控えめだねぇ」

「は?控えめ?」

「そう」

「控えめって、何が控えめ?」

「え~とねぇ、ちょっと離れ気味に歩いてるかな。繋がりの弱い関係なのかもねぇ」

「ふ~ん、オレにもいるの?『後ろの人』」

「もちろん。今もいるよ」

「どんなん?オレの後ろの席に座ってんの?」

「違うよ?いつも後ろにいるんだよ。壁があってもいるよ、後ろに」

「よく分かんないな。そもそもさっきの人はどんなんなんだ?
 離れてるっていってどれくらい離れて歩いてんの?」
 
「え~とねぇ、こんくらい?」

と言って『右手の親指と人差し指』で間隔を作ってみる。

「・・・ちょっと待って。それで離れてんの?」

「うん、けっこう」

「・・・ちょっと待って。じゃあ普通の人はどうなの」

「え~と、こんくらい」

オレの後ろに回って、『後ろの人』がいるらしきスペースでぱたぱた手を振る。

・・・オレの左肩の上。

「おい」ついツッコんでしまったが・・・

いつも、自分の肩の上にはアゴをのせた『後ろの人』がいるらしい。

自分だけじゃなく、おそらくこれを読んでるほとんどの人もそう。

自分は霊感なんて全然無くて、霊なんて全く視えるタチじゃないが、
その話を聞いてから妙に左肩の辺りの空気が重くなった、気がする。

・・・みんなも自分の顔の横にはいつももう一つ顔があると思え。

6.隣の空き家

子供の頃、隣の家が引っ越して空き家になった。

なんやかんやで、ウチが買いとることになったんだけど、家はそのままで、
倉庫代わりにして使っていて、俺は、よくそこへ入り込んで遊んだ。

その日も、友達2人と2階の一室で遊んでいた。

その部屋には大きなベッドが置いてあって、
クッションもそのまま残っていたんで、その上でプロレスごっこをしていた。

そこの押入は上下2段に別れていて、その横までズラしたベッドに、
上段からジャンプして空中技を決めたりしてた。

ちょっと疲れたんで、休憩しようってことになって、俺ともう一人はベッドの上、
もう一人は押入の上の段に座って足をブラブラさせてた。

なにげに下の段の奥に目がいった。

そっちの側はフスマが閉まっていたんだけど、その暗がりに、人の足が見えた。
ちょうど体操座りみたいな格好の、すねの部分から下が白く見えている。

その足が奥に動いて見えなくなり、替わって手が現れて、
やがて、こっちに向かって四つんばいになった子供の姿が見えた。

目が細く、中国の人形のような顔の女の子で、なぜか裸だった。

他の2人は気付いておらず、俺だけが、その子がこっちへ向かって這い寄ってくるのを見ていた。

女の子は、押入の上段に座っている友達の下まで来ると、
いきなり、ブラブラさせている足を掴んで引っ張った。

友達は、下の段に足を引きずり込まれるようにして、
腰掛けていた上段から落下、ベッドの角で顔面を強打した。

鼻血を出して泣いている友達を見て、俺ともう一人はパニックになり、
しばらくオロオロしていた。

その時には、もう部屋の中に女の子はいなかった。

結局、親を呼んで友達を病院に連れて行った。幸いケガはたいしたことはなく、
鼻血もすぐに止まったので、友達は家に帰った。

それからも、その家で遊んでいたけど、怖い目にあったのはそれっきりだった。

7.祟り

普通に怖いと思ったが、知人に話したら「それはちょっとひどいな……」と言われた話。

俺の友達が結婚する前、付き合ってまだ間もない頃に突然彼女から、
「うちの親戚って、なんかね、祟りか何かあるみたいなんだけど、
そういうの気にしないなら結婚して欲しいんだけど」
と言われて、気にしない友達は結婚したわけ。

ところが二年後に嫁の従妹が亡くなって、その一月後に嫁の叔母さんが亡くなって、
その数週間後に従弟がが亡くなって、そのすぐ後に伯父さんが亡くなったので、
香典貧乏というか、出費がかさんだせいもあって、友達は嫁に冗談で、「祟りって凄いな」と言ったそうな。

ところがその数日後にまた従姉が亡くなって、
数えたら、最初に亡くなった時から三年以内に
13人の親類が亡くなっていて、死因は全員交通事故死。

それで、流石の親友も偶然にしては多いなと思った時、
嫁から「別れたいなら、別れていいよ」と言われたけれど、
「子供が二人いたし、そんなつもりは毛頭ないと断った」と言っていた。
しかしその数日後に嫁が交通事故に遭って、幸い命に別状はなかったみたいだが、
嫁の頼みで離婚して、それでも今もまだ一緒に住んでるみたい。

実感が湧かないから、俺は友達に「そりゃ大変だな」としか言えなかったが、
その時親友が言った、「大変だけど、偶然偶然!」という言葉が忘れられない。

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