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性被害の8割以上は「顔見知り」からの犯行。その実態と問題点

日本における性被害の8割は「顔見知り」からの犯行であることが分かっています。その実態とそれ故の問題点とは。

更新日: 2019年07月11日

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■性暴力

いつ、どこで、だれと、どのような性的な関係を持つかは、あなたが決めることができます。望まない性的な行為は、性的な暴力にあたります

おもに女性に対して損害や苦痛を与え,人間としての尊厳を侵害する力の行使をさす

■その件数はかなり多い

平成29年中、強制性交等は約170件、強制わいせつは約700件、痴漢(迷惑防止条例違反)は約1,750件発生

東京都の数字です。

およそ10人に1人は、子どものころに性的な虐待を受けた経験がある。クラスに2人か3人はいる

全国の20~60代の女性680名を対象に「レイプ被害の経験」について調査したところ、全体でおよそ1割の人が「レイプされかけた経験がある」と回答。20代では約2割

■性被害のうち、なんと「8割」は顔見知りだという

驚いたのは、身内を含めた“顔見知り”からの被害です。相談の8割を超えていました。

名古屋第二赤十字病院にある「性暴力救援センター日赤なごや なごみ」に寄せられている情報を基にした結果です。

内閣府が2014年度に行った調査によると、「異性に無理やり性交された経験がある」と答えた女性は15人に1人。そのうち、顔見知りからという人が約75%

多い順に「交際相手・元交際相手」28.2%、「配偶者・元配偶者」19.7%、「職場・アルバイトの関係者」13.7%。

■顔見知りだからこその問題点が…

抵抗できない、警察に届け出ることができないなど。

“顔見知り”だからこそ、抵抗できなかったり、被害を訴えることが難しかったりすることがある

自分自身がその内輪のコミュニティーから排除されたり、時には攻撃されたり抑圧されたりということもあるので、告発すること自体が第2の恐怖の体験となる

過半数の24件では抵抗しなかったり、できなかったりした。警察に相談をしたのは9件あったが、加害者が有罪になったのは2件だけ

■性犯罪としての立件が難しいという問題も

警察が最も嫌がる例は相手が顔見知り、さらに元交際相手といった場合です。例えば「元彼から話があると言って一人暮らしの家に行ったら、急に襲われて強姦されました」という場合、服を派手に破られたり体に傷があったりすれば別ですが、通常は目撃者も証拠もないので立件は難しい

被害に遭って初めて、司法も警察も病院も、被害者をケアする体制にはなっていないことがわかりました。

伊藤詩織(いとう・しおり)の話です。

見知らぬ人から突然襲われたケースより、知人から被害を受けたケースのほうが、警察に行かずに泣き寝入りしたり、自分で加害者と話し合って解決しようとする人が多い

■法の不備も警察の動きを鈍らせる

第177条 十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、五年以上の有期懲役に処する

準強制性交罪(刑法178条)人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、性交等をした者は、前条の例による。

「反抗を著しく困難ならしめる」というのは、女の子からすれば著しく困難になっているんだけれども、客観的に見ると「そこまで抑圧されてないでしょう?」というケースが多い

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