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この記事は私がまとめました

この記事は、本当にゾッとした怖い話をまとめてあります。

rrreiruさん

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1.笑う遺影

3ヶ月前の成人式の時、自分は遺影を持って行ったんだ。
中学の時、心臓発作で死んだ近所のツレの。
そいつと俺とは親友同士で、毎日のように遊んでいた。
そんなツレと、こんな形で成人式に出席するとは思ってもみなかった。

市長のあいさつなども終わり、式の終わりくらいに、
元クラスメートほぼ全員で集合写真を撮ったんだけど、
後日その写真を現像してみたら、俺の手の中のツレの遺影が笑ってるんだわ。

無表情で写ってたはずの遺影が。
怖いという感情はあまり無く、
「ああ、久しぶりにみんなに会えて、嬉しかったんだなぁ・・・」と思ったよ

でも違ったんだ。
その集合写真で、俺とツレの横に写っていた子が、しばらくしてから死んだんだ。
その子は、当時ツレが好きだった子だった。

もうすぐその子に会えるから、嬉しかったんだろうなぁ・・・

2.死相の本

”死相の本”って聞いたことある?自分は一度、見たことあります。
広辞苑ぐらいの暑さで、果てしなくいろんな人の生前の顔と死後の顔が並んでるだけの本。
右ページに生きていた頃の顔写真、左には死んだ後の顔写真…

どーやってそんな本が作られたのか知りませんが、占い関係のトップシークレット本で、
毎日、それをめくっていると、人が死ぬ前に顔に出るという”死相”がわかるようになるということでした。

それを見せてくれたのは自分が通っていた塾の先生で、
もう20年も前ですが、その先生、学校を出て塾の講師のアルバイトを何年かやって、
バリ島に白魔術習いに行くといったきり行方知れずです。
その先生に聞いた話…仮にその先生をAと呼びます。

Aが大学の頃、その死相の本を手に入れ、毎日眺めて暮らしていたそうです。
授業にも出ず、オカルトにはまってたそうですが、
山に登るのが好きで山岳部にだけは、ちょくちょく顔を出していたとのこと。

で、ある日、冬山に行くことになりB駅で待ち合わせ、
集合しているメンバー達の顔を見たとき、初めて死相というものがわかったそうです。
当然、Aは皆の顔に死相が出ていると言って必死に止めたのですが、
バーカと一笑にふされ、Aをおきざりに4人のメンバーは山へ向かいました。

2~3日して下宿でTVを観ているとC大学山岳部遭難、というニュースが流れ、
その遭難したメンバーの一人として、Aの名も読み上げられたていたということです。

びっくりして大学に電話を入れ、OBとともに捜索隊に参加することになり、
いつもその山に登る時にベースにしていたD市に駆けつけたそうです。

天候不順のため捜索は翌日ということで、手持ち無沙汰になったAは、
いつも山から戻った時に馴染みにしていた喫茶店へ行ったそうです。
すると、遭難したはずのメンバーがその喫茶店にいて、なんだ助かったのかあ、と喜びあっていると、
メンバーの一人がそれまで読んでいた新聞をテーブルに置き、

おまえ、死相が出てるぞ、とポツリと言ったそうです。

ドキッとしたAは、奥のトイレに駆け込み鏡を見たそうですが、それらしきものは見えません。
で、トイレを出ると、そこにいたはずのメンバー達がいませんでした。
びっくりして、喫茶店のマスターにみんなはどうしたの?と尋ねましたが要領を得ず、
マスター曰く、Aが急に入って来て誰もいないのに一人でしゃべり、トイレへ駆け込んだとのこと。

確かにこのテーブルに、と思いテーブルの上にあった新聞に目をやると、
そこには、山岳部のメンバー達の遭難記事があり、小さな顔写真が5枚並び、
その一番下にあったAの写真以外、ほかのメンバーの顔写真にはすべて、死相が出ていたそうです。

3.昔の形場

俺のおふくろは戦前、満州から北朝鮮の辺りに開拓移民で居たのだが、夕暮れ時に街角の十字路で1メートルを超える人魂を見たことがあると言っていたな。

ぽっかりと浮かんだ人魂は、逢魔が時の薄暮の中をふらふら漂っていたらしい。

その時は何故か恐怖心は無く、何か不思議な物を見ている感覚だったとか。


そして家に帰ると危篤だった祖母が亡くなっていたらしい(だから祖母の墓は北朝鮮にあって、度々の洪水で恐らく流れてしまっただろうから、今となっては場所も分からない)。

俺自身にはそういう経験は無いが、実家が江戸時代の刑場跡近くにあって、そこは何かと噂の絶えない場所だった。

最寄りのバス停が「地蔵前」という名称だが、地元民だけが知っている本当の名称は「首切り地蔵前」。

そのバス停から直接見えない交差点の裏に、首の無い地蔵があって、それは江戸時代に刑場で処刑される罪人の供養のためのものだった。

そのせいとも言えないが、そこの交差点は県下でも事故の多い交差点で、特に地蔵の前に当たる角はヤバいと言われていた。

そこに最初に建物を作った時は、古い人骨がワラワラ出てきたそうだ。

俺の知っている限りでも、そこに出店した弁当屋がガス爆発事故を起こして廃業したり、とにかく店が居着かない。

今では郊外の住宅地として新参が増え、そういうことを教えてくれる古老も居なくなったけど、古くからの住民はみんな知っている。

みんなも「ヶ原」という名が付く住所には要注意だ。

大抵、江戸時代まで遡れば町外れの刑場だからな。

地蔵はまだある。

4.火事

大阪南部の公団に住んでた頃の話です。

ある日、仕事から家のそばまで帰ってくると、
何だか人だかりがして騒がしく、
あたり一面ものすごく嫌な匂いがたちこめていました。

道路にはテレビ局のワゴン車が来ていたので、
慌てて自分の家に帰って家族に確認すると
私たちが住んでいる棟のすぐ近くの棟で火事があって一部屋全焼したということでした。

ニュースにもなったので、覚えている人もいるかもしれません。
テレビでもやっていました。ローカルニュースかもしれないけど…

火事にあった家は5階建ての4階で、四人兄弟のうち子供が二人亡くなったそうでした。

母親の留守中にストーブから出火、
小学生だった上の二人は下から呼ぶ両親や
消防隊員の呼びかけにより飛び降りて無事救出。

亡くなったのはその下の3歳くらいの子と赤ちゃんだったのですが…

3歳の子は、窓の柵を握ったまま恐怖でその場から動けず
(手が溶けて柵にくっついたのでは?とも言われていました)

そのまま火に飲まれてしまったそうです。両親や野次馬の目の前で。

その後、そのまま消防隊が水をかけたので、
その子は柵をつかんだそのままの姿勢で
物凄い勢いで部屋の中に押し流されたそうです。
(母や近所の人は、その時にまだ子供は生きていたんじゃないか?と言っていました。)

赤ちゃんは、布団に寝たまま…だったそうです。

その両親は宗教上の理由から堕胎しない主義だったので、
狭い団地に住みながらも兄弟が多かったようなのですが…
そんな光景を目の前で見せられてどんなにショックだったことか。

その火事は昼間起こったようですが、
色んなものが焼けた凄まじい匂いは次の日まで消えませんでした。

その時干していた洗濯物は、もう二度と着る気がしなかったです。

これだけで充分怖いので、以下の話は蛇足になるかもしれません。

その日からしばらく経った明け方、私はふと目が醒めて
薄明るくなってきた部屋を眺めながら、さっきまで見た夢のことを考えました。

何だか誰かと押し問答していたような気がします。

「何だっけ…ああ、あの子が遊んでってしつこく言うから…」

今となっては夢の内容は思い出せないのですが、
そう思ったことだけ覚えています。

さて、もう一度寝ようと思ったその時、

「ねぇ、遊ぼうってばー」

という子供の声が聞こえ、私は

「もう!しつこい!後でって言ってるでしょ!」

と声を荒げて答えました。

何故か何の迷いもなく答えてしまってから、
え?私誰としゃべってんの?と我に返りました。

見えるのは寝ている部屋の天井、考えるまでもなく家族に子供はいない。

ん?今の声って…とゾっとする間もなく、
布団の中にある私の手に何かがぴとっと触ってきました。

小さな、子供の手。

うわぁ、と布団を跳ね除けようとしたけど、体が動きません。

触られているところから徐々に、全身が固まっていくのが分かりました。

結局、その後どのくらいの時間かわからないですが、
その手の感触がある間金縛りは解けませんでした。

どこかから朝のテレビ番組のオープニングが聞こえて来た時、
ふっと手はいなくなりました。

今思えば、直接見てはいないものの、
身近で起こった火事の話はかなりショックだったこともあり
潜在意識がそんな夢を見せたんだろうな、と思います。

それにして、私は子供好きなので夢とはいえ遊ぼうと言われて
そんなに邪険に追っ払うことなんか普段はないんです。

明らかに、「遊ぶと引っ張るぞ~」みたいな感じではなかったし、
それを思うと可哀相なことをしたなあと思います。

遊びたかっただけだったんだろうから、遊んであげればよかった。

ただの私の夢の中の話であったとしても、です。

5.闇の世界

友達と一緒に、京都から北へ車を走らせていた。

深夜にかかり、午前1時過ぎ。辺りは民家がまばらにある程度の静かな場所。

赤信号で車を止めていると、前の車のトランクが少し開いているのに気がついた。

でも別に注意してやるほどの事でもないので、それ以上気にもせず信号が青に変わるのを待っていると、
突然そのトランクが跳ね上がり、中からパジャマ姿の男性が転げ出てきた。

中年の痩せた男性で、口にはさるぐつわ、両手は後ろ手に縛られている。

立ち上がり、ヨタヨタとこちらへと向かって歩きだし、本当に必死で泣きそうな顔をこちらへと向けていた。
何事かと二人で驚いていると、
前の車の運転席と助手席からいかにもな男たちが出てきて足早にこちらへと歩いてきた。

男性をいとも簡単に捕らえると、
自分たちの目の前でおもむろに拳銃を取り出し、それで男性の後頭部を思いっ切り殴った。

男性がぐったりと崩れ落ちると、その体を再びトランクへ押し込み、しっかりと閉め、
こちらも振り向かず無言で運転席と助手席に戻ると、
青になっていた信号を何事もなかったかのように走らせていった。

しばらくその場で呆然としていたが、
後ろから来た車のクラクションで我に返り、
携帯から警察に連絡した。
10分くらい経ってパトカーが到着し、

見たままの様子を分かる限り説明したが、
その場ではそれ以上どうする事もできなかった。

その後警察署まで付き添い、そこでも説明したものの、大して変わらなかった。

それから気をつけてニュースを見ていたが、関係のあるようなものは見つからずじまい。
目の前で起こった事があまりにも非現実的で、今でも信じ難い思いはあるが、
いわゆる「闇の世界」というものが本当に存在することを初めて実感した出来事だった。

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