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かっこいい異名を持つ小説家~海外編~

小説家はその作風によって様々な異名をつけられることがあります。今回は海外の有名な作家に絞って異名をまとめてみました。

更新日: 2020年04月17日

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gesyutarutoさん

■エドガー・アラン・ポー

1835年に短編「メッツェンガーシュタイン」で小説家デビュー。デビュー以前には詩を書いており、雑誌に掲載されたこともある、

世界初の推理小説とされる「モルグ街の殺人」を執筆し、C・オーギュスト・デュパンという名探偵の原型を生み出したことから「推理小説の父」、あるいは「ミステリ小説の父」と言われている。「近代推理小説の開祖」とも言う。

代表作は「モルグ街の殺人」や「アッシャー家の崩壊」、「黒猫」など。

ポーは近代推理小説の開祖とみなされている

■H・G・ウェルズ

1890年代頃に作家活動を初め、1895年のデビュー作「タイム・マシン」で人気を博す。本格的に作家になる前、1888年4月から6月号の学生誌「サイエンス・スクールズ・ジャーナル」に「時の探検家たち(タイム・マシンの原型)」を掲載している。

タイムマシンや蛸型の火星人、透明人間などのSF的ガジェットを生み出しており、「SFの父」と呼ばれている。その影響力はすさまじく、「SFにおけるすべてのテーマを書いている」と称されることも。

代表作は「タイム・マシン」や「宇宙戦争」、「透明人間」、「モロー博士の島」など多数。

ジュール・ヴェルヌとともに「SFの父」と呼ばれる

■ロバート・A・ハインライン

1939年に「生命線」でデビュー。デビュー後すぐに社会派SFの旗手と一目置かれるようになる。

SFの大衆化および文学的質の向上、ソフトSFの流れやハードSFの誕生など、様々な功績を残しており、「SF界の長老」と称される。アイザック・アシモフやアーサー・C・クラークと並ぶ「SF界のビッグスリー」の一人でもある。

自動電灯スイッチや動く歩道、携帯電話や自動掃除ロボなどの発明を作中で予言していると

代表作は「夏への扉」や「異星の客」、「月は無慈悲な夜の女王」など多数。

SF界を代表する作家のひとりで「SF界の長老」とも呼ばれ、影響を受けたSF作家も数多いが、物議をかもした作品も多い

■スティーヴン・キング

1974年に「キャリー」でデビュー。リチャード・バックマン名義の「死のロングウォーク」が事実上の処女長編小説と言われている。

「世界幻想文学大賞」や「ヒューゴー賞」、「ブラム・ストーカー賞」など数々の賞を受賞しており、様々な著作が映画化・ドラマ化されている。

モダン・ホラーの開拓者で第一人者。様々なジャンルを書いているが特にホラーに定評があり、「キング・オブ・ホラー」「ホラー界の帝王」「モダンホラーの旗手」などと呼ばれている。

代表作は「キャリー」や「シャイニング」、「スタンド・バイ・ミー」や「グリーンマイル」など多数。

従来の「非現実的な世界を舞台とした、怪奇小説」とは異なるモダン・ホラーの開拓者にして第一人者とされる

■アガサ・クリスティ

1909年に初の長編小説「砂漠の雪」を執筆。1920年、数々の不採用を経て「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー。

ギネスブックでは「史上最高のベストセラー作家」に、1993年のユネスコの文化統計年鑑においても「最高頻度に翻訳された著者」のトップに選ばれている。

全世界で10億部以上売れており、一説では聖書とシェイクスピアの次に読まれているとも。

「エルキュール・ポアロ」や「ミス・マープル」などの著名的な探偵を生み出し、数多くのミステリー作品を残していることから「ミステリーの女王」と称される。

代表作は「アクロイド殺し」や「そして誰もいなくなった」、「オリエント急行の殺人」など多数。

発表された推理小説の多くは世界的なベストセラーとなり「ミステリーの女王」と呼ばれた

■ジョン・ディクスン・カー

1929年、同人誌に中編「グラン・ギニョール」を掲載し、翌年の1930年に「夜歩く(グラン・ギニョールの改作長編)でデビュー。

密室殺人をテーマにしたミステリを数多く手掛けており、「三つの棺」の第17章「密室の講義」という密室トリックもののエッセイも書いている。

代表作は「三つの棺」や「火刑法廷」など。

「密室派 (Locked Room School) の総帥」「密室の王者」の異名を持つ

■ジョン・スタインベック

1929年に「黄金の杯」で作家デビュー。

1940年に「怒りの葡萄」がピューリッツァー賞に選ばれ、人気作家の地位を確立。この作品は後にノーベル文学賞を受賞する理由にもなる。

ほとんどの作品が西洋文学の古典とされており、「アメリカ文学界の巨人」と称されている。

代表作は「二十日鼠と人間」や「怒りの葡萄」、「エデンの東」など。

スタインベックは「アメリカ文学の巨人」と呼ばれている

■ジェイムズ・エルロイ

1981年に「レクイエム」で小説家デビュー。デビュー前はドラッグの売人や下着泥棒、アルコール中毒など荒れ果てた生活を送っている。その背景には母親が殺害され、今も犯人が捕まっていないことが上げられる。

1987年、未解決事件である「ブラック・ダリア事件」を題材とした「ブラック・ダリア」で一躍脚光を浴びる。

犯罪小説家として知られており、暗部を描く描写と説明文を極力省くスタイルから「アメリカ文学界の狂犬」と称されている。

代表作は「ブラック・ダリア」や「L.A.コンフィデンシャル」など。

その作風から「アメリカ文学界の狂犬」とも呼ばれている

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