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昭和のスポーツ選手が強制されていた理不尽なこと…だらけ

今では信じられないですが、昭和のスポーツ界では「練習中に、水を飲んではいけない」というようなことが、まことしやかに信じられていました。吉田拓郎さんは「イメージの詩」の中で、「古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」と歌っています。

更新日: 2019年08月01日

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今では信じられないですが、昭和のスポーツ界では「練習中に、水を飲んではいけない」というようなことが、まことしやかに信じられていました。吉田拓郎さんは「イメージの詩」の中で、「古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」と歌っています。

m.satoakiさん

「160キロ超」のスピードボールを投げる、ということで日本のみならず米国からも注目を集めていた投手がいます。しかし、登板回数が多いという理由で決勝戦は投げず、その結果チームが予選で敗退してしまいました。その結果に関連して、野球界の大御所と言われている張本勲氏の発言が物議を醸しています。張本氏の発言は、登板回避を決断した監督を批判しているのですが、その批判に異論を唱えた現役の選手がいました。

異論を唱えたのは日本からメジャーリーグに渡ったダルビッシュ投手です。そこには、世代間の意識の差が根底にあるように思います。

昭和の時代の指導法に最初に疑問を呈したのは、日本からのメジャーリーグの扉を開けた野茂英雄投手です。野茂投手は「とにかく走れ!投げ込め!」という指導法に納得できずに、日本を離れました。当時の指導者たちの考えを「時代遅れ」と思っていたからです。昭和の人たちは、昔ふうの練習方法に執着しすぎていました。

ビジネスの世界には「 成功はゴミ箱の中に」という格言があります。この言葉の意図するところは、「なまじっか成功してしまうと、その成功に縛られて新しい発想をすることができない」ということです。
*注:「なまじっか」は筆者が勝手につけたものです。(^_-)-☆

昭和時代に名選手と称えられた方々はそのときの感覚から抜け出すことができません。本来、スポーツの世界は勝負がはっきりと表れるところです。ですが、引退し勝負の世界から降りた先輩方はその厳しい現実を体験することがなくなっています。

そこに、平成のスポーツ選手たちとの行き違いの根源があるように思います。

「水を飲んではいけない」

昔は部活動中に水を飲んではいけなかったとされていたのは有名な話です。

そもそものきっかけは戦時中に野球弾圧があったことだとされているようです。
野球は敵国のスポーツですから、弾圧の対象になってしまった

弾圧から野球を守るために自説を曲げて「野球の練習は良い兵士を育てる訓練になる」と宣言した

不本意ながらも政府や軍へのアピール的な練習になっていった

戦場では水が飲めないことは普通にあるわけですから、水を飲めない環境に慣れる必要があります。

ですので、仕方なく野球の練習中に水を飲まないようにしていった

「運動中に水を飲むと体がだるくなる」という理由を耳にした記憶があるが、隠れて飲んだ水のおかげでリフレッシュできていたので、根拠のないスパルタ精神論だったのは間違いない。

「練習中は水を飲むな。飲むと、すぐにばてる」といった指導もあった。

我慢することで根性が鍛えられ、根性が鍛えられれば体力も付くといった精神論が主流で、アニメやドラマもスポーツ根性もの、いわゆるスポ根が流行った。

練習や試合中の水分補給は我々世代の数年後に“解禁”された。

 きっかけは、スポーツドリンクの草分けで、アメリカのストークリー・ヴァンキャンプ社(現在はペプシコ傘下)が製造・販売する清涼飲料水「ゲータレード」の登場だ。スポーツには水分補給が有効という文化とともに、スクイーズボトル(水筒)などのグッズも一気に広まった。

星飛雄馬もやらされていた「うさぎ跳び」

ウサギ跳び。ほとんどの運動部が取り入れていた定番の基礎練習メニューで、体育の授業でも行われていた。アニメ「巨人の星」のオープニングに影響を受けた多くの子どもたちが、この辛さを我慢すれば足腰が強くなると信じて汗を流してきた。

いま、授業や部活動でウサギ跳びをする学校はない。運動生理学などの発達により、ウサギ跳びにトレーニング効果はなく、むしろ関節や筋肉を傷める可能性が高いことが分かっている。

野球部は水泳禁止

水泳部も筋トレ禁止

水泳部→筋肉トレーニングするな→筋肉が硬くなる
30年以上前は常識でしたヨ、昭和の時代に本当に信じられていた大嘘です

野球部も筋トレは厳禁だったのですが、アメリカのノーランライアン投手が見事大嘘であり、筋トレの実証性を見せ付けてくれました。

いまは殆ど全てのスポーツで筋トレを実施してますが、昔は鬼監督鬼コーチが、コラーナンと言う練習をするんじゃ、と言って怒鳴りまくった笑えない事実だったのです。

厳しい上下関係

運動部において指導者は絶対という風潮

「1年・奴隷、2年・人間、3年・神」とされる野球部ムラでは、やはりほかの運動部に比べても、神の上に君臨する監督は絶対的存在

三十数年前は、ただでさえ絶対的存在である監督が、当たり前に暴力をふるう

今と昔の決定的な違いは、昔の強豪校の監督は厳しい上に「怖い指導者」だったことだ。

なんで「恐い指導者」という幻想を植え付けていたかというと、そのほうが上に立つ人間とって都合がよかったからだよ。

今の時代はこれ

柔道の練習を革新した男

日本柔道は、2012年のロンドン五輪では、金メダルを1個も取れず、まさにどん底を味わったが、井上監督が率いた2016年のリオ五輪では金3個へと躍進を遂げた。
この間、日本柔道の再起を託された井上監督は、練習の中身を抜本的に改革し、特に科学的な知見に基づくトレーニングを導入したという。

2年前、週刊誌のインタビューに答えて、井上監督が語ったところでは、従来の練習は、ランニング、つまり「走り込み」が中心で、「質より量」が重んじられていたという。

しかし、井上監督は練習の「質」にこだわり、海外の多種多様な格闘技を研究するなどして、その間合いや技を研究したり、減量法やトレーニング法を改革した。

これらは、日本オリンピック委員会の「スポーツ指導者海外研修員」として、2年間イギリスに留学した際に学んだものが土台となっているそうだ。井上監督は、留学中に「自分はこんなに無知だったんだな」と気づいたと述懐している。

また、何よりも旧来型の指導者と異なる点は、選手の自立、自主性を重んじ、常日頃から「自主性イコール覚悟と責任だ」と指導しているという点である。

「苦痛は美徳」はもうやめよう!

*関連まとめ

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