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この記事は私がまとめました

XYZWatcherさん

ネットやスマホの発達でいわゆる「怖い話」「不思議な話」はやや下火になった感がありますが、それでも夏の風物詩として不動の人気を保っていますね。独断で選んだ名作10選を紹介しますので、宜しければお楽しみ下さい。

■■■【01】八尺様

親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。農家なんだけど、何かそういった雰囲気が好きで、高校になってバイクに乗るようになると、夏休みとか冬休みなんかにはよく一人で遊びに行ってた。じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。でも、最後に行ったのが高校三年にあがる直前だから、もう十年以上も行っていないことになる。決して「行かなかった」んじゃなくて「行けなかった」んだけど、その訳はこんなことだ・・・・

高校生が春休みに一人で田舎の爺ちゃん婆ちゃんちに遊びに行ったという、のどかな情景から始まる物語。そこから徐々に恐怖が近づいている展開が面白いです。テキストも長文ではなく読みやすいボリュームなので、オカルト入門におすすめ。

■■■【02】禁后(パンドラ)

私の故郷に伝わっていた「禁后」というものにまつわる話です。どう読むのかは最後までわかりませんでしたが、私たちの間では「パンドラ」と呼ばれていました。

私が生まれ育った町は静かでのどかな田舎町でした。目立った遊び場などもない寂れた町だったのですが、一つだけとても目を引くものがありました。町の外れ、たんぼが延々と続く道にぽつんと建っている一軒の空き家です。長らく誰も住んでいなかったようでかなりボロく、古くさい田舎町の中でも一際古さを感じさせるような家でした。それだけなら単なる古い空き家...で終わりなのですが、目を引く理由がありました・・・・

最初は子供たちのほんの些細な好奇心から始まったことですが、そこから次々と不幸な出来事が起こります。さらに後日談では数代にも渡る呪いの儀式についても触れられ、物語が縦にも横にもどんどんスケールアップして行きます。

■■■【03】きさらぎ駅

98 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:14
 気のせいかも知れませんがよろしいですか?
99 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:16
 取りあえずどうぞ
100 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:18
 >>98何がおきてるの?
101 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:18
 先程から某私鉄に乗車しているのですが、様子がおかしいのです。
104 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:19
 ふんふん
107 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:23
 いつも通勤に使っている電車なのですが、先程から20分くらい駅に停まりません・・・・

元々は2chの「身のまわりで変なことが起こったら実況するスレ26」に投稿された書き込み。2004年当時はi-modeといったモバイル通信機能は普及していましたが、カメラ無しの古い端末を使っているユーザーもまだまだ多く見られました。今なら「ナビ起動してみ?」「写メとってよ」で全てが明らかになる物語ですが、テキストしかないがゆえに想像力を一層掻き立てられます。

尚、2019年現在でもきさらぎ駅を特定したり、真相に迫るといったムーブメントは細々と続いています。後世に残る短編名作と言えましょう。

■■■【04】コトリバコ

この話は、霊感の強い友達の話。その友達は中学生の時からの付き合いで、30手前になった今でもけっこう頻繁に遊んだり飲みに行くような間柄。そいつん家は俺らの住んでるところでもけっこう大きめの神社の神主さんの仕事を代々やってて、普段は普通の仕事してるんだけど、正月とか神事がある時とか、ケコーン式とかあると、あの神主スタイルで拝むっていうのかな?

そういった副業(本業かも)をやってるようなお家。普段は神社の近くにある住居にすんでます・・・・

呪われたアイテム系の物語としては最恐の一つ。手に収まるほどの小さな物なので、その分具体的なビジュアルが浮かんで恐怖に襲われること間違いないでしょう。2019年現在においてもコトリバコと思しきアイテムが実在したというレポや、これに関連する別な方面からの報告もあったりと興味は尽きません。長文ですがじっくりと読む価値はあります。

■■■【05】俺の先祖は恐ろしい人物かも知れない

昨日仏壇を掃除していたら何枚かの古い文書が出てきた。その内の一枚に鬼?が人間食ってるように見える文書があったんだよ。それをよく見たら鬼の一匹に俺の先祖の名前が書いてある。なんだか物凄く怖い・・・・

「俺の先祖は恐ろしい人物かも知れない・・・」というスレッドを立てた>>1氏。最初は何やら不気味な古文書のようなものが見つかった。どういう意味なのか、また過去に何があったのかが知りたいとのことでした。その後考古学や古文に詳しい者が現れ、どうやら江戸時代に飢饉が起こり、この地域で人を殺して肉を食った記録なのではとの考察がなされました。

それを受けた>>1氏がさらに詳細な調査に乗り出し、幕末に建てられた先祖の供養塔に書かれている文字や他の古文書も解読を進める内に、次々とおぞましい過去が明らかとなります。そして想像もしなかった結末を迎えることになります。

2ちゃんねるでは伝説と称されるオカルト物語。信じる信じないはあなた次第です。

■■■【06】高校のクラス全員で悪霊と戦った話させてくれ

まずおれたちの通っていた学校についてだが、そこそこ田舎の頭がよくも悪くもない。なんというか普通の高校だった。俺たちのいたクラスは全員で36人のクラス。夏休み前に学校祭で一致団結していたのでイジメもなくそれなりに仲のいいクラスだった。

ことの発端は夏休みが明けて1週間くらいの時。うちのクラスの委員長が無断欠席をしたところから始まる。うちのクラスの委員長は男子バレー部の副部長だかで人望があって真面目な奴だった。そんな奴が何の連絡もなく休んだので担任もおかしいと言っていたし、クラスでも登校中に交通事故にでもあったんじゃないかみたいな話がでていた・・・・

タイトルは二種類が知られているようですがどちらも同じ内容です。最初はどこにでもいる普通の高校生の、ちょっとした好奇心から始まりました。何気ない遊びのつもりがどうやらとんでもないものを召喚してしまいました。これに教師や校長先生といった周辺の人たちまでもが巻き込まれ、最後はクラスが一致団結しあっと驚く名案で解決します。長文ですが一読の価値あり。

■■■【07】俺が異世界に行った話をする

去年の4月に大学を卒業して、マンションに引っ越した。そのマンションが
回=回=回=
↑こんな形をしたマンションなんだ。真ん中が中庭になっていて、俺は左端に住んでる。

=のところも部屋があってマンションは6階建て。右側にマンションの玄関があり、そこからしか出入りはできない。中庭といっても地面も壁もコンクリートで使い道は全くない。で、俺の住んでる部屋からはドアがあって中庭に入れる。他の部屋からは不可。その中庭がおかしいんだ。どうおかしいかは説明できないんだが、とにかく中庭にしばらくいると目が回って気分が悪くなる・・・・

序盤からしてどこまでが現実でどこから不思議体験なのかの境界線が不明で、気が付いたらその展開にグイグイ引き込まれることでしょう。長文の上、時間と空間の両方がブッ飛んでいるのにここまできちんと書き上げる報告者の力量に感心させられます。

■■■【08】リョウメンスクナ

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