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この記事は私がまとめました

とにかく映画が大好き。

◆『あなたの名前を呼べたなら』(2019年8月2日公開)

経済発展著しいインドのムンバイ。農村出身のメイド、ラトナの夢はファッションデザイナーだ。夫を亡くした彼女が住み込みで働くのは、建設会社の御曹司アシュヴィンの新婚家庭・・・・。のはずだったが、結婚直前に婚約者の浮気が発覚し破談に。広すぎる高級マンションで暮らす傷心のアシュヴィンを気遣いながら、ラトナは身の回りの世話をしていた。

ある日、彼女がアシュヴィンにあるお願いをした事から、2人の距離が縮まっていくが・・・。

助監督や脚本家としてヨーロッパでも活躍するムンバイ出身の女性監督ロヘナ・ゲラの長編デビュー作。

主人公・ラトナ役を「モンスーン・ウェディング」のティロタマ・ショーム、御曹司のアシュヴィン役を「裁き」のビベーク・ゴーンバルがそれぞれ演じる。

●現在も残るインドの格差社会が描き出されている

経済発展や近代化を遂げ、文化的にも洗練化し続けているインド社会だが、グローバルな視点から見ると、貧富の格差や差別が根強く残っていることも確かだ。

メイドと富豪の恋愛関係というのは、インド社会の昔ながらの常識では“あり得ない”ものなのだという。さらに、近年はインドでも所得格差がさらに広がり、貧困層がいっそう貧しくなっている状況をも本作は示唆している。

監督は、アメリカで大学教育を受け、助監督や脚本家としてヨーロッパでも活躍するムンバイ出身のロヘナ・ゲラ。インドと欧米という二つの視点を持つ彼女が、差別が残るインド社会に変革を起こしたいという情熱で作り上げた本作は、2018年カンヌ国際映画祭批評家週間に出品され、見事GAN基金賞を受賞した。

●この夏必見の一作です!!

◆『シークレット・スーパースター』(2019年8月9日公開)

「きっと、うまくいく」「PK」「ダンガル きっと、つよくなる」などで知られるインド映画界のスター、アーミル・カーンが製作を務め、出演も兼ねたインド映画。

インド最大の音楽賞のステージで歌うことを夢見る14歳の少女インシアだったが、厳格な父親から現実味のない夢だと大反対され、歌うことを禁じられてしまう。それでも歌をあきらめられないインシアは、顔を隠して歌った動画をこっそりと動画サイトにアップ。ネットを通じて彼女の歌声は大人気を博す。やがてインシアは、落ち目の音楽プロデューサー、シャクティ・クマールと出会うこととなるが……。

「ダンガル きっと、つよくなる」のザイラー・ワシームが主人公のインシアを演じ、カーンがシャクティ・クマール役で出演。

インシアの様々な想いを象徴するのが自作の歌の数々だが、揺れる心や母親への想いなど、等身大で胸を打つ珠玉の楽曲は、劇中音楽が重要視されるインドの映画賞でも高く評価された。この映像でインシアが最初に投稿する「Main Kaun Hoon」は国際インド映画アカデミー賞で女性プレイバックシンガー賞を受賞し、インシアがレコーディングで披露する「Nachdi Phira」はインシアのアイデアにより蘇ることになるシャクティがかつて作った名曲で、フィルムフェア賞で同賞を受賞という異例の快挙を果たした。

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