1. まとめトップ

増加する高齢者の運転事故。免許返納を説得する方法3選

近年、高齢者の運転する自動車での事故の急増が問題になっています。ここでは、免許返納を説得する方法を3つまとめました。

更新日: 2019年08月13日

1 お気に入り 397 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

tasxxxさん

高齢者による運転事故は確実に増えつつある

ニュースで度々話題に上るようになった高齢者による運転事故。データを読み解くと、実際に増えてきていることがわかります。

年齢層別の死亡事故件数データを見てみると、年齢に関わらずどの世代でも起きていますが75歳以上になると事故の割合が多くなることがわかります。

単純に件数だけではなく、年齢層別の割合も高い

その平均を見ても75歳未満と以上では倍以上になっています。これだけ75歳以上の高齢者の方が関わる死亡事故が多くなっていることがわかります。

年を追ってみてみると、件数はほぼ横ばい傾向であるが、死亡事故全体に占める構成比は増加傾向。
80歳以上高齢運転者による死亡事故は、件数・構成比ともに増加傾向にあります。

未然の対策が第一。どうやって説得する?

本人が運転を自粛してくれるのが一番ですが、そう簡単にいかないのがこの問題の難しいところ。

1.費用対効果を具体的に訴える

「もう高齢だから」「認知機能が落ちているから」という点からの説得ではなく、ズバリ「お金」のことから切り出したそうです。現在、車を所有していることで費用はどれくらいかかっているのか、支出しているガソリン代、オイル交換代、自動車税、任意保険、車検代、駐車場代などをあげ、具体的な数字とともに提示しました。

単なる一般論だけでは話が平行線に進むことも。具体的な数を出すことが説得効果を上げるポイントになった例です。

加えて、父親が所有している車が古い車であったことも大きな説得要因となりました。新車登録から13年以上が経過した古い車(ガソリン車)は自動車税が割増されています。2015年4月以降はその割増がこれまでの10%から15%へ上がっているのです。長男はこのデメリットも強調しました。

さらに「自治体によっては運転免許の自主返納をすることで、タクシーやバスの割引券配布などの優遇措置がある」とのメリットも伝えました。

運転を続けた際のデメリットに加えて、免許返納した場合のメリットも強調します。

2.専門職等周囲の人とも連携する

時には家族だけでなく、地域の専門職や機関に相談すると意外とスムーズにいくこともあるようです。
大切なのは抱え込んで共倒れにならないこと。

81歳の父に免許を返納させたBさん(会社員)の場合は、運転免許の高齢者講習で引っかかったことが一番の要因だったそうです。ブレーキの反応が悪く、何度も試験をやり直し。(中略)
最終的には運転免許センターの「運転適性相談窓口」に相談。専門機関に繋がることで具体的に話が進み、無事に免許を返納することができたそうです。

運転免許センターの相談窓口に相談して返納に至った例。

検査で認知症の中でもピック病の可能性が高いとわかり、専門医を訪れた時のこと。年配の男性医師が「駐車場でこするようになったらやめ時ですよ。せっかくこれまで事故をおこさずきたのだから、卒業したらいかがですか?」とさらっと言って笑顔を向ける。すると父は「もう運転するのはやめます」と無表情で言った。

ご本人との関係性によっては、医師などの検査の際の助言が効くこともあるようです。

3.自身の運転を意識できるサービスを利用する

そもそも日常の買い出し等生活に車が必要だったり、車がなくなると周囲とのコミュニケーションが減ってしまい認知症の進行につながるおそれがあったり…。
直近で免許返納が不可能な場合も多いのが現状ですよね。

実際の運転結果を元に会話することで、具体的な安全運転への認識を持つことが、事故防止につながります。

車両に取り付ける専用デバイスでドライバーの運転状況をリアルタイムに検知。
日々運転していると気づきにくい危険な運転挙動、車両の現在位置や走行ルートを可視化します。

危険な運転挙動の増減をはじめ、過去の走行データを見直すことで、いつ、どこで、どんな危険挙動が発生したのかを地図でチェックできます。
自身の運転の特徴の気付きにも繋がります。

お知らせメールなどによる指導によって、全国4万人の法人ドライバーの運転リスクを低減させることに成功した実績※があります
※e-テレマ導入1年以上かつ1社100台以上契約先のデータより(2016年6月調べ)

実際に運転者ご本人の意識の変化にも繋がっているようです。

方法はひとつではない

以上で免許返納を説得する方法3選の紹介は終了です。

大切なのは、周りも高齢者ご本人も安心・安全に暮らせること。
ここに挙げた方法に限りませんので、納得できる方法を模索してみてください。

1