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この記事は私がまとめました

XYZWatcherさん

アトピーで苦しんでいる方は少なくないと思います。今まで色んなことを試してみたけどダメだった。ストロイドが欠かせない。そういった方に私の知っている範囲のことをお届けします。

最初に断っておきますが高額商品を買ったりあれやろうこれやろうではなく、「代替する」「買わない」「しない」という方向性のお話です。極端な言い方をすればコストゼロ円できることなので、宜しければご一読を。

■■■【01】そもそもアトピーってなに?

アトピーとは「摩訶不思議な」を表すギリシア語の「atopos」に由来します。1930年代に「アトピー性皮膚炎」という病名が定義され、日本では70-80年頃から原因不明のかゆみ、皮膚炎を訴える患者さんが急増し、社会問題化されたあたりから一般的に知られるようになりました。

■■■【02】他のかゆみや皮膚炎となにが違うの?

例えば「虫に刺された」という場合、原因がはっきりしていますね。なのでその因子を取り除いてやれば虫刺されのかゆみは治ります。ところがアトピーの場合は原因が不明なので対処のしようがない、というのが定説でした。

■■■【03】「清潔にすればアトピーが改善する」は間違い

少しでもアトピーを治そうと毎日お風呂に入ってボディソープで全身をゴシゴシ・・・これではますますアトピーを悪化させてしまいます。

実はお風呂に入る習慣のない発展途上国や高度経済成長以前の日本では、アトピー患者はほとんど見られない(なかった)のです。日本人が清潔さを求め過ぎた結果アトピーを招いてしまったと言えるでしょう。だからといってわざと不潔にしようと言っているのではありません。

■■■【04】昔の人の入浴法はどうだったの?

団塊(またはそれ以上)世代の方は70年頃まで「ネズミが石けん食うので風呂から出たら石けん持ってあがれ」と言われたものです。この頃の石けんは動植物油に由来した、本当に食べても安全なものが主流だったのです。入浴用の石けんのみならず、洗濯用の洗剤も同様。言い換えると今はネズミが見向きもしない危険なものを使ってる、とも言えるのです。

ご年配の方がいたら一度聞いてみて下さい。「そういえば昔はそう言われたけど今は全然聞かないなあ」きっとこういうリアクションになることでしょう。

■■■【05】70-80年代になにが起こった?

食べても安全な動植物油由来の石けんは人体や環境に優しい反面、冷水での溶けが悪い、黄ばみが落ちにくいといった欠点がありました。それらを劇的に向上させたのが石油由来、つまり「合成石けん」「合成洗剤」です。安価に大量生産できることから、瞬く間にこれが市場に溢れてしまいました。「全温度」を売りにした洗剤が広まったのもちょうどこの時期にあたります。

洗浄力が強いということはそれだけ危険度が高い(pHが高い)ということを意味します。健康な方なら耐えられますが、デリケートな方がこれを使用すると皮膚をますます傷つけているのと同じことなのです。

家庭用合成石けん、合成洗剤の普及とリンクするように日本ではアトピー患者が急増しました。私は合成シャンプーに頭皮が拒絶反応を示し、四六時中頭を掻きむしっていたそうです。

特に普通の洗濯機のすすぎでは衣類に洗剤が残存してしまい、完全にすすぎきれないことが分かっています。たとえ僅かな洗剤といえども24時間365日、そのようなものを身にまとっていて肌に良いはずがないのです。

■■■【06】合成石けん、合成洗剤は皮膚の免疫機能を根こそぎはがしている

皮膚は細菌などの外敵から身を守るために一定のバリア機能があります。それを合成石けんでゴシゴシ洗うと免疫力が破壊され、様々な異変が現れるようになります。

それを改善しようとし「もっと清潔にしよう!」とさらに皮膚を破壊し、ますます悪化する。このような悪循環に陥っている方が少なくないはずです。

■■■【07】合成石けん、合成洗剤に依存しないライフスタイルを

長々と書きつらねましたが、ようはアトピーが社会問題化する以前の暮らしに戻すだけで大部分は改善されるということをお伝えしたかったのです。つまり合成石けんや合成洗剤を使わない生活を。

もちろん個人差はありますし100%絶対とは断言できませんが、割と簡単に実行できることなのでぜひ一度、以下の方法をお試しください。

■■■【08】軽傷の方は動植物油由来のものに切り替える

今ではすっかり少なくなった食べても安全な石けん。現在でも全国的に安価に入手できるのはシャボン玉石けんぐらいのものでしょうか。成分は「石けん素地」のみ。

面白いことにボディーソープ、洗濯洗剤、食器用洗剤いずれもこれと全く同じ表記になっています。直接肌を洗うものは薬事法。それ以外の物を洗う場合は家庭用品品質表示法と管轄が異なるだけで、実は中身は全く同じなのです。ようはこれ一つあれば体でも家でも、何でも洗えるということです。

■体を洗う
普通にタオルに泡立てて全身を洗います。ただし一般的な合成石けんに比べ溶解性が遅く、特に暑い夏にぬるめのシャワーでサッと流したくらいでは、肌に残留する恐れがあります。面倒でも浴槽に入る、あるいはちょっと熱めのシャワーで長時間しっかりと洗い流す必要があります。

■髪を洗う
何でも洗える石けんなので、実は髪の毛も洗うことができるのです。ただしほとんどの方は使用後に髪がゴワゴワして不快な思いをするはずです。これは石けんが悪いのではなく、それまで使用していた合成シャンプーやトリートメントが髪の毛に残留し、それと石けんが反応して起こる現象です。これを完全に除去するには数週間~数ヶ月はかかりますが、根気よく続けてみてください。

■衣類を洗う
全く同じ成分の洗濯用粉末洗剤がありますが、上に書いた通り溶解性の遅さは否めません。洗いは時間長めに、洗剤は薄めに、温度は高め(お湯)で行うのが理想です。すすぎも同様で石けんが衣類に残留しないよう、長時間徹底的にすすいで下さい。

■食器を洗う
衣類と同様、高温洗いと長時間すすぎを心掛けます。

■その他
歯磨き粉、ガラスクリーナー、トイレ・フロ掃除等々、身の回りにあるあらゆる合成品を動植物油由来のものに切り替えてみましょう。

■■■【09】重症の方は石けんも使わない

眠れないほどかゆくてかゆくてたまらない。そのような方は石けんすら使わないライフスタイルを実行してみてください。今さら半世紀も前の生活水準に落したくないというお気持ちは分かりますが、その頃の日本にはアトピー患者はほとんどいなかったのです。検討の価値はあると思います。

実はほとんどの汚れはお湯で落ちるのです。以下、個々の具体例についてお伝えします。

■体を洗う
人間の汚れ成分のほとんどは汗、つまり皮脂です。これは体温(36.5度)で溶けることが分かっているので、それ以上(38~40度)のお湯であれば問題なく体を清潔に保つことができます。ただしシャワーだけでは人の手が届かない、汚れが落ちきらない部分が存在する可能性があります。お湯をつけたタオルで全身をなでるように優しく洗い、浴槽にしっかりとつかることをおすすめします。

■髪を洗う
髪も同様で基本的にはお湯だけで汚れを落とすことができますが、女性の場合はリンスにも気を使いたいところ。そういう場合はお酢を使う「酢リンス」が効果絶大です。ネット上にいくらでも情報がありますので、検索してみて下さい。 

■衣類を洗う
衣類もほとんどの汚れはお湯だけできれいになります。洗いは高温のお湯で長時間。その後すすぎも長時間設定するだけでOK。どうしても気になる汚れがあったら部分的に石けん(食べても安全な)で手もみ洗い程度なら問題ないと思われます。その際はさらにすすぎを念入りに。

■食器を洗う
食べ終わった食器はサッと予備洗いした後、洗い桶に熱湯を張って漬け置きします。その後、すすぎながらタワシ等で磨けばOK。カレー等の強い汚れに対しては重曹が有効です。

■その他
歯磨き粉は使わない、あるいは塩で磨く。ガラス、トイレ、フロもお湯だけ、あるいはクエン酸と重曹に切り替える等々、代替方法はネット上にたくさんありますので検索してみて下さい。

■■■【10】なにを根拠にそんなこと言ってるの?

長々とお付き合いいただきありがとうございました。「お前は医者か?」「引用も無しに勝手なこと書いてるんじゃないだろうな?」と思われる方もいると思いますが、実は以下の二冊を主な情報源とし、それを私の中でかみ砕いてまとめてみたのです。

軽傷の方向け。食べても安全なシャボン玉石けんを上手に活用したライフスタイルについて、マンガ形式で分かりやすく伝えています。

同社創業者の森田氏は若い頃に務めていた化学メーカーで、合成洗剤を扱い始めてから肌荒れに悩まされることになります。その後国鉄から依頼を受けて鉄道車両用の非合成洗剤に携わったあたりから肌荒れが軽減。この体験がきっかけとなってシャボン玉石けんを設立。食べても安全な昔ながらの石けんに拘り続けています。

愛知県でいそべクリニックを開業している磯辺善成氏の著書。25000人以上の患者さんと向き合った結果、合成洗剤こそがアトピーの元凶だと述べています。氏が提案するライフスタイルを実行した患者さんの改善レポートも満載で、説得力のある内容となっています。

いわゆるアトピービジネスが日本では蔓延していますね。ハゲと同様に根本的な治療法は確立されているのに、なぜかメディアはそれを伏せているのです。人の不幸につけこんで多額の金をボッタくるやり方はもうウンザリです。

フトンのダニが原因だから布団乾燥機を買え、アミノ酸や乳酸菌が良いからサプリを買え、肉を食いすぎるな、野菜は無農薬有機に限る、和食が良い、遺伝だ、保湿化粧水が良い、軟膏が効く、、、もういい加減にして下さい。和食を食べられない日本以外の国ではもっとアトピーが多いとでも言いたいのですか?肉食主体の北極圏の人々はアトピーだらけなのですか?答えはノーです。

アマゾンやアフリカの奥地で原始的な生活を営んでいる人たちにアトピーなんぞいません。昔の日本人も同様です。それと同じ生活をすれば良いだけじゃないですか。アトピー患者をこれ以上混乱させないで下さい。

患者をステロイド漬けにして半永久的に儲けを企んでいるのか、あるいは単に無知なのか分かりませんがロクでもない皮膚科医が多い一方で、いそべクリニック磯辺善成氏は脱ステロイドまできちんとサポートしてくれる素晴らしいドクターです。一度相談されてみてはいかがでしょう?

アトピーで苦しんでいる方にとってこのページが少しでもお役に立てれば幸いです。

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