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homeearthさん

北朝鮮のミサイル開発はスカッドから始まった。

スカッドは、旧ソ連により開発されたR-11弾道ミサイルと、その改良型に付けられたNATOのコードネームである

スカッドミサイルとパトリオットミサイルの名前が世界中に知れ渡ったのは、1991年の湾岸戦争であった

冷戦時代にはソ連が軍事援助として各国に多数を輸出。その後は、それぞれの国で改良されることになる。構造が比較的単純なので、北朝鮮の技術水準でもそれは可能だった。

北朝鮮は80年代からソ連設計のスカッドB(射程約300km)を国産し、さらにその射程を500kmに伸ばしたスカッドCへと発展させた。現在の射程は約1500kmから2000kmあり、設計上は通常弾頭の他に化学弾頭、生物弾頭、小型核弾頭を搭載できる。

そのスカッドを改良したのが「ノドン」である。

ノドンは1970年代に開発されたソ連のスカッドCの射程延伸型といわれる。

ノドンは基本設計が古いながらも、改良によってその性能を大きく向上させた。

弾道ミサイルでも「短距離」に分類されるノドンの射程は、1,300~2,000kmあり、北朝鮮から発射された場合は、日本の主要都市がほとんどその射程内に入る

。1990年代前半には開発完了、1993年5月29日に試射が行われた。弾頭は日本海の能登半島北方350km 付近に着弾したと考えられていたが、後に日本の陸地上空を飛び越えて太平洋へ落下した可能性が示唆された。北朝鮮はこの直後からノドンの実戦配備を開始したと見られる。

現在は、飛躍的に射程が延びた「火星14号」と呼ばれるICBMが完成している。

ICBMは、米ソ冷戦時代に太平洋を隔てた両国が、相手の大陸に直接攻撃が行えるように開発された超長距離ミサイルの総称である

火星14号が8,000km以上の射程を持つということは、グアムやハワイ、アラスカはもちろん、アメリカ西海岸にも到達する可能性がある。

北朝鮮は自国の弾道ミサイルに「火星」の呼称を使用しており、スカッドBを「火星5号」、スカッドCを「火星6号」、ムスダンを「火星10号」と呼称している

テポドン2号は北朝鮮初のICBM

1990年代にICBMのプロトタイプであるテポドンシリーズを開発、発射実験を行い、2009年にはテポドン2号の改良型である「銀河2号」を打ち上げた。

つい最近では、迎撃されにくい弾道ミサイルも開発されているようだ。

ロシアのイスカンデルと同様、今回の北朝鮮ミサイルも最大高度50キロメートルという低い軌道をとり、野球でいえばライナーのように飛んだ。

70キロメートル以上の高度で迎撃する米海軍イージス艦発射のSM-3では迎撃ができず、40キロメートル以上で迎撃する在韓米軍配備のTHAADでも、迎撃範囲内では高度が下がっているため、まず対応できないだろう。

前回より高度が20キロほど低く、迎撃を避けるためのミサイルの性能を確認するねらいがあったという見方も出ています。

さらに潜水艦発射型弾道ミサイルの新型も

北朝鮮は潜水艦発射型弾道ミサイル「北極星1」を持っているが、さらに高性能の「北極星3」を開発中とみられる。

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