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書き手必読!プロ作家が書いた小説の指南書

世の中には小説の書き方をまとめた指南書がたくさんあります。でも大抵はプロ作家ではない人物が書いていて、参考になるかどうかわかりませんよね。そこで本まとめでは、プロ作家が綴った小説の書き方本だけをまとめています。人気のある作家ばかりなので、きっと参考になるはず!

更新日: 2020年05月03日

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gesyutarutoさん

■ミステリー編

著者:赤川次郎

トリックやストーリーの作り方などを自作を交えて解説したエッセイ本。

コナン・ドイルやディクスン・カー、アガサ・クリスティといった海外作家作品の分析論もあり。

赤川次郎ファンには堪らない一冊だと言える。

ミステリ評論と銘打ってありますが、他の作品に言及しながら赤川氏自身のミステリに対する考え方が分かるファンには堪らない本

実際の短編が作者のコメント(「ここではまだトリックを考えていない」とか「ここらへんで考え始める」など)つきで収録されていて面白い

編者:江戸川 乱歩 松本清張

大御所作家が編者を務めた本。ミステリーの書き方や考え方などをまとめたもので、松本清張氏の「創作ノート」も収録されている。

さらには中島河太郎氏の「推理小説の歴史」、植草甚一氏の「推理小説とスリラー映画」なども載っている。

推理小説の簡単な歴史の概説から医学的な見地まで。松本清張の創作ノートはそれなりに価値のある一品か

批評眼が高まった貴方は、裏読みしたり、そりゃ違うだろう、その結末は納得しねえ という厳しい視点を持ち、、もはやミステリー小説の最高検事や裁判官になること、間違いなしでしょう

著者:日本推理作家協会

日本推理作家協会所属の推理作家たちが、インタビューに答える形で自らのノウハウを余すところなく公開している。

第一線で活躍している推理作家の考えを知ることができるため、ミステリーファンなら読んで損はない一冊だ。

作家さん多数の創作に関するエッセイやインタビューの詰め合わせ本で、とても美味しい

乙一氏のプロット作りや北方謙三氏の削った文体、綾辻行人氏・我孫子武丸氏のトリック論などミステリを読む上でも勉強になる

著者:アメリカ探偵作家クラブ 編集:ローレンス・トリート

レックス・スタウト氏やロス・マクドナルド氏といったアメリカの人気作家たちが、プロットやキャラの作り方、ストーリー構成や発想法などについて語った一冊である。

人物描写や視点、会話の展開の仕方、文体の選択など、ミステリーファンだけでなく小説家志望のためにもなる本だと思う

「なぜ書くのか」「アイデアの見つけ方」「いつ、どんなふうにして書くか」「ステレオタイプを避けよ」「つまずきの処理法」「ミステリーの秘訣」であり、多くの作家の回答がぎっしりつまっている

著者:都筑道夫

小説の書き方について記した一冊。ミステリィ指南と銘打たれているが、怪奇や幻想、SFにも言及している。


実用的なテクニックから読み方のコツまで、役立つ情報がまとめられたミステリーファン向けの指南書となっている。

奇怪小説、パロディ、SFの指南書。作者がどのように一冊を書き上げるのかがわかりおもしろい

実用的なテクニックを実例をあげて紹介していてとてもためになった

■ライトノベル編

著者:冲方丁

大人気ラノベ作家が、ライトノベルの書き方をまとめた指南書。著者の代表的な作品のプロットや創作過程が載っている。たとえば「マルドゥック・スクランブル」、「カオス・レギオン」など。

著者の作品を読んでおけば、より気づきを得られる指南書だと言える。

「マルドゥック・スクランブル」、「カオス・レギオン」、「蒼弓のファフナー」、の3大タイトルのプロットが公開されていて、読み物として単純に面白かった

書き方というよりも、この作者さんが作品を書いた時の流れを振り返る本という感じだったので、読んでも文章の技術などは上がらないと思う

著者:五代ゆう 榊一郎

二人の人気作家が、小説を書く心構えなどを語る。対談形式でまとめられているので分かりやすい。

さらにプロットや創作家庭、書き下ろし小説なども収録されている。この書き下ろし小説は対談の中で出たアイデアを基にしているため、非常に実践的だ。

ビジネス文書の書き方のように、決まったパターンや方式は書かれていないので、自分なりのノウハウを構築したい人が参考にするための本と言えそう

小説の書き方というよりその前の段階、心構えとお話を思い付くには…という部分にスポットを当てています

■売れる小説編

著者:貴志祐介

作者自身の創作術をまとめた本。売れる小説の書き方に焦点を当てている。

小説を書くコツや注意すべき点など、エンタテイメント作品を作るにあたって必要なことが書かれている。

この本は小説執筆の方法を系統的に語るというより、作者が執筆するにあたって気を付けていることを、つまり秘訣やコツを一つ一つ説明していく感じのハウツー本

小説がどのようにしてできるのか、作者がどのようなことに注意を払いながら書いているのかということがよくわかる。特にアイデアの捕まえ方、プロットの作り方のところを興味深く読んだ

著者:大沢在昌

大沢氏が作家志望者を募り、彼らを指導した際の講座内容をまとめた一冊。

「一人称の書き方」や「キャラクター造形」などが項目別に分けられており、非常に実践的な内容になっている。

なおデビュー後に生き残るための方法についても言及されている。

小説の書き方を述べた本は多々ありますが。これほど充実した内容は過去になかったのではないでしょうか

ただの作法書ではなく、12人の生徒に対する講座という形も面白い。かなり厳しいことも言っているはずなのに、読んでいると自分でも小説を書きたくてウズウズしてくる。不思議だ

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