品川の自宅までの道のり、冷や汗と脂汗が止まらず、自宅に着いてすぐ封筒を開けた。
手紙が入っていた。手紙というよりも小説に近い分量の文字数だった。
びっしりと小さく細かい字で、虫が這うように。とても丁寧に書きこんである。
全てを書き写したいが、まだ様子を見たい。安全とは思えないから。
とりあえずかいつまんで話すと、Wもあの夜、すごい悪夢を見たらしい。
全身が中から引きずり込まれるような夢。
それもへその裏側から吸い込まれるような夢だという。
おれが帰った日、WはJの身重の恋人をひとりで待つも、Jが予定時刻を過ぎても帰ってこない。

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