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<閲覧注意>身の毛もよだつ本当にあった長編怖い話まとめ(82)

<閲覧注意>身の毛もよだつ本当にあった長編怖い話をまとめました。

更新日: 2019年08月28日

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<閲覧注意>身の毛もよだつ本当にあった長編怖い話をまとめました。

kent303さん

本の蟲

年末、図書館にて
年明けに提出するレポートの追い込みに入っていた。
ギリギリまで現地調査ばかり行ってて、肝心の文章にまとめてなかった。
私の課題は四国の風土、郷土史に関するモノで、
この一年間いろんな所に行った。 そのどれも、オカルトチックな場所で、
先日も故・宜保愛子先生が霊視したとかいう
大きな池に行ってきたばかりでした。
元来ビビリ性の私が好き好んでそんな所に行ったりはしないのですが
研究室の相方や助教授が画策して心霊スポットばかり行き先に選ぶ。
そんな話。

ウチの大学のウリは無駄に大きい図書館で、
一般の誰でも入れるのだが、いつもガラガラだった。
私がPCを高速でタイプしている向かい側で
助教授の泉先生が分厚い本を読んでいる。
冬休み中の図書館の鍵は泉先生が管理していた。
相方..私の彼女も、隣で本を読んだりして初めは静かにしていたが、
すぐに飽きたのか 私と先生にちょっかいをかけはじめる。
小動物の様なウザさだ。
ノーリアクションの先生に相方は「あははー 先生は本の虫ですねぇ」と言った。
すると泉先生は「居るよ?」と本から視線を上げ
「本当に居るよ、本の蟲は」と言う。
「まぁ生き物じゃないから『在る』と言う方が正しいか..」
と栞を挟んで読書を中断する。

「図書館に寄贈される本の中には、
 タイトルも内容も書かれていない白紙の本が入っていて
 殆どの人がそれに気づかないんだ。
 どんなに管理の厳しい図書館でも必ず一冊は入っているらしい
 もちろんワザト入れてるんだけど..」

先生は周りの本棚を見渡し、
「これだけたくさんの本があるんだから、
本から思念や言霊が染み出してきてもおかしくは無い。
 それを『本の蟲』っていうんだけど、そいつらは精神衛生上
 人体にあまり宜しくない働きをする。知恵熱だとか焦燥感とか。
 時には命に係わる..
 それらを集める為に白紙の本を置いておくらしい」
そう言うと先生は背を向け本棚に向かい何かを探し始めた

「始めは白紙のその本なんだけど、ずっと置いておくと
 『本の蟲』がたくさん集まって来て 遂には白紙じゃなくなるんだ。
  文字の書かれた本になる。」

また与太話を..と思っていると
「ああ、『在った』」
先生は振り向いて
「在ったよ、本の蟲の――」
そう言うと、一冊の本を持って来た。

ハードカバーでタイトルは書かれてない。
かなり古いのか紙面は茶黄色く変色している。先生は相方に手渡し
人差し指を立て「どう?面白そうだよ?」と言った。
受け取った彼女は訝しがりながらも嬉々として読み始める。

黙って静かに読みふけっている。おかげで私の作業ははかどったし
先生も静かに読書が出来た。
夕方になり作業も殆ど終わったので、そろそろ帰るよ?と聞くが返事が無い。
どれだけ集中してるんだろう、覗き込んで見ると私は「ギョッ」とする。

彼女は延々と白紙のページを繰っていた。
ただ、まるでそこに文字が書いてるかのように目線は白紙を追っている。
「せ、先生!?」慌てて聞く。
「ああ、そろそろ良いか。」と言うと泉先生は彼女の前までやって来て
目の前で『パンッ!』と猫だましをした。
彼女は我にかえる。先生は本をひょいと取り上げると、

「もう閉館だよ、帰りなさい。」と言った。

相方が「まだ読み終わってないので また来ます」と言うと

「ああ、また来るのは構わないが君、図書館では静かにしなさい。
 張り紙にも書いてあるだろう..
     どうしてかわかるかい?」

当たり前のことを聞く。
私「周りの人がビックリするからですか?」

「いや、それもあるけど
    『本の蟲』がビックリして目を覚ますからだ」

後日、相方が続きを読むために図書館に行ったが、
件の本は見つからなかったそうだ。
泉先生に聞くと
「やだな、只の暗示だよ、暗示。 『おもしろい本だよ~』ってサ」
とあっけらかんに答えた。が
どうも腑に落ちなかった、彼女が読んでいた白紙の本は何だったのか
当の本人が内容については話したがらなかったが

「ウチが暗示なんか掛かるか!  ...アレは―――」
と仕切りに悔しそうにしてたのが印象的でした。 。

魔法使いが増えている

一つ投下してみる。

この板の人が知ってるかは知らんけど、一時期馬鹿系の板で流行った話がある。
「30歳をすぎて童貞だと、魔法使いになれる」という話だ。
もとはそういうエロゲーがあって、そこのサイトの紹介の仕方が馬鹿で面白くて、
「俺あと三年で魔法使いお!」「やっべ、明日魔法使えるようになるww」とか、まあ某板で遊ばれてた訳なんだ。

そんで友達にねらーがいて、そういうネタ大好きの奴がいるんだ。職業はフリーライター。
職業柄色んな人に会ってて、面白い話が聞けたりするんで重宝しているんだけど、そいつがある日、こんな事を言い出した。
「30歳をすぎて童貞だと、魔法使いになれる」って話。あれがあながち嘘でもないらしい、と。
おいおい、いくらなんでもありえねー、とか言って俺は最初馬鹿にしてたんだけど、そいつが詳しい話をしてくれて、
それが結構真実味あってすげー怖かった。

なんでもその友達が、協会でいわゆる本物の能力者、みたいなのとして有名な人を一度取材した事があり、その時の話らしい。
凄い力を持ってるいる人で、地位もそれなりに高い人なんだと。で友達は緊張しながら会いに行ったらしいんだが、
意外ときさくな人で、色んな面白い話を聞かせてくたれた。
その一つがこの話。

どういう流れでそうなったのかは知らないが、友達が、そういやネットで、
「30歳をすぎて童貞だと、魔法使いになれる」とかいう話があるんですけど、どう思いますかw みたいな感じで聞いたらしい。
笑いを取ろうとして言ったらしいんだが、以外にもその人の答えは「ありえますね」という真面目なものだった。
「え?」って感じで話を聞くと、何でもあらゆる宗教・宗派で、人間の堕落の象徴とされるのが、食欲、睡欲、性欲の三つなんだそうだ。

例えばカトリックは異性との成功を穢れたものとして禁止しているし、日本のお寺なんかでも、修行の際には食・睡・性に厳しい戒律をつくり、心身を鍛えている。
そして童貞という事は、そのうちの性欲を禁じる修行を知らず知らずの内にしているのと同じ事なのらしい。
つまりは、厳しい戒律に身を置くカトリックや、修行僧などに近い存在に当たるのらしい。

もっと凄いのは、日本のオタク。あれが本当にやばいらしい。
例えば、ゲームオタク。一人で部屋にヒキこもって、ひたすらゲームだけやってるオタクとかいるじゃないか。
食事もほとんど取らず、ほとんど寝ず、無論そんなオタクに彼女いる訳でもなく、生涯童貞。
三つの欲に極限まで耐え、一心不乱にゲームとはいえ集中する。いわばその行為は、もはや即身仏として生きたまま神になった者達や、聖地で厳しい修行を律す聖者達と変わらないらしい。

「当然、開眼する、まあわかりやすく言うと、悟りを開く者、そういうのも出てくるだろうね。
素質やその人の性質もあるだろうし、全員がそうなる訳ではないだろうけど、普通の人よりかなり高い確立で目覚める者がいるのは確か。
更に厄介なのは、そういう目覚め方した者が、大体まともな性格をしていない事だね。
本来、厳しい修行の果てに、おだやかな性格を持って手にするはずの力を、歪んだ性格の者が、自覚無しに手にしている。
昨今、こういう輩が増えているのを感じる。世界が歪んで来ているのもそのせいだろね」
と言われたそうだ。


ちょっと背筋に寒いものが走らないか。

外灯の下に

八月も終わったこの時期に、
この夏経験したマジ洒落にならなかった話をひとつ。

大学のサークルの仲間数人と他の大学で交流のあるサークル数人、
合計12人(全員男)で某所にキャンプに行く事になった。
大型ワゴン1台に6人。ムーブ1台に4人。バイク2台にそれぞれ1人。
キャンプ地まで車で入れたので目的の場所に車をとめたのが昼の3時半頃。
設営やバーベキューの用意をしたり、
近くにある川で釣りしたり子供みたいに水をかけあって遊んだりして過ごした。
日が暮れてバーベキュー開始。
みんな酒も入っていろいろな話題で盛り上がったが俺は下戸なので飲まなかった。
それが後に悲劇を招く事に…。

何時間か飲んで食って騒いで過ごし、
持ってきた花火でまた騒いで、だいたい落ち着いたのは11時くらいだったと思う。
酔いつぶれた数人を除いて色々駄弁りながら片付けをした。
全て終わった時にはもう日付が変わっていた。
やれやれと一息ついてまたどうでもいい話をしていると、
サークルリーダーが飲み物が無いから買って来ると言い始めた。
しかしかなり顔も真っ赤で一目で酔っているとわかるほどの状態。
しかし飲み物が無いのもいけないし、と行こうとするリーダー。
酒気帯び運転で事故ってもいけないと、一滴も飲んでない俺がその役を買って出た。
俺はバイクで行ったので買出しもバイクで行く事にして、
財布だけを手にバイクで出発した。

最寄りのコンビニは往復40分はかかるだろうな、と思い、自販機がどこかにあれば、
それでいいだろうと道を走ったが結局コンビニまで行く事になった。
適当に買出しをしてついでに氷も買って袋につめてバイクに乗る。
夜道は暗いし、深夜で車も人通りも少なく言い知れない恐怖を感じてしまう。
何も出なければいいのに…と思いながらバイクを走らせていると、
夜道に転々とある外灯の下に人影がひとつ立っているような気がして、
思いっきりビビった。見間違いだろうと思いなおしてバイクを飛ばす。
しかしまた少し走った先にある外灯にまた人が立っている。
俯いて、ただそこに立っていた。
滅茶苦茶背筋がひやっとして、冷や汗かきながらアクセルふかした。
しかしまた行った先に同じように人が立っていた。
もう俺は見てない、気付いてない、と自分に言い聞かせ、
早く仲間の待つところへ帰りたい…と思いながら必死に飛ばして飛ばした。

テント設営地への細い道もバイクを走らせた。(本当は手で押すべき道)
目印となる小さな電灯を見つけ、ほっとしてバイクを止める。
そしてバイクから降りておして歩いて皆が居るはずの広場に向かった。

しかし、そこには誰も居なかった。
誰一人いない。
車も無い。
テントもない。
人がいた気配も跡形も無い。

とにかくもう真っ暗闇でさっき見たものもあって恐くて恐くて。
わけがわからなくてただ呆然と立ち尽くすしかなかった。
仲間の携帯に連絡を入れても返答は無い。
パニック状態の俺。とりあえず移動してみようとしたその時……
俺の携帯が鳴った。
真っ暗闇の山の中、突然流れてくる着メロは恐い。
非通知着信のその電話。恐る恐る出てみると…
男の笑い声。そして低い声で…

「お・か・え・り…」




声の主は仲間の1人だった。
酔いも手伝って全員揃って俺をハメたらしい。
一斉に片付けをして俺が帰ってくる前に隠れたと言う。
さらに数人が面白がって外灯の下に立っていたのだそうで。
怪談でもなんでもないが、
俺にとっては死ぬほど洒落にならない話だった。

ナビの導く道

あれはもう三年くらい前になるかな。
俺と彼女で伊豆に泊まりで遊びに行ったときの話だ。

天気も良く西湘をドライブしながら伊豆方面へと向かった。
途中までは快適に進んだんだが、熱海を過ぎた頃からナビが
おかしくなっちまった。一応、目的地をインプットしてあったん
だが、グルグルと画面が回転している状態が続いた。

おかしいなぁ、壊れたか?
海沿いじゃなくて山越えルートにしたのは失敗だったか。
周りも何もなくひたすら1本の山道が続いているだけだった。
平日のせいか、対向車も後続車もない。

仕方が無いのでマップルを引っ張り出して、彼女にサポート
してもらう。俺も山越えルートは初めてだったんで道がよく
わからない。ゆっくり出てきたのでそろそろ夕方だ。あたりも暗くなりつつある。

まいったな、これじゃ時間通りに宿に着かないな。
携帯を見ると思いっきり圏外だ。。。
それでもひたすら山道を進むとYの字に分かれていた。
困ったことに標識が無い。路肩に車を止め、どっちだ?と二人
で問答。ナビの現在地は八王子を指している。。。(アホナビ!)
仕方が無いので右へ進むことにした。


これがすべての間違いだった。

あたりはすっかり暗くなり車のライトなしでは本当の闇だ。
当然ながら街灯もない。しばらく進むと車がガタガタと揺れ始
めた。あれ?この道って舗装してないのか?今どき?
しばらくの間、緩やかな下り坂をガタガタと進んで行くと今度
は三叉路に出た。標識というか、随分古い感じの案内板が立っ
ていたが字が消えかかっててよく見えない。。。

どうする?
どうしよう・・・戻る?
ここでもしばらく問答。と、その時、目の前を1台の車が横切
った。その車は三叉路を右から左の道へと受け流すように進ん
で行った。久しぶりに自分達以外の車に出会った嬉しさからか、
俺らも勢いで左の道へ急発進した。きっとあの車に着いて行け
ば街まで出られる!勝手にそう思い込んで、前をゆく車を見失わないように進んだ。

しかし前の車、異常に速い。どこかの豆腐店並みだ。どんな車
なのかとよく見る。白いセダンだがどこのメーカーか不明だ。
よほど足回りをいじってあるのか?色々と考えていると彼女が変なことを言い始めた。

ねぇ、あれって・・・どこのナンバー?
ん?ナンバー?ナンバーがどした?・・・

確かにナンバープレートはあった。そして数字も書いてある。
しばらく見ていて何やら違和感を覚えた。ナンバーは問題ない
のだが、陸運局の地名?が見たこともない名前だったんだ。
何やら昔の略していない複雑な漢字3文字だ。3文字とも難しくて読めなかった。

あんな地名あったか?九州のほうかな?
えー・・・あんな名前聞いたことないじょ・・・

(翳欝嚢 ←こんなイメージ・・・)

そんな事を考えていたせいか、気がついたら前の車が見えなく
なっていた。あれ?どこかに曲がる道でもあったのかな?
キツネにつつまれたような奇妙な感じだったが、目印となる
車がいなくなってしまい、再び不安感がこみ上げてきた。
もはや先に進んでいいのか戻ったほうがいいのか、俺達には
わからなくなっていた。ナビは所沢を指していた。。。

と、遥か先に明かりが見えた。
やった、街だ!やっぱこの道で正解だったべ?
この時ばかりはホッと安心し二人で喜んだ。そして車を進める
と、さっき見えた明かりは民宿?の灯りだったことがわかった。
俺達は道を聞くために車を止め、二人で降りて民宿の中に入った。
中には親切そうなおばちゃんがいて、抜ける道を教えてくれた。

お礼を言い、車に乗り込むと何か聞こえる。
ん?何だ?どこからか音楽が聞こえね? え、あ、ホントだ・・・
よく見ると民宿の隣に建ってる家?から聞こえてきているようだ
った。あれじゃ近所迷惑だな、とか言いながら民宿を後にした。

でもさー、あの民宿、すごく臭くなかった?
え?そうだった?俺、全然気がつかなかったわ。
アンタ、蓄膿だからね・・・なんか生臭かったよー魚みたいな。
そっかー、客用の仕込み中だったのかな?

その時だった。
目の前を何かが横切った。咄嗟に急ブレーキ。
鹿か?馬か?ヘッドライトに照らされて一瞬見えたような気が
するがハッキリとわからなかった。しかし白い何かだというの
は見えた。そして冷や汗をかいてる俺に彼女が言った。

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