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<閲覧注意>身の毛もよだつ本当にあった長編怖い話まとめ(86)

<閲覧注意>身の毛もよだつ本当にあった長編怖い話をまとめました。

更新日: 2019年08月28日

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<閲覧注意>身の毛もよだつ本当にあった長編怖い話をまとめました。

kent303さん

唯一の救い

初めて書き込みします。
下手な文章、ご容赦下さい。
祖父の体験談です。
祖父は青森県の某漁港でイカ釣り漁をしています。その日も夜から沖に出てイカ釣り用の照明を点灯させました。真夜中です。
照明の光に誘われて集まってくるイカを、等間隔に釣り針の付いた糸を何本も垂らして一気に釣り上げるのです。
糸を巻き上げるリールが勢いよく回り、船上に沢山のイカが上がってきます。
順調に回り続けるリールの中で一つだけ巻き上げが極端に遅いものがありました。
故障か?と思い祖父が様子を見に近づくと、ゆっくりながらも止まることなく糸は上がってきています。
流木でも引っ掛けたか?とリールの巻き上げ速度を上げたところ、照明に照らされた海中で何やら黒いモヤモヤしたものが、
こちらに近づいてくるのが見えました。

水面下ギリギリの それ を見た瞬間、祖父は恐怖と戸惑いで軽く目眩がしたそうです。
そして、それが勢いよく船のヘリに這い上がって来たそうです!。

セーラー服を着た髪の長い女の子でした。

驚いた祖父でしたが、すぐに冷静さを取り戻し、女の子を丁寧に引き上げ、
毛布でくるみ、陸に戻って漁業組合のホール内に寝かせ、お線香をあげました。
・・・この遺体を引取りに来た警察の話では、その日の昼間に青森県から北海道へ行くフェリーで修学旅行中の女生徒が
一人飛び降りたそうです。自殺だったそうです。おそらくその子じゃないか?という話でした。
実際、身元確認の結果 その子でした。

祖父が言うには漁業をやっていると、希ですが水死体に遭遇することが何度かあったそうです。
しかし今思うと、この時の出来事が一番ゾッとしたそうです。
「海ん中から上がって来た時、目が合った。こっちを見ながら上がってきた。」
「片腕を伸ばして船に上がって来る様が、まるで生きてるように見えた。
それぐらい遺体は綺麗だった。」と言っていました。
自殺は悲しく不幸な事だと思います。
ただ、彼女は魚に食われたり腐敗することなく綺麗なまま家族の元に帰れたのが少しでも救いになる事を願ってやみません。
合掌

グダグダ文章 失礼しました。

錆びたナイフ

「錆びたナイフ」という恐い話を中学生の妹から聞きました。
クラスではやっているそうです。

オギノという背が低く、風俗の呼び込みや使い走りをやっている人がいた。
彼は住み込みではたらいていて、頭が悪いのか給料もあまりはらってもらえないでいた。
あるとき、お店のお金を数千円使ってしまったか何かして、店にバレた。
店の人は彼をいつも虫けらのように扱っていたから、このときは
ものすごく怒って、空き地へつれだし、めちゃくちゃリンチをかけようとした。
まず、ボロぎれを口につっこみ、声を出なくさせ、腕を押さえつけて、指のつめを
ニッパーではがしにかかった。あばれるし、うまくはがせないので、そぐ感じにな
った。そのうち、店の人がまた数人加わって、10人近い男女が加わった。
彼の両手のつめがなくなることには、まわりの人間はなぜか残虐なことをしている
という気もうせて、エスカレートしていった。

一人が、錆びた折りたたみ式のナイフがおちているのを見つけたので、次に彼の歯のすきまに
いれ勢いよくねじった。
もうそのころには、まわりはそれを見て笑うようになった。
それから耳や頬を切り取ろうとしたが、錆びたナイフなのでなかなか切れなくて、
肉をちぎりきる感じになっていた。切っている人は、そのときは血まみれになりながらも、
楽しそうにおこなっていった。顔中血だらけで、反応が鈍くなったので、周囲の誰かが
かつらを作ろうと言い始めて、最後に彼の頭の皮にきりこみをいれていった。
そのとき、またオギノの意識が戻って、大声で絶叫し始めたので、彼をその
空き地の横の家と家のすきまに放り込んで、ダンボールをかぶせ、リンチを終えた。
しかし、彼は建物のすきまづたいにはってきて、反対側の道路に出てきたところを
新聞配達の人に発見され、病院に収容された。

かろうじて命をとりとめたが、顔は無残で、口も耳も使えず、発狂していた。
オギノはそのうち病院を脱け出し、その後の行方はわからなくなっている。
しかし、リンチにかかわった風俗店の人間も、その後、発狂し電車に飛び込んだり、
首をつったりした。また行方不明になったものもいて、その後、リンチのおこなわれた
場所で、肉のついた爪や、歯、頭皮が大量にうめられているのが見つかり、
また血のついた錆びたナイフが転がっていた。
行方不明になる前の女のひとりは、真夜中に友人に、家に帰ってきたらベランダに人がいる、
こっちを見て口を大きく開けて絶叫している、という半狂乱の電話をかけてきて、その後、
いなくなった。

ベジタリアンの友人

私の友人の話。友人と私は特に仲が良いって訳でもなく、幼稚園から高校、そして就職した会社が
一緒だった。
友人は私と違って快活で、正義感が強くていつも彼の周りには人が集まってきます。
そんな彼は、就職した会社でも、同期の私を含めて他の同僚とは一線を画す程の存在でした。

先輩や上司からはすぐに戦力としていろんな仕事を任されたりしました。
彼が弱点を持っているとしたら、強いていうなら彼がベジタリアンであること。
今のように、多様なライフスタイルを尊重するという時代ではありませんでした。

会社の飲み会や取引先との食事では、それが少しハンデになるかと思いましたが、
彼は持ち前の人当たりの良さで、その場その場を切り抜けているようでした。
しかし、社内の飲み会のとき、一人の先輩が悪ふざけをしました。

友人が席を離れた隙を狙って彼が食べている生春巻きにゴーヤチャンプルの細切りの肉を仕込みました。
私や他の同僚は止めるよう言いましたが、先輩は「俺が肉の美味しさを教えてやる」、と言ってきかなかった。
私たちも、まあ口に入れて気づいたら吐き出すかな、くらいに思ってました。

トイレから帰ってきた友人が席についた。
もともとテーブル上の皿のうち、食べられる物が限られているので、彼はすぐに例の生春巻きを口に入れました。
しばらく噛んだ後違和感を覚えたのか、食い口を注意深くのぞき、
細い肉が垂れているのをまじまじと目を見開いて確認しました。

「な、どうだうまいだろう?あんまり好き嫌いしていると幸せを知らずに生きていくんだぞ。俺が、
食わしてやったんだから、もうかっこつけてベジタリアンとか、やめろや」と、先輩が言った。
友人は、目を見開いたまま先輩に顔を向けた。
そして、静かに口の中のものを皿に出し、「おまえが?」と声にならないような声で先輩に訊いた。

私でさえ見たことのない形相に周りの空気が凍り付く。
友人は、一転してうろたえる先輩の顔面を殴った。そして掴み掛かる。
私たちが慌てて止めに入るも完全に気が振れていて、力が尋常でない。

友人は、鼻が折れて血だらけになっている先輩に「なんでこんなことをおおおお!」と
ずっと胸ぐらをつかんで揺さぶっていました。
そしてその手がやがて先輩の首を絞める方向に力をこめ出したところで、やっと引き離すことが出来た。

後日、友人は退職届けを出した。
私や現場に居合わせていた同僚で上司に説明し、彼が会社に残れるような措置がとれないか
掛け合ったが、友人自身の意思が固く結局彼は会社をさりました。

例の先輩は怪我が治る間、療養という名の謹慎処分を受けて、その後何事もないような顔をして復帰。
友人に対する恨み言を私に言ってくるようなことがありましたから、反省はしていない様子。

数ヶ月後、あの事件を皆が忘れかけていた頃、先輩の死体が会社近くのゴミ置き場に捨ててありま
した。
顔は原形をなくし、口には大量の生ゴミが詰め込まれていたという。

マカツチ山

夏ももうすぐ終わるし、季節ものを語らせてもらうか。
ちょっと長くなりますが、ご勘弁を。

小・中学校と同級生で、今も付き合いのある友人Aの話。
Aの家は神主で、よくAや俺、その他の友達と神社で虫取りしたりサッカーして遊んでた。
Aの親父に車に乗せてもらって、海やプールにも行ったな。
Aの親父は見た目はヤ〇ザみたいなコワモテ。
普段はアロハシャツにサングラス、パンチパーマといういかにもな容姿。
体格も良くって、神主の格好をしてないときは絶対堅気に見えなかったなぁ。

小学校5年生の8月30日、もうすぐ夏休みも終わっちまうって日に、Aから電話がかかってきた。
「今日うちでお泊り会しないか?」
「するする!他には誰がくる?」
「YとTとS。花火とスイカ用意してあるから、絶対来いよー」
「わかった、お母さんに話すからちょっと待ってて」
俺はこれまでにも何回かAの家に泊まりに行ったことがあって、母の許可は簡単に下りた。
昼飯を食べたら市民プールに集合、プールで遊んだらAの家へということとなった。

プールでひとしきり遊びAの家に着くと、Aの親父が出迎えてくれた。
「おー、いらっしゃい。今日は夕飯寿司だぞ」
相変わらずコワモテだが気さくなおっさんだ。
それから俺たちはゲームしたり漫画読んだりスイカ食べたりと、夏休み最後の思い出作りに勤しんだ。

夕飯の後、Aがマカツチ山に探検に行こうと言いだした。
神社の裏手には子供たちがマカツチ山とか赤土山と呼ぶ小さな山がある。
山と言っても高さは10メートルそこそこの丘だが、杉林になっていて夜は薄気味悪さ抜群だ。

おまけに子供たちの間では、首つり自殺があったとか殺人事件があったとかのアヤシゲな噂が絶えない。
そこに探検、要はみんなで肝試しに行こうと言うわけだ。
俺も含めみんなノリノリ、二つ返事でOKだ。だが夜中に子供だけで出歩いたら、
Aの親父にブン殴られかねない。夜中大人が寝てからこっそりと抜け出すことにした。

午前1時くらいだったか。いつの間にか俺は寝ていたが、俺はAに揺す振られて目を覚ました。
Aを含む他の4人も、眠そうな顔をしていたが既に起きている。
「父さんも母さんももう寝てる。行くぞ」
ソロリソロリと足音を立てないように俺たちは外に出た。

懐中電灯を持ったAとYの二人が前、その後ろに俺とTとSが続く。
神社の境内を抜け、マカツチ山にたどり着いた。
「山の裏っ側の道祖神に、一人ずつ名前を書いた石を置いてくるんだ。
明日見に行って自分の石が無い奴がビビりだぞぉ」
この肝試しのルールを考案したYがニヤニヤと説明した。

じゃんけんで順番を決め、T、S、Y、A、俺という順番になった。
「よっしゃ、行ってくる!」
Tは気合を入れて出発したが、声は心なしか震えていた気がする。
俺も正直怖かったが、小学生とは言え男の見栄だ。そんなことは言えない。
10分程して、Tが戻ってきた。

「いやー、楽勝楽勝。大したこと無いな。おいS、早く行けよ」
「オッケ、任せとけ」
TとSはこの5人の中でも割と無鉄砲な性格で、あまり躊躇無い様子だった。
しかし10分経っても15分経っても、Sが帰ってこない。
段々心配になった俺たちは、みんなでSを探しに行くことにした。

道祖神までは一本道なのだが、どこにもSがいない。
これはヤバいぞとみんなが青ざめだした途端、急に体がダルくなってきた。
風邪をひいたとき悪寒が走る、あんな感じだ。
みんなガタガタ震え、言い出しっぺのAやYは泣き出しそうだった。

「あっ、S!」突然Tが叫んだ。Tは道祖神とは道を挟んで反対側にある池を指さし、走り出した。
Tの指さす方向を見ると、なんと池の中にSが突っ立っている。
いや、Sはゆっくりと池の深い部分へと歩いていた。
池の周りにある立ち入り禁止の柵を無視して、俺たちはSにダッシュで近づいた。
Sは心ここに在らずな様子だったが、Tが頬っぺたに平手打ちをくらわすと、ハッとした様子で我に返った。
「あれ、みんなどうしたん?」
「どうしたじゃねーよ、なんでこんなとこにいるんだよ!」
「いや…なんか突然入りたくなって…」
要領の得ないSを引っ張って、俺たちは水の冷たさと悪寒に震えながらA宅へと戻った。

Aの家に着くと玄関の明かりがついており、Aの親父さんが怒った様子で立っていた。
「お前ら、マカツチ山に行ったな?」
「…ごめんなさい」
「バカタレどもが。目をつぶれ」
ギュッと目を閉じると、皆頭にゲンコツをゴチンと1発ずつ食らった。
Aの親父のゲンコツはめちゃくちゃ痛かったが、殴られると同時にスッと例の悪寒が無くなった。
その後は特に怒られたりもせず、俺たちはさっさと寝た。

2学期になってから、Sにあの日のことを詳しく聞いた。
「道祖神に石を置いたら、後ろから何かに引っ張られた気がした。
気づいたら池の中に立ってて、周りにお前らがいた」
Sの話はいつの間にかクラス中、学校中に知れ渡り、マカツチ山には新たな噂が一つ追加されたのだった。
前々からマカツチ山には一人で行かないように!と先生から注意されていたが、
この頃から更にキツく言われるようになった気がする。

それから15年経った。
マガツチ山は俺が高校生の頃に切り崩され、デカいマンションが建って今に至る。
池も埋め立てられ、マンションの中庭になっている。
今年のお盆に実家に帰ったとき母から聞いたんだが、
マンションではここ数年で3件も転落事故が起きてるそうだ。
それを聞いて、15年前の夏の体験を思い出したと言うわけ。
以上。

歪な理想郷

『 歪な理想郷 』


売れない絵描きであるY氏は、煮詰まった仕事の疲れを癒そうと、ある山中に分け入った。
しかし、山の奥深くで道に迷ってしまった。空腹で動けない。
もうダメだ、と諦めかけたその時、森の奥から食べ物の匂いがしてきた。
鼻から脳に染み渡る命の息吹の香しさ。Y氏の脚に力がみなぎってきた。

森を抜けると、そこには集落があった。
集落では、住人たちが腕によりをかけた料理を振る舞い、皆で舌鼓を打っていた。
住人たちは暖かく迎え入れてくれ、Y氏も馳走にあずからせてもらう事が出来た。

こんな山奥の小さな集落だというのに、豊富な食材に事欠かないらしく、食卓の上には色とりどりの皿が並び、五感を潤してくれた。
子供たちは笑顔で食べ物を頬張り、放し飼いにされている動物たちも、その恩恵を受けていた。
また、この集落には貨幣というものが存在しなかったが、各住人がそれぞれ得意の献立を持っており、料理を作っては他の住人にも振舞っていたので、明日の糧の心配をする事なく、難無く食にありつけた。まさに、理想郷であった。

Y氏はそんな集落がすっかり気に入り、帰るのも忘れ居ついてしまった。
自身も山へ山菜や茸を取りに行っては、料理の腕を振るい、皆にも食べてもらっていた。
だが、そんな夢のような生活は長くは続かなかった。

ある日、Y氏はいつものように周辺の山へと山菜採りに行った。
しかし、足を滑らせ崖下へと落ちてしまった。足を挫いてどうにも動けない。
そこへ運良く人が通りがかった。集落で見た事がある顔だ。

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