ほっとした彼は、さっきの老人にお礼を言おうと振り返った
だけどそこには誰も居なかった
彼女に聞いても、老人など見なかったと言う
道を逸れ、林の中を歩く途中、木の根っこに足が引っかかって転んだのだと言う
彼が呼んでいる声も聞こえなかったし、誰も通らなかったので本当に怖かったのだ、と

その後、彼女は足を捻挫までは行かないが怪我してしまったので
結局その日は、近くのロッジに泊まったのだそうだ
彼女とは無事に仲直りして、次の日に下山した

その後、彼は単独登山も続けながら、彼女との登山も楽しむ事になる
勿論、彼女のペースを守って

数年後、彼らは結婚し、熟年と言われる年齢になった今も
時々近所の山に登るんだそうだ

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