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<閲覧注意>身の毛もよだつ本当にあった長編怖い話まとめ(91)

<閲覧注意>身の毛もよだつ本当にあった長編怖い話をまとめました。

更新日: 2019年08月29日

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<閲覧注意>身の毛もよだつ本当にあった長編怖い話をまとめました。

kent303さん

六甲山の入口

これは僕の専門学校時の講師に来ていた先生が実際に体験した、しゃれにならない話です。

昔の六甲山は入口に大きな大木が生えていたそうです。
普通は大木の左側を通って行くのですが、右側も通ろうと思えば通れるのだそうです。
男4人でドライブに行きました。2ドアの車で先生は助手席に乗っていたそうです。
「おい、あの木の右側通って入ったら幽霊が出るって知ってるか?」ドライバーがみんなにそう語りはじめます。
みんななんとなくその噂は知っていました。「通ろっか?」
!!!!
「やめとけ。何もわざわざ通ることないやんけ!!」先生はそう言って反論したのですが、ハンドルをにぎいっているのは彼。
「こわがってるんか?出るんやっても車を停めんかったらええやんけ。ふっふっふ」そう言いながら強引に右側に進入しました。
誰もそんな物好きはいないのでしょう。長々と生えた雑草を踏み倒して通過していきました。

「なっ、なんも無いやんけ。」
そういって車内はまたくだらない話題で充満してきました。
しばらく走っていると路肩に女の子が一人とぼとぼと歩いています。
「おい、女の子がいるで。ナンパしよ。」男4人集まるとすぐにこういうノリになってしまいます。
おおかた彼氏とドライブに出かけケンカでもして車から降りたのでしょう。
「お姉ちゃん!どないしたん? 乗せてったろか? 歩いて下まではしんどいで」
女の子は何も言わずに項垂れています。
「なっ、遠慮することないやんけ。乗りな。」そういって後部座席に女の子を挟む形で乗り込みました。
さすがに2ドアの車に5人は窮屈です。
しかし、女の子が加わったことで車内は一気に活気づきました。落ち込んでいる女の子を笑わせようと後ろの2人が必死になって冗談を連発するのです。
みんなはゲラゲラとバカ笑いです。
ようやく女の子も落ち着いたのでしょう、また我々に逆に気を遣ってくれたのでしょうか?顔に笑顔が戻りました。
ニコニコ聞いています。

しかし、次第に車内が静かになってきました。
後部二人の冗談がやんでいるのです。
(おかしい。何かがおかしい。この女の子、さっきからニコニコしてるけど、一言も口きいてないやんけ。。)
どうやらそのことにみんなが気付いたのでしょう。
しーんと静まりかえる車内に、女の子だけがあいかわらずニコニコしています。
(・・・・やばいっ!こいつ人間と違う!!!)
そう思った瞬間、ニコニコしていた女の子が急に一転し、ゲラゲラと白目をむいて笑い始めたのです。
うわぁ!! 
と、同時に口から血が吹き出るように飛び散り、後部座席は一瞬にして血の海となったのです。
ぎゃぁぁぁ~~~~!!!
驚いた運転手と先生は車から飛び出して逃げたのですが、
「あかん!お前!! あいつら逃げとらへん!!!」
そう、2ドアのため後部座席からは容易に出ることが出来ないのです。
「どないすんねん!」

「あほぉ!ほっとけへんやろ!」
そして、二人は恐る恐る車に戻ってみることにしました。
車はヘッドライトを着けて、ドアをあけたままの姿でそこにあります。
耳をすましてみても何も聞こえてきません。
辺りは何事もなかったようにシーンと静まりかえっています。
車内にも物陰はありません。
そっと車内を覗いて見ると、さっきの女の子の姿は既にありませんでしたが、
1人が完全に気を失っており、もう一人は放心状態でヘラヘラ笑っているのです。
今でも後部座席の一人は、精神がおかしくなったまま病院通いを続けているそうです。
ところがこの話はこれで終わりではないのです。

数年後、そんなことも忘れていた先生は、ある日違う友人達とドライブに出かけたそうです。
「なぁおまえ、ここの大木、右側通っていったら血まみれの女の子に会うって知ってるけ?」突然友人がそんなことを話始めた。
「!!! あほぅ・・・・・。だ、誰がそんなこと言うてたんや?」先生の顔色がかわる。
「いや、聞いたウワサや。。ハハハ。なんや、おまえも知ってたんか・・・」
「・・・・・。」
「おもろそうやな。通ってみるで」
「あほぅ!! やめとけ!! 通るんやったらワシ降ろして一人で行け!!」 
「なにおこってんねん!おもんないなぁ。・・・なんやコワイんか?」
「コワイ。やめてくれ。」
「大丈夫や。昼間やし」そういって友人はいきなりハンドルを切ると、強引に大木の右側を通ってしまった。
「うわぁ、やめとけ言うてるやろっ!!  ・・・・・ボケが。」
「へっへっへ。」
「・・・・。あんなぁ、おまえは知らんで当たり前やけどなぁ。そのウワサの出所はワシや。」
「?! ハ??」

「だいぶん聞いてる話がかわってるみたいやけどな、」そう言って先生は数年前の出来事を友人に話始めた。
「・・・ヤバイわ。通ってしもたやんけ。」
友人は話を聞き終わる頃には、すでに恐怖がこみ上げていた。
「・・・ボケが。」
「ど、どないすんねん!」
「知らんわ!アホ!・・・・とにかく、もし女の子が居たとしても絶対に車を停めるな!絶対にやぞ!!目も合わすな。
そこに居ると意識するな。」
そして二人は無言のままドライブを続けた。
しばらく走ったところで先生の緊張が高まった。
(アカン・・・。おる。絶対におる!!。)
「おるぞ。おまえ、、、、、感じ、、、るか?」
「・・・・。」友人は黙ってうなづく。
心拍数が上がる・・・・その瞬間!
「あっ!!」
そう、通過するその一瞬、ニヤニヤ笑う彼女とすれ違ったのです。
先生は思わずバックミラーに目をやりました。

(おったんや・・・。)
「おまえ見えたか?」
「わ、わからん。そやけど、、バリバリ鳥肌、、、、立ってるわ」
「おったんや。すれ違ごた。・・・・あほっ!振り向くな!! そのまま走れ!」
というお話。先生は何かに怯えながらボソボソと話してくれました。
よくありそうな話でよく出来ているような感じがしたのですが、ところどころ人間臭さがあり、それが妙に真実味を感じさせていました。
多分、僕の文章ではそういう微妙なニュアンスが伝わらないかもしれませんね。
ちなみに今は道路も舗装され大木は伐採されております。

〇〇駅にむかって

空気読めてませんが中3の時のお話

高校受験もあり、遊べるのが最後の夏休み
なんかイベントをしようと皆で考えたあげく、車持ちの先輩に頼んで心霊スポットに行く事になった。
場所は地元(札幌)から少し離れた支笏湖にある廃ホテル
メンツは漏れ、友達、先輩そして先輩の彼女とその女友達(A、B)2人。合わせて6人
漏れと友人は年上の女と遊ぶ機会などなく、めくるめく夜のドラマを期待してますたw

期待するような事は何一つ無く、順調に目的地に到着( ´_ゝ`)
すでに深夜一時を過ぎており、あたりは真っ暗・・・・・・
先輩「確かなーあっちだっけ?」
頼りない言葉で皆を誘導しつつ、徒歩で林の中へ・・・
よーく目をこらすと、奥の方に建物が・・・(((((;゚Д゚)ガクガクブルブル
ええかっこしいの漏れと友達は、一番乗りで潜入!
そこはホールのような場所だった、足元にはは枯葉や草、ゴミなどで埋め尽くされていて
「え。。べつに。。。怖くないじゃないっすか」と先輩を煽ろうとした瞬間
上から人の声が・・・しかも若い女・・・・・・
先輩「あ、アオカンか!?説教してやる!」
と、歩き出した時後からドサッっと何かが落ちたような音
皆で振り返ると一人の女の子(A)が倒れている・・・・
これはマズイって事で車まで運び、家まで送ることになった

30分くらい経った頃だろうか、急にAが目を覚ました
先輩「おいおい、大丈夫かー?」
先輩の彼女「具合悪かったならもっと早く言ってくれればいいのにー」
彼女の友達B「そうだよ~気使ってたの?」など声をかけても、なんの返事もない・・・
顔を覗きこむと、ものすごい目が血走ってる。しかも口の周りヨダレびちゃびちゃ
ウヒャー絶対憑かれてるコレ(・∀・)皆がそう思った
「西区の〇〇駅にむかって!!!!!」
車内なのでもっと小さい声でいいですよ。って思う程大きな声でAさんが叫んだ

先輩「ってかお前の家東区じゃん?何しにいくの・・・?」
Aさん「もう旦那刑期終えて帰ってるころだから・・・・・・・」
詳しい話しを聞くとどうやら婚前旅行でホテルにきたが、そこで旦那に殺された人が憑いてしまったらしい
いっこうに出ていく気配がなく、段々命令口調になってくAさん
ヤヴァイと思った先輩が学校の仏教担当の先生に電話(こーゆう時のために携帯の番号聞いてたらしいw
漏れや友達は「絶対出るわけないっすよー」等言ってましたがワンコールで出ました(;´Д`)
その先生曰く虫のしらせみたいなもんがあったらしい。。
結局先生の自宅(寺)に連れて行ったんだけど、その時Aさんは白目&痙攣状態・・・
先生「お前等!この子死ぬかもしれんぞ!!!はよ親に電話してこい!!!」

言われた通りに家に電話するもイタ電だと思われ二回ほど切られる (ノд-。)
結局先生に電話してもらい、向こうの親も半泣きで寺に到着・・・・
なんとかお払いをして、大事にはいたらなかったものの2時間ほど説教をうけますた
Aさんは数日前に彼氏にふられたばかりで、そこで思念と言うか波長があって憑かれたらしいです

土着の社神の建替え

晩秋の頃。

山奥の村の畑の畦に建つ社の建替えを請け負った。
親方は他の大きな現場で忙しく、他の弟子も親方の手伝いで手が離せない。
結局、俺はその仕事を一人で行うように指示された。
その社は寺社のような大掛かりな建物ではなく、こぢんまりとした
人一人が入るのがやっとの大きさで、中に親子の狐の石像が祭られている社だ。
一応稲荷と言えるが、地元の年寄りが掃除をする位の土着の社神である。
良く手入れはされているものの、ここ何十年以上も手が入っておらず痛みは激しい。
そこで、近所の農家のお年寄りがお金を出し合って建替える事にしたのだ。

小さいと言っても建替えとなればまとまったお金は要る。
農家のお年寄りが出せる精一杯の額だろうが、その額は材料代にも満たない額。
しかし親方は、「ようがす。これでやりましょう。」と引き受けた。
馴染みの稲荷神社の神主さんにお願いし、祈祷をして貰った翌日。
車に道具と荷物を積み、現場へと向かう。お社の前でお祈りをしてから社の中に入ってみると、
仔狐を背中に乗せ、ちょこんと座っている可愛らしい親子の狐像が鎮座していた。
手を合わせ、「お狐様、しばらく仮住まいに移って下さいませ」とお願いし、
弟弟子と一緒に丁寧に拭き上げ、そっと運び出す。
前もって造ってあるミニ社を畦道の片隅に置き、そっと親子狐様を安置した。

翌日からは俺一人で仕事に向かう。お社を丁寧に解体し、使える材料を選り分ける。
昼飯は近所のおばあちゃんが交代で弁当を持ってきてくれる。
昔ながらの田舎弁当が嬉しい。十時と三時には漬物でお茶だ。ほっと一息つく、至福の時である。
ある日のお茶の時間、一人のおばあちゃんが
「○○ちゃん、わしらの出したおぜぜじゃあホントは足らんのじゃろう」と言って来た。
「そんことは気にしなくて良いんですよ。親方がやる、と決めたんだから問題ないです」
「すまんのう、ただ働きみたいな事させちまって…」
「俺達は、ただ金の為にこの仕事してるんじゃ有りませんから心配しないで下さいね。」
おばあちゃん達は涙ぐみながら、「あんがとね、あんがとね」と繰り返した。

そんな経緯もあり、俺の仕事に更に気合が入った。
金や名誉より、人や神様仏様との触れ合いや心の繋がりこそがこの仕事の醍醐味なんだと改めて感じた。
そして、そろそろ初雪が来るだろうとおばあちゃんたちが話す中、お社は完成した。
その夜親方に完成報告をし、翌日同行して確認して貰える様お願いした。

翌朝起きると、とうとう降りて来た初雪で家の周りは一面の銀世界。
「ホントにギリギリだったな…」と呟き仕事場に向かう。
すると、親方が玄関の前にしゃがみ込んで首を傾げている。
「おはようございます。玄関先でしゃがみ込んでどうしたんですか」
「おう、おはよう。○○、こりゃなんだと思う?」サクサクと雪を踏みしめながら玄関に向かう。
すると、親方の前には幅広の笹の葉に乗った古銭がじゃらっと置いてある。

「なんですか、こりゃ?」「わかんねえ。朝起きたら有ったんだ。」
ふと周りを見回すと、獣の足跡が大小二つ、雪の上についている。
俺ははっとして、その足跡を追ってみると、お社の有る村の方から続いている。
「親方、この足跡見てください。」足跡を見て、親方がはっとした顔をしてから顔を綻ばせた。
「おう、なるほどなぁ...義理堅い稲荷様だなぁ。こんなに貰っちゃあ、これ以上頂くワケにゃいかねえな。」
親方は俺の顔を見て、にやっと笑う。「さ。行くべか!」「はい!」
俺達は車に乗り込むと、小さな足跡を追うように車を走らせた。

山宿の怪

祖母の法事があり、先日、十数年ぶりに故郷の山奥の町に帰ってみました。
法事の後宴会があり、そこで遠縁の爺さんに面白い話を聞いたので書いてみます。
爺さんはその町から、更に車で一時間ばかり走る村のひとですが
(今では温泉街だってことでそっちの村の方が栄えているんですけど)その村で代々、温泉宿を経営しているそうです。
以下、爺さんが未だ壮年の頃の話ですが、便宜上、爺さんと記します。

昭和30年頃の事件だっていうから、まあ、そんなに昔ではない。
腹心だと信じていた番頭の、多額の横領が発覚した事が、この事件の発端。
先代から奉公してくれていた男で、信頼していたんだが、まあ、仕方ない。
クビを言い渡した。

すると、その番頭は逆恨みをしたらしく、
「先代から誠心誠意尽くして来た自分をクビにするなんて、当代は鬼だ畜生だ。
 自分はこれから川に身投げをして自殺するが、 この山宿の主の仕打ちは許さない。末代までも祟ってやる、思い知れ。」
という内容の置き手紙を残して、姿を消してしまったそうな。

元々、東京の大学も出てるインテリだった爺さんは、最初
「何を、科学全盛の今の世に、前近代的な恨み言を抜かしおって。」
と、遺書に書かれた呪詛の言葉なんか全く気にしなかったそうだ。
…だが、やがて本当に怪異が始まった。まず、複数の従業員が、
「夜中の岩風呂から誰かがいる気配がする。」
「泊まり客がいないはずの離れから夜中に物音が聞こえる。」
「隣町で、死んだはずの番頭さんの姿を見た。」
みたいな事を言い出した。

勿論、従業員にはキツく箝口令を敷いたのだが、次第に泊まり客からも
「夜寝ていると、部屋の中を誰かが歩いている。」
「真っ暗なのに、誰かが便所を使っている気配がする。」
「廊下の曲がり角から、青い顔の幽霊がこちらを覗いていた。」
「部屋を空けている間に物が動いていたり、無くなったりする。」
などと苦情が出始めた。

近隣の鉱山町の住人が主なお客と云う事もあり、アッという間に噂は広まった。
そうなると、信用第一の旅館商売、とたんに客足が減り始めた。
悪い事に地元の田舎新聞はおろか、誰から聞いたか全国紙の週刊誌までが
「山宿の怪」と題したゴシップ記事を掲載し、面白怖く騒ぎ立てた。
そんな騒ぎが2年も続き、爺さんは本気で廃業を考えたそうな。
(今ならオカルト旅館って銘打って逆に売り出せそうな気がするけど…)

打つ手もなく焦燥した毎日を送る爺さんに、ある日警察から連絡が入った。
隣町で無銭飲食の老人を捕まえたのだが、貴方に身元引受人をお願いしたい、と言っている。との事。爺さんが不審に思いながらも警察に出頭すると…

信じられない事に、あの番頭が、頭を掻きながら小さくなって座っている。

番頭は、確かに腹いせに呪詛に満ちた置き手紙を書いて出奔したが
死ぬ気なんか更々無く、いずれ見返してやると結構前向きに考えていたらしい。
新しい職場を求めて近場の都市へ意気揚々と出てみたが、多少の商才はあっても、所詮は田舎の山宿の番頭程度の就労経験しかない、初老の男に世間は世知辛く再就職の道は険しかった。

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