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ホントのところ歯医者さんって儲かるの?って話

30年くらい前から「歯医者は過剰」という理由で「廃業している」とマスコミで騒がれていましたが、私の周りでは新しい歯医者さんが開業していました。また、高級車に乗っている歯医者さんもいます。いったい真実はどこにあるのでしょう。

更新日: 2019年09月07日

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30年くらい前から「歯医者は過剰」という理由で「廃業している」とマスコミで騒がれていましたが、私の周りでは新しい歯医者さんが開業していました。また、高級車に乗っている歯医者さんもいます。いったい真実はどこにあるのでしょう。

m.satoakiさん

歯科医になるには

通常、歯科医師になるには、歯科大学や大学の歯学部で6年間の教育を受け、、歯科医師国家試験に合格し、歯科医師資格(免許)を取得しなければなりません。

2006年4月からは資格取得後、研修施設の指定を受けた病院・診療所などで1年以上の臨床研修が義務付けられています。

【歯科医師と医師の違い】
基本的に歯科医師は歯学部を、医師は医学部を卒業した者がなることが出来ます。教育年限は6年間で、その教育内容には共通点と相違点があります。基礎科目(解剖学・生理学・病理学他)では、歯学部でも医学部と同様に全身のことを学びます。

歯科医の数とコンビニの数

「歯科診療所の数はコンビニの店舗数よりも多い」

この現象はいまに始まったことではなく、かなり前からそうだったのである。1993年時点での歯科診療所は5万5906カ所で、2万2852店のコンビニの2倍以上もあった。その差は縮まりつつあるものの、2017年時点でもコンビニより1万653カ所も多い

「すでに飽和状態」(歯科診療所関係者)というのが、この世界での常識

コンビニ業界と同様に、歯科診療所の世界でも激しいサバイバル競争

07年までは恒常的に「開設・再開」が「廃止・休止」を上回っていたのだが、08年以降は後者が前者を上回る“逆転現象”を引きこす年が表れるようになった。

17年時点で廃止・休止した歯科診療所の数を、単純に「1年=365日」で割ると、1日当たり5.9カ所の歯科診療所が脱落していった計算になる。

歯学部の偏差値は低い

医学部の難易度は、私立でも最低60以上の偏差値が求められる非常に厳しい一般入試を突破しなければなりません。

いっぽう、歯学部の場合は、学費の安い国公立はセンター試験75%以上かつ偏差値60程度の偏差値が必要な大学も多いですが、地方国立大学であれば偏差値55でも目指せるので医学部に比べて難易度は下がります。

特に私立歯学部は難易度が著しく下がり、偏差値40程度でも合格することが可能です。

私立歯科御三家として有名な日本歯科大学・日本大学・東京歯科でも偏差値55程度なので、医学部に比べると遥かに合格が容易となります。

よく医学部を多浪の末、合格できずに歯学部へ進学する人もいるくらい難易度に関しては医学部に大きく差をつけられている

出典https://医学部.jp/kiso/dentistry.php

最近の国公立は医学部受験に失敗した人達の滑り止め、という側面が浮き彫りになってきてしまっている。

⇒ 偏差値が低い理由

実際に低いのは、私立の歯科大学です。国公立の歯学部はそれほど低くはありません。

現在私立の歯科大学はそのほとんどが定員割れで、追加募集でも定員を満たせていない状況だからです。だから、私立の歯科大学に関しては、どこの大学でも良いなら、願書出して試験の答案に名前さえ書けば合格となる

理由はいろいろ考えられますが、やはり大きいのが、歯科医師の収入が低いということが一番大きな理由。

歯科医師という職業に魅力がないため、歯科医師になろうという学生が少なくなる・・・偏差値が下がる

さらに私立の歯科大学は、6年間の学費等が、3000~4000万くらいかかります。
大金かけて歯医者にして、それで全然稼げないっていうんじゃ、私立の歯科大学に行きたがらなくなるのは当然

こうして日本の歯科大学はめちゃくちゃ偏差値が低い・・・というかもはや偏差値などない状態になっている

10年ほど前から、偏差値が低い歯科大の定員割れが目立っている。理由は歯科医師の将来性と、社会的な評価の低さ

歯科医師数が過剰になっている状況を受けて、国は各歯科大に定員減らしを要請したが、対応が鈍かった。高額な学費に経営が依存していたので、定員減らしは死活問題だったからだ。

そこで国は、歯科医師・国家試験の合格者数を抑制する方針をとった。

結果、合格者数は平均で6割前後、最も低い歯科大では「24.3%」しかない状況になってしまった。

歯科医師国家試験の合格率

第112回歯科医師国家試験は、2019年2月2日と3日に施行された。合格率は63.7%、新卒者の合格率は79.4%。平均合格率は、国立が79.9%、公立が75.4%、私立が59.0%

歯科医の年収

⇒ 平成7年

開業歯科医を5ブロックに分けたときの月収平均です。(2007年)

0~20% ----- 15,7万円
20~40% ----- 76,3万円
40~60% ----- 109,9万円
60~80% ----- 153,0万円
80~100% ----- 260,9万円

真ん中で109,9万ですが、実際の人数的なボリュームを表す、中央値では103万円です。年収で約1200万円。かなり高年収ですね。しかし場所によってはかなり厳しい現状もあり、地方で歯科医師が過剰な地域などでは開業医の年収500万をきる地域もあります。

出典hisaka.info/dr/reality/

⇒ 平成27年

歯学部はコンビニより多いと揶揄されるように全国に7万件あると言われている歯科医院は競争の激化によって収入は二極化しています。

歯科医師の平均年収は、平成27年の賃金構造基本統計調査によると平均653万円となっており、サラリーマン平均年収400万円程度と比較すると高いとは言えます。

ただし、年収300万円台から年収3000万円以上の歯科医師が存在するなど、年収は大きく開きがある

出典https://医学部.jp/kiso/dentistry.php

⇒ 平成29年

勤務医 平均年収 621万円
開業医 収益差額 1,188万円

開業医は収益差額の全てが直接的な収入となるわけではないので注意が必要です。

現役歯医者のお話

歯医者は儲かりそうだ、若い女の子にいつも囲まれていて羨ましい、外車に乗れそうだ・・・だから俺は歯医者に成りたい。そんな理由で歯医者を目指そうとしたら、大変な間違いです。


歯医者が儲かっていたのは、遠い昔の話です。どこの歯科医院にも患者が溢れ、歯が入った時に、「はい、〇〇万円です。」てな調子で現金はガッポガッポ入るは、税金は優遇税制でほとんど払わなくていいはで、ホンとに歯医者は儲かりました。

しかし、それは40年位前の話です。今の歯医者は、平均的には、普通のサラリーマンと大差ない所得です。本当の話です。

平均がそれ位ですから、中には食っていけない歯医者もいます。当然、未だに、昔と同じような状態の歯医者もいますが(しかし、ほんの一握りですが)。なぜその様になったかと言うと、ひとえに歯医者が多くなったからです。

最後に、興味深いサイトがありました

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