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「スタートアップ企業」ってなぁ~んだ?の件

最近よく見聞きする「スタートアップ」という言葉。時代の先端を走っている雰囲気は伝わりますが、詳しい内容まではわからない人もいるのではないでしょうか。

更新日: 2019年09月07日

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最近よく見聞きする「スタートアップ」という言葉。時代の先端を走っている雰囲気は伝わりますが、詳しい内容まではわからない人もいるのではないでしょうか。

m.satoakiさん

「スタートアップ企業」とは

スタートアップ企業は、企業形態を指す言葉ではありません。簡単に言うと、新たなビジネスモデルを開発する起業で、市場を開拓する段階にあるもの。一般的に、創業から2~3年程度の起業を指すことが多い

アメリカのIT関連企業が集まるシリコンバレーにて使われる言葉で、インターネット関連企業に多い傾向があります。

特徴として、短期間で急激に成長を遂げるという点があります。また、企業の目的として、これまでに市場に存在しなかった新しいビジネスを掲げていることが多い

新しいと言うだけでなく「世の中に新しい価値をプラスし、人びとの役に立つ」物がほとんど。

つまり、「イノベーション」の観点があるか、「社会貢献」を目的にしているかというのがスタートアップ企業と名乗るための条件

⇒ 成功率

アメリカの起業家養成スクール「Yコンビネーター」の創業者、ポール・グレアム氏によれば、スタートアップの成功は7%しかなく(成功の定義は最低40億円以上の企業価値をつけること)、DropboxやAirbnbなどのように大化けする確率は0.3%ほどしかないそうです。

起業の成功率は低く、資金調達が仮に出来たとしても10社のうち6社は倒産。3社はあまり利益が出ず、上場や大企業に買われて利益が出るのは1社だと言われている

「ベンチャー企業」との違い

スタートアップとは、アメリカのシリコンバレーで生まれた言葉です。

日本では、設立6年以内、従業員50人以下の比較的歴史の浅い小規模な会社をスタートアップと呼びがちですが、アメリカでは違います。

アメリカでは、設立年数や会社の規模は関係なく、今までにない全く新しいビジネスモデルを開発し、短期間で急成長を成し遂げる集団のことをスタートアップと定義しています。

日本でいうベンチャー企業(造語)とは、新しい技術や知識を軸に、大企業では実施しずらい小回りの効く経営や、思い切った決断をする中小企業のこと。

スタートアップとベンチャーの違いは、それぞれの企業が設定している「ゴール」。

ベンチャーの場合、中長期的に課題解決に取り組んでいますが、スタートアップは短期間でのEXIT(エグジット)を目的にしています。

*EXITの説明
ベンチャービジネスや企業再生において、創業者やファンド(Venture Capitalや再生ファンドなど)が株式を売却し、利益を手にすること。

EXITの方法としては、株式公開、株式譲渡、経営陣による会社の買収など。

「ベンチャーキャピタル」と「スタートアップ」の関係

ベンチャーキャピタル(以下、VC)がスタートアップに与える影響は、資金面や経営面において大きい。

昨年マザーズに上場した「メルカリ」や「ラクスル」においては、上場時に約50%の株式をVCが保有しているほどだ。それほどの保有率になると経営陣に対し自分たちの意見を提言することができ、企業経営に影響を与える可能性もある。

【VCのビジネスモデル】
VCとは、成長が見込めるスタートアップに対して、出資を行い、イグジットの際にリターンを得る投資会社である。莫大な資金はリミテッドパートナー(有限責任組合員。以下、LP)と呼ばれる投資者を募ることで生まれ、集まった資金を元にスタートアップへ出資を行う。

VCはスタートアップへの出資を行う代わりに、出資先企業から株式の一部を受け取る。その後、出資されたスタートアップが上場したり、M&Aされた際に価値の上がった株式を売却、買った当初の株価の差額分をキャピタルゲイン(利益)として受け取る。

スタートアップの成長段階

⇒ 例1

企業が成長していく過程をしばしば各ステージに分けることがあります。特にIPOを目指す企業においてはよくこの言葉が使われます。*人によって少し分け方は異なります

(1)シード
起業の準備段階の時期です。ビジネスをするにあたってどのような商品を取り扱うのかを検討していきます。また市場調査をして需要を測定していきます。事業計画書を作成するのもこの時期です。

(2)アーリー
設備投資や研究開発などに多額の資金を必要としてきます。イメージでは、売上高が2億円以下で従業員も10人以下の発展・成長途上の企業がこのステージに該当します。そのため従業員と経営者の距離もまだとても近いです。

(3)ミドル
ようやく事業が少しずつ軌道が乗ってくる頃です。業種やビジネスモデルにもよりますが、例えば売上高が5億円を上回り急激に成長していきます。

(4)レイター
株式上場を検討する時期になります。業種やビジネスモデルにもよりますが、例えば売上高が30~50億円を越えて従業員も50~100以上抱えている企業が当てはまります。

社会的信用も確立されているので融資において大きな問題は基本的にはありません。

⇒ 例2

スタートアップの成長段階を表す用語として、「シード」、「アーリー」、「グロース」といったものがあります。

・シード
起業前の段階を指します。
コンセプトやビジネスモデルは決まっているものの、まだ具体的な製品やサービスの実現ができていない段階。
あまり資金需要はありませんが、マーケットの調査費用、人件費や会社の設立費用などで資金が必要になる場合もあります。

・アーリー
起業直後の段階を指します。
立ち上げた事業が軌道に乗るまでは会社として赤字が続きますが、事業を進める上で資金は必要になります。

この段階の企業は既に事業に着手しているため、シードの企業と比べ投資のリスクが高い。

・グロース
事業が軌道に乗り始め、売上も伸びていく段階を指します。

順調に売上が伸びれば黒字化する企業が出てくる。しかし、会社の規模拡大に伴い、人件費や設備投資も必要。

この段階に差し掛かれば、企業はある程度の実績を持っていることになるので、VCも積極的に投資を行う段階。

よって、複数のベンチャーキャピタルからの資金調達を検討することもできます。

スタートアップ企業成功事例

起業が失敗する理由

■【失敗する理由その1】資金が不足していた
■【失敗する理由その2】事業計画書をきちんと作成しなかった
■【失敗する理由その3】起業の目的が明確ではなかった
■【失敗する理由その4】市場調査が不十分だった
■【失敗する理由その5】宣伝・広告が十分ではなかった
■【失敗する理由その6】経営に関する知識が足りなかった
■【失敗する理由その7】仲間内での遊びの延長で始めてしまった
■【失敗する理由その8】責任を負う覚悟ができていなかった
■【失敗する理由その9】未経験の業界で起業した
■【失敗する理由その10】成功している起業家を模倣した
■【失敗する理由その11】助成金だけを頼りにしていた
■【失敗する理由その12】ランニングコストが高額になった
■【失敗する理由その13】過去の成功体験に固執している
■【失敗する理由その14】商品やサービスに独自性がなかった
■【失敗する理由その15】人間関係が悪化してしまった

出典https://found-er.com/column/start-business/2313/

成功するのは一握り

スタートアップが失敗する確率は93%「僕らはゆっくり40年間働く代わりに、4年間限りなくハードに働く」

アマゾンの創業者で現在は投資家や世間の批判など笑って受け流すジェフ・ベゾス氏でさえ、アマゾンを創業する前、資金を提供してくれる両親に対して、成功する確率は30%しかなく、70%の確率でお金が返ってこないリスクを正直に伝えたと言います。

ナイキの創業者フィル・ナイトは、「レストランを開きたいと思っても、厨房で、23時間働く覚悟がないのだったら辞めた方がいい。」と述べています

スターバックスCEOのハワード・ショルツは、企業が上手くいかない理由は「市場に負けるのではなく、みずからに負けるからだ。」と断言している

市場から消えたスタートアップ

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